団結、連携が熱いですね。

今週の神撃のバハムートGENESISですが。

ああ、誤解を解こうとしなかったのはそういうことだったのね。
親の仇を自分と言う手の届く存在にして、カイザルが希望を失わないように、と。

で、それをアザゼルにばらされて。

ファバロの気遣いに動揺するのかと思ったら。
その上を行ってましたなぁ。

アザゼルの話を完全に無視するとはｗ

何この男同士のイチャイチャｗ

礼を言ったら、友の気遣いを無にすることになるから。
で、そのことに関する言葉は要らないってかｗ

その後のＶＳアザゼルのツープラトンも良かった。
ファバロが忌み嫌っていたはずの呪いの尻尾を使いこなして、アザゼルを追い詰めていく。

やれることを全部やり、相棒のサポートを絶妙のタイミングで入れていくのがかっこよかったですね。


サポートといえば。

パズズＶＳジャンヌも良かった。

まともにぶつかって一度は敗れるんですけど。
その後、ジャンヌを支える無名の魔術師たちが魔法で出現させた足場を踏み、ジャンヌが宙を舞うパズズへと駆け上がって、神の槍の一撃を食らわせ、見事討ち取るという。

ジャンヌ１人の力では無理でも、彼女を支える無名の魔術師たちがそこで絶望せず、聖女を勝たせるために知恵を絞り、力を合わせて、勝つってのがいいですよね。
私は１人で戦ってるわけではない、って。
これぞ民衆の希望であり、民衆をまとめる聖女のあり方です。


あと、アザゼル戦の決着も。

ファバロと二人で一撃を食らわせたはいいものの、そのせいでアザゼルを怒らせ、殺す宣言をされ絶体絶命。
もはやこれまでか、とカイザルが剣を構えたとき。

その刃に、背後で槍を構えているジャンヌが映って。

彼女が神の槍の一撃を撃つまでの時間稼ぎを、命を賭けることでやろうと覚悟を決めるわけですが。

おそらく１０秒かそこらを稼げばいいんでしょうけど。
それをやれば、おそらく生きては帰れまい。

それぐらい、本気を出したアザゼルと自分との力の差は圧倒的。

それ、理解してたんでしょうね。
覚悟を決めたときの透明な表情が非常にいい味を出してました。

この１０秒で私の命が無くなってしまうかもしれない。
しかし、その１０秒が無ければ、勝機が潰え、無二の友も死に、想い人であるアーミラ嬢の願いも永遠に叶えられなくなってしまう。

ならばやるしか無いだろ。それを静かに決断したのが伝わる顔でしたわな。

唯一の勝機が、ジャンヌの神の槍ってのがいいですね。
ファバロとカイザルの力じゃない、ってのが。

武器を持って一撃を加えるだけが攻撃じゃないし、戦いでも無いんだよね。
そして、止めを刺した人だけが、勇者じゃ無いんだよね。