覚えている人がどのくらい居るか分かりませんけど。
タイトル覚えてないんですけどね。
ヒッポンスーパーで連載していた大作ウィザードリィ小説「風よ、龍に届いているか」の次に始まった小説なんですけど。
こっちはウィズじゃなくて、ただのファンタジー小説。
なんですけど。
ちぃっとね、設定が面白くて。
(うろ覚えになってますけども)
主人公がハーフエルフの女なんですが。
言うまでも無く人間とエルフのハーフ。
普通のファンタジー作品だと、エルフにも人間にも半端者として差別される、悲しい存在。
そういう立ち位置が一般的ですが。
この作品だと、エルフの奴隷なんですね。
ほぼ。
作中のエルフは穢れを嫌い、特に死を忌み嫌い、死に関わる仕事を自分たちの代わりにさせるために、意図的にハーフエルフをね、作るわけですわ。
わざわざ人間の里から女児の赤ん坊を攫ってきて。
(その女児は成長するとハーフエルフ製造機にされるわけです)
そのために、エルフは人間に酷く憎まれてまして。
ヒッポンスーパーが廃刊する寸前ですかね。
そのハーフエルフの女が人間に捕まり、エルフの里の場所を教えろとか、よくも俺達から赤子を奪いやがったな、とか呪いと恨みの篭った尋問をされる。
そういうシーンになりまして。
対して、主人公たるハーフエルフの女「我々は子供を攫うがその代わりを置いて行くだろう」(確かハーフエルフの男の赤子だったかな?奴隷として必要とされるのは女のハーフエルフなので、男は要らんから、そういう役回りなわけです)
言葉は通じているけど、奴隷生活&人攫いが日常になってるハーフエルフの女には人間の気持ちが伝わらない。
ようは攫った子の代わりを置いていくから差し引きゼロだ。何の問題がある?
そう本気で反論するわけですわ。
で、当然のことながら、人間ブチ切れ。
相手、女ですが怒りのあまり顔を殴りつけてしまう。
ハーフエルフの女、鼻血を出してうな垂れる。
そこに「何が代わりだ!!人間の気持ちが分からないのか!」みたいなことを言うんですが
そこでハーフエルフの女が「代わりで足りないなら対価を支払うわ」と鼻血面を上げる。
するとですね。
ハーフエルフの流した血液がルビーになってるんです。
それを見た尋問していた男の目の色が、変わる。
ハーフエルフの女的には、「代わりの赤子+対価としてルビー」これで人間もニッコリだろう、みたいなことを考えていたようなんですが。
人間的には違うわけですよ。
怒りはそのまんま。プラス「ハーフエルフの血はルビーになる。殺しまくれば大儲けだ!!」と虐殺に走る理由をゲットしてしまうわけで。
そこにようやく気づいたヴァカなハーフエルフ女子が「やめて!!」とか言ったところでその話は終わってたんですが。
この小説、ちゃんと完結したのかな?
風龍は単行本が発売されましたけど。
これはどうなんだろうか?(出てるなら読みたいなぁ)
タイトル覚えてないんですけどね。
ヒッポンスーパーで連載していた大作ウィザードリィ小説「風よ、龍に届いているか」の次に始まった小説なんですけど。
こっちはウィズじゃなくて、ただのファンタジー小説。
なんですけど。
ちぃっとね、設定が面白くて。
(うろ覚えになってますけども)
主人公がハーフエルフの女なんですが。
言うまでも無く人間とエルフのハーフ。
普通のファンタジー作品だと、エルフにも人間にも半端者として差別される、悲しい存在。
そういう立ち位置が一般的ですが。
この作品だと、エルフの奴隷なんですね。
ほぼ。
作中のエルフは穢れを嫌い、特に死を忌み嫌い、死に関わる仕事を自分たちの代わりにさせるために、意図的にハーフエルフをね、作るわけですわ。
わざわざ人間の里から女児の赤ん坊を攫ってきて。
(その女児は成長するとハーフエルフ製造機にされるわけです)
そのために、エルフは人間に酷く憎まれてまして。
ヒッポンスーパーが廃刊する寸前ですかね。
そのハーフエルフの女が人間に捕まり、エルフの里の場所を教えろとか、よくも俺達から赤子を奪いやがったな、とか呪いと恨みの篭った尋問をされる。
そういうシーンになりまして。
対して、主人公たるハーフエルフの女「我々は子供を攫うがその代わりを置いて行くだろう」(確かハーフエルフの男の赤子だったかな?奴隷として必要とされるのは女のハーフエルフなので、男は要らんから、そういう役回りなわけです)
言葉は通じているけど、奴隷生活&人攫いが日常になってるハーフエルフの女には人間の気持ちが伝わらない。
ようは攫った子の代わりを置いていくから差し引きゼロだ。何の問題がある?
そう本気で反論するわけですわ。
で、当然のことながら、人間ブチ切れ。
相手、女ですが怒りのあまり顔を殴りつけてしまう。
ハーフエルフの女、鼻血を出してうな垂れる。
そこに「何が代わりだ!!人間の気持ちが分からないのか!」みたいなことを言うんですが
そこでハーフエルフの女が「代わりで足りないなら対価を支払うわ」と鼻血面を上げる。
するとですね。
ハーフエルフの流した血液がルビーになってるんです。
それを見た尋問していた男の目の色が、変わる。
ハーフエルフの女的には、「代わりの赤子+対価としてルビー」これで人間もニッコリだろう、みたいなことを考えていたようなんですが。
人間的には違うわけですよ。
怒りはそのまんま。プラス「ハーフエルフの血はルビーになる。殺しまくれば大儲けだ!!」と虐殺に走る理由をゲットしてしまうわけで。
そこにようやく気づいたヴァカなハーフエルフ女子が「やめて!!」とか言ったところでその話は終わってたんですが。
この小説、ちゃんと完結したのかな?
風龍は単行本が発売されましたけど。
これはどうなんだろうか?(出てるなら読みたいなぁ)