素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

イツワリノユウジョウ

2016年08月05日 19時49分18秒 | 日記
今週のダンガンロンパ3絶望編ですが。

そういや狛枝君ってこういうヤツよな。
他人の価値を認め、励ます傍ら。

他人が自分の理想通りに輝くためなら、他人の犠牲を全く顧みない。

どういうことかと言いますと、他人がその真の価値を発揮する場を作るためならそれが犯罪だろうが破滅的行為だろうが平気でやっちゃうタイプ。

例えば天才的な外科医の才能を持ったヤツが居たとして。
そいつの才能を発揮する場を作るために、ナイフを持ち出して無差別殺傷を行い、重傷者を量産するような。

そういうことを平気でやっちゃうヒトなのですよ。

狂ってる?
うん。そう思います。

彼だけは超高校級の絶望に出会わなくても、いずれ遅かれ早かれ絶望側に行ってしまったんじゃないかと。
思いますねぇ。

彼がそんな難儀な性格になったのは。
自分に全く価値を感じていないからだと思うのですが。

彼曰く「僕は運が良いだけで、皆のような素晴らしい才能もなく」「頭も悪く」「こんなに不細工」
そういうことをヘラヘラ笑いながら、言うのですが。

ちょっと聞くと「それ、嫌味か何かか?」と思えますけど。
ゲームを進めて彼というものが分かってくると、これは本気で言ってるんだなと分かってくる。

自分に全く価値を認めていないから、他人に対しても本当の価値が分からないんでしょうね。
だから「才能ある人が才能を発揮する場を作るためなら、誰を犠牲にしても構わない」なんて、意味不明なことを平気でやれてしまう。
才能が発揮出来たんだ。犠牲の分を埋め合わせてプラスだろ?
そんな感じでしょうか。


で。

そんな狛枝君の行為の巻き添え食ってしまった、超高校級の薬剤師の忌村さんと超高校級のお菓子職人ルルカさん。

そっか。
そういうわけなのね。
彼女らの確執の原因って。

忌村さんがルルカさんをハメて、定期試験を失敗に追い込み、結果退学になった。
(と思い込んだ)

それは分かったけど。

元から歪な人間関係ですよね。
ルルカさんがシュークリームの隠し味に使用しようとしてたドーピング薬。
それは元々、忌村さんが定期試験に使おうしていた薬なんですよね?

それを強引に譲らせたばかりか、結果が予想外(下剤と取り違えた!)だった瞬間「ハメたのね!?」って。

上っ面の友情ですわ。
友達だったのなら、まず信じるべきなんじゃないですかね?
忌村さん、弁解してたのに。

なのに即「よくもハメたな!」と糾弾モード。
人間が腐っとる。ルルカさん。

原因になったの狛枝君の企みだけど。
彼女ら、遅かれ早かれ、いずれはこういうカタストロフを迎えていたんじゃないかなと。
そう思いますねぇ。