素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

夏恒例

2016年08月06日 18時34分58秒 | 日記
毎年夏恒例の戦隊とライダーの映画を観て来たんですが。

ジュウオウジャー。

話自体は至極単純。
地球を破壊しようとする悪をジュウオウジャーが倒すだけ。

でも、敵役の悪っぷりを丁寧に描くことと、ジュウオウジャーのチームワークと、ジュウオウジャーの勝利を信じる人々という小道具。
それらを適切に使うことで普通に面白い映画に仕上がってましたよ。
特に敵の基地の動力源が子供の泣き声から発せられるエネルギー、ってのが良かったね。
実に悪として分かりやすく、タメを作りやすい小道具。
で、物語の終盤で子供たちが泣かず耐えはじめ、敵にエネルギーがいかなくなるとか。
分かりやすいけど、それゆえアツイ演出ですわな。

まぁジュウオウジャー自体、「敵を悪辣に描く」「ヒーローにカッコイイ武器を使わせる」「絵的にカッコイイ技を出す」等。
基本の部分で頑張ってる戦隊だと思いますので、らしい映画だといえばらしい映画でしたかな。


ゴースト。

いい加減、仙人のおっちゃんを仲間扱いするのは止めないか?

見てて思うんですけど。
救えたはずのタケルの命を、自分の目的のためにどうなるか分からない不安定な状況に追い込んだと判明した時点で。

いやね、理由があったのは分かるけどさ。

仮面ライダーゴーストって、人の命はその命の持ち主だけのものじゃない、皆繋がってるんだ!ってのをテーマに練り込んでるライダーなわけでしょ?

だったら、タケルの命も大事にしなきゃいけないと思うんですけどね。
目的のためにタケルの命を軽んじたおっちゃんの行いは、NG行動のはず。
だって、皆繋がってるんでしょ?

そういうライダーなんだから、今のまんまでおっちゃん、何を大きな顔して仲間ヅラしているのか。
やったことだけ見たら、ハッキリいってタケルに土下座して詫びなければならないような罪だと思うんだけど。
と、見てて思いました。


映画自体は面白かったですよ。
ラスボスの敵仮面ライダーかっこよかったし。

百目巨人と同じ名前のアランの兄、アルゴスですが。
最終形態が孔雀モチーフのライダーというのが色々とかかってて良かった。

確か百目巨人アルゴスも孔雀と縁が深いんですよね。
100個の眼魂の物語の敵ライダーとして、実にらしいデザインだと思いましたわ。
100個の眼魂が映える。