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昭和40年男の「明日はどっちだ!」

午前は障害者支援員。
午後はキックボクシングジム代表!
還暦前でも、いつでも気分は青コーナー!

まるで1試合観戦したような映画(春に散る)

2023-09-08 15:12:19 | 音楽、映画などなど。

「一瞬の夏」の沢木耕太郎の新作ボクシング小説の映画化!

主演が極真空手の猛者の横浜流星となれば「行かねばならん!!」です。

 

感想としては、、

面白かったです。 

作り手のボクシング愛は十分伝わり、役者もいい感じでした。

物語も悪い奴が一人も登場せず、ほぼ全員が思い思いの人生を全うするのでリアル感より、どちらかと言うと「ボクシングファンタジー」なテイストです。

ボクシング好きな目線で見ると「??」や『!!!」とツッコミ所満載ですが。

 

特筆に値するは、敵役の窪田正孝のリアリティある演技とファイトシーン!!

ほんまモンの世界チャンピオンよりもチャンピオンらしかった。

横浜流星とのファイトシーンでも役者同士の演技とは思えないほどの迫力がありました。

映画ラストの片岡鶴太郎の数秒のシャドーボクシングがこれまた格好いい、良すぎる。

 

原作小説の上下巻の長編なので、もう少し時間ができたら読んでみよう。

 


これぞ理想の大団円!「クリード3」

2023-06-13 13:46:59 | 音楽、映画などなど。

ついに完結編 「クリード3」の感想です。

毎回、クリードシリーズの登場人物の設定が興味深く面白いのですが、今回も同様に見る前から期待してしまうキャラ配置。

まずはメインの敵役が主人公が触れられたくない過去を知っている幼馴染の先輩。
(実際身近にもいい大人になって言わんでもいい幼少時代の失敗を今だに嬉しそうに言う困った輩、いますものね〜)

もう一人の大切な新キャラの主人公の娘さん、彼女が聾唖者。

何だか居心地の悪いキャラ配置。

 

総じて言えばツッコミ所満載の無理あるストーリーでしたが、主演、監督のMジョーダンのボクシング愛がすべてを包み込んだ感じで個人的に好感持てました。

キャラクターの練り込みも凄くて、例えばその「嫌な奴」の敵役。

「狂暴だが卑屈なキャラクター」をファイトシーンで表現すると

「筋肉隆々でアマチャンピオンのベースに務所で培った喧嘩スタイル(反則技)とハングリーさ」で十分に表現できてると思いますが、そこはボクシング愛と知識も凄いマイケル監督。

ワイルドなキャラなんで「防御なんて知ったこっちゃねえ!」とノーガードで殴るしか脳がないスタイルと思いきや、彼の防御は両手を前に出す一見素人ブロック!

初めてスパーリングする選手が怖がってパンチを少しでも自分の顔から遠くで受けようとするような仕草を何回もする場面がありました。

これは残忍な大胆さと、臆病な面をもつ小胆さを持つアンバランスさをうまく表せていると大いに感心しました。

 

その宿敵とのラストファイトでも「まだこんな見せ方があったのか!」と唸らずにはいれないアイディア満載のファイトシーン。

ひょっとして彼は「明日のジョー」や」「巨人の星」を読んでるのか??

格闘シーンで驚きましたがラストシーンがまたまた素晴らしい。

 

試合後、誰もいないリングで愛娘がシャドーを始める。そこにお母さんも入る。

娘がリングの外にいるお父さん(主人公)に「ボクシングしよう!」と手話で呼び込む。

親子3人でボクシングを楽しそうにボクシングを始める。

そして、みんな笑いながらリングから降りて花道を歩いていく。

 今まで50本以上格闘技映画見てきてますが、これ以上の完璧なラストシーンは見たことありません。

ロッキーの大観衆の中の「エドリアン〜!!」もとても感動しましたが、歳とると静かに家族と過ごすのが一番の幸せと感じてしまうのです。

 

今日もキックボクシングに裏切られないように、100%オーバーの気持ちで頑張ります!

 

 


落語はいいな。

2023-04-04 14:01:52 | 音楽、映画などなど。

 日曜日はジムメンバーのF君の招待で「笑福亭仁智 独演会」に行きました。

落語を聞くのは10年ぶりか?

今回は仁智と鶴瓶と言う豪華メンバーでしたが,やっぱり落語では仁智師匠の方が断然面白かったです。

漫才やコントもいいけど,たまにはこんな笑いもいいですね〜

仁智も古希(70歳)と言うことで「まだまだ元気やな〜」と帰りの電車でつくづく感心してましたが,その最中、突然坂本龍一の死去が突然入ってきました。

闘病生活は知っていましたが,まだ71歳ですよ,早すぎる!!

坂本龍一の新作が聴けないは残念ですが,今までのアルバムや作品は僕の中ではヘビーローテーションなんでこれからもずっと聴き続けるでしょう。

たまにはジムワークでも使いましょう!


二時間では無理だな,シン仮面ライダー

2023-03-29 16:17:06 | 音楽、映画などなど。

シン仮面ライダー観ました。

個人的にシン・ゴジラはイマイチ,シンウルトラマンは普通,さてライダーは?

とあまり期待せずに観ましたが、やっぱりイマイチでした。

 

登場人物多すぎ

物語の破城

典型的な庵野作品でしたが,二時間の尺ではキャラクターの奥行きが描ききれず,気持ちが入らないままに終わった感じです。

(俳優は実力派ばかりなのにもったいない!)

 

過去のオマージュかリスペクトか,はっきりしない「ロボット刑事K」「キカイダー」「イナズマン」「立花と滝」の登場なんて必要だったか?

 

僕はシンウルトラマンに出てた俳優が何人か出ているにになんの関連性がないとこが東映「仁義なき戦い」シリーズのオマージュと取ったがそれは考えすぎかな?

次回作でも竹野内豊,斉藤工,長澤まさみには出て欲しいもんだ!

 

一号ライダーが足を痛めて,そのままフェードアウトしたのも,実際に藤岡弘が足負傷して番組降板した(だから代役で二号が作られた)事件のオマージュではなかろうかと勘ぐったりしたのでありました。

 

どちらにしても「ゴジラ」「ウルトラマン」「仮面ライダー」と日本が誇るヒーローを監督した庵野監督はすごいと思います。

 

実力あれば何でも思い通りにいく,典型的な例ですな〜

ここまできたら「次は何?」となるとこですが,どうなんでしょう。

僕ら昭和40年世代では「デビルマン」「宇宙戦艦ヤマト」「ガンダム」ですが,デビルマンはすでに実写化してるし,ヤマトはすでに絡んでいるし,ガンダムは入り込む余地はなさそうだ。

どちらにしてもこれからも楽しみですね〜

 


ビバ、ブルースリー!、「ドラゴン登場!!」

2022-07-21 19:15:54 | 音楽、映画などなど。

 昨日、たまたまテレビつけたらBSーNHKで「燃えよドラゴン」を放送してました。 

 今まで劇場、テレビ、レコード、ビデオ、レーザーディスク、DVD,そしてブルーレイと多分100回くらい観てる作品だけど思わず観てしまいました。

しかしこのタイトル

「燃えよドラゴン」

聞いただけで魂高ぶります。

原題は「エンター ザ ドラゴン」直訳だと「ドラゴン登場」なのだけど、そこからよくぞ「燃えよ、ドラゴン」になったもんだ!

その当時のラジオで浜村純がこの日本タイトルに「これは素晴らしいタイトルです〜」と絶賛してましたが、本当にそう思います。

その元ネタは司馬遼太郎の「燃えよ、剣」みたいで司馬本人に承諾取ったらしい。

 

しかし、

しかし、これが永遠のマスターピースになったのはキャラクター配置の妙だと思うのです。

ブルースリーは中国人、相手のシーキェンも中国人。同国民のいがみ合いです(多分、民族は違うと考えられる)

でそのシーキェンの悪事をリーに頼むのはイギリス人。イギリスは当時、香港の植民地でしたね。

そのシーキェンの悪事がアヘン製造と売買。 これってイギリスが中国にした事でなかったか??

で島に向かう船でリーと揉める格闘家がオーストラリア人。 あまり中国といい関係とは言えない国と思いますが。

島でシーキェンの側近の女性はなんとなくロシア人っぽいと言えばそうかもです。

で最後に最後に軍を派遣するのはアメリカ軍。

つけ加えると、その格闘大会でお金かけるのがチョビ髭日本人。

どうですか?凄く考え抜かれた設定と思いませんか?

アクションだけでなく、社会情勢をスパイスとして入れた事で厚みが出たのだと思います。

さて明日も「心にブルースリーを!」で元気に頑張りましょう、アチァチャ!!

 


NHKが本気でプロ野球中継したら?

2022-06-04 13:46:36 | 音楽、映画などなど。

 昨日は阪神タイガースと日本ハムファイターズの交流戦。

野球に興味のない僕でも「見てみようか」と思いました。

早速、新聞のテレビ欄を見てみると民放でも4時間枠、NHKBSではなんと4時間越えの放送枠。

これってリーグ最下位同士の対戦ですよ!

 人気コンテンツに人気キャラクターが重なればこんな事になるのか、やっぱり野球は人気スポーツだ!と感心しながら6時前から放送のNHKBSの「ゆる〜く深くプロ野球」という番組を見ました。

しかし、まあ。。

資金も人材も豊富なNHKが本気で野球番組作ったら、あんな番組になるのですね。

6分割のマルチビジョンには審判全員の動きを写したり(最後は各審判の歩数まで公開!)、一塁ランナーのリード中の手の動きを延々アップしたり、あげくは攻守交代時に行われる阪神園芸のグラウンド整備作業を解説したり。

「まだ、こういう手があったか〜」と感心して見れました。

 マルチアングルが競技そのものを観戦するには集中力が散漫になってしまう場面も感じましたが、試合そっちのけで解説者陣の即興の実演技術解説も興味深く、アッという間の4時間でした。

 テレビと言う公共性の高い媒体であんなレアな放送が成り立つのは野球が全国に深く浸透してる証拠と思います。

 解説者が何回も「この番組は少年野球やってる子供たちには凄く勉強になってるでしょうね」言ってましたが、もしNHKが「ゆるく深いキックボクシング」なる番組作ったらどうなるでしょうか。

映像的には格闘技の映像は映像初期から同じアングルなんで、いろんな視点から見るとかなりユニークな内容になりそうな。

でもニーズがあるのかな〜、アマチュアの弱さがキックボクシングの弱点ですから、これはテレビ放送ありきで作られた競技の宿命か。。

 天心VS武尊がいくら史上最高のカードと言っても、届ける先が格闘技ファンだけというのは、メジャースポーツと比べたら弱い部分もあるのかもしれません。

そこがいいのだけれども。。。


「老後の資金がありません。」

2022-05-20 15:03:23 | 音楽、映画などなど。

 このタイトルの本を見つけたのが5年ほど前。

丁度、両親から悲惨な家族の状況聞かされて暗澹な気持ちで本屋に寄った時でした。

 人生は平等ではなく、スタートの時点で差があると思うのですよ。 
親が資産なしか、億万長者かでスタート地点の違いは歴然としてます。

 僕も人生という名のリレーは後方グループスタートだったけど、何とか中間グループに入ったかと思って一安心いしたとっさ、審判から「Kさん、まだ周回遅れですよ・・」と言われた気分でした。

 

「老後の資金がありません」

何とも心に突き刺さるタイトルだこと!

その時は、気持ちが不安定で怖くて読む気になれなかったのですが最近偶然に図書館で見つけたので読んでみました。(家族状況も少し良くなったし)

 

 何となく本のデザインもふんわりしていて、タイトルからもシビアと言うよりユーモアあるストーリーと思って読んでみると中々現実っぽくシリアスでした。

でも文体にユーモアがありテンポよく楽しく読めました。

言葉回しが絶妙でハイテンポな中にウンチクある言葉選び。

作者の垣谷さんを調べてみると僕より7歳も年上でした(感心!

本の内容は老後資金がなくっても家族が健康で元気で仕事があれば幸せだと言う事なのかな。

確かに今は「平凡な日常」が一番ありがたい事です。

僕も現在なんて3年前の年収と比べたら3分の1くらいです。

でもこんな充実した毎日を送れるのは幸せな事です。

このまま無難に生きたら楽なのですが、やっぱり何かに挑戦したい気持ちも強いしこの気持ちを消す事は無理なようです。

来週は人生初の商工会議所に行く予定です。緊張するな〜

今の心境は
「老後の資金はありません」と言うより

「老後の資金はわかりません」ですね。

と言う話をしたら妻君は思いっきり怒ってましたが。。

数日、いや数分後にはどうなるかわかりませんんが、今を大切にせなあきませんね〜!

明日はキック練習あります。

6時半から8時半までラッキースターボクシングジムでします。

参加費1600円で誰でも参加できます、お待ちしてます!


心して読むべし「読書という荒野」

2022-05-05 13:45:54 | 音楽、映画などなど。

 冬幻社社長の見城徹の「読書という荒野」

飲酒後の就寝前に肩肘ついて読むのが憚れるタイトルです。

「姿勢正して読むべし」と。

内容は厳しく難しく感じられる箇所もありますが心に響きます。

 氏は若い頃から読書で未知の見聞や知識を学んだと書いてますが、僕も同じで難しい判断は読書(映画も含む)から得たモノを基準にした事は何回もあります。

 今までで一番悩んだのが結婚。 僕が二十歳の時に当時の彼女(今の奥様ね)と結婚考えた時には迷いに迷いました。

二十歳で結婚なんて普通は考えないでしょ。まだまだこれからも女性とは知り合うしお金ないしですからね。でも自分は結婚を考えてしまったのです〜

 当時は結婚してる友人も先輩もいなくて、年配の上司に聞けば「アホ、結婚は人生の墓場やぞ」と言われるのが関の山で。

でその当時読んだ書物のある美術家の一言が後押ししてくれました。(池田満寿夫か岡本太郎だったか)

「結婚は早婚が良いです。何故なら性生活が安定するからです。性生活が安定すると創作活動も安定します」

この一言に「お〜、ハンマや!!」と芸術家でもないのにえらく共感したのを今でも覚えてます。

あの一言に出会ってなかったらどうなってた事か。
知りたい気持ちもあるけど、今以上はないような気がするな。

 

そして「読書という荒野」のメインと思えるメッセージが

「読書で知識を身につけ、それを実践する。これこそが人間である」

 

 サラリーマンで気楽に今まで生きて来た者としたら耳に痛い一言ですが、フリーになった今は腹に落とし込むべき一言です。

 

「読書という荒野」というタフな実践は無理かもしれませんが、矢内東紀さんの「しょぼい起業で生きていく」くらいの温度で実践したいと思います。

と言ってもこの本、凄く実践的で目から鱗の内容です。

どちらもオススメの一冊です。


やっぱり生音!!(とUさんにお願い!!)

2020-10-26 19:52:40 | 音楽、映画などなど。

 23日の金曜の夜は久しぶりに茶屋町のライブハウスでジャズを聴きに行きました。

ボーカルは平井直美さん。

実は僕が郵便局員時代にお世話になった方なのです。

 その当時はブティックのオーナーだったのですが、活躍する場を変えても人柄は素朴でチャーミングな人なんです。

 僕もこの7年ほどは職場ではピンチで荒れていたので、今退職して現役時代にお世話になった平井さんのライブを見てるといろんな意味で「生きていて良かったな〜」と感慨一塩なのです、ホント!

また来年のライブの日には僕はどうなってるのでしょうか?

キックボシングジム会長かな?はたまたプータローか??

これも興味ありますね〜(笑

 

さて全開に引き続きお願いです。

10月24日にキックボクシングにお問い合わせいただいたUさん、もしお読みでしたら再度メールお願いします。

来年の案件ですが、もちろんこちらは大歓迎です。

お好きなようにお子さんと練習してください!!

 


ユーチューブしかいらない?!

2020-08-18 12:56:31 | 音楽、映画などなど。

 最近トレーニングはバイクが中心なのでその間にユーチューブを見る事が多いのです、面白いですね〜ユーチューブ!!

特にコラボ企画!

「現代忍者と伝統派空手」「ブルースリーの格闘術ジークンドーと総合格闘技」果ては「K1王者とライジンの朝倉選手」まで面白すぎ!!

K1とライジン選手なんて対談でも雑誌レベルでも不可能なような。

ましてやユーチューブでは対談後は軽いスパーリングまでするのですよ、これが無料で観れるなんて信じられん!

 でもこんなミラクルなコラボ企画の一番好きなとこはお互いが相手の人物なり、競技なりをリスペクトしてるのがわかるとこが面白いのですよね。

 相手競技のテクニックの説明を満面の笑みで聞き入る一流選手を見てるだけでニンマリ幸せになれるのは僕だけではないでしょう?

 

 昔はもっと他競技者同士は認めあわずにいがみ合ってたと思うのです。
特に格闘技って、まず「どっちが強いねん?!」からの話になるからややこしいったらありゃしない!

思い出せば

 僕も20代の頃、友達の紹介でボクサーを紹介されて3人で飲みに行ったのです。

 ボクサーって変にプライドある人が多くて面倒だな!とも思ったのですが、僕自身ボクシングは好きだったので、まず最初に僕から「ボクシングって二つの拳だけで戦うのだからスゴいですよね」と素直に言ったところ「いえいえ、キックの方こそ足や全身使うのだからスゴいですよ〜」と最初から友好な話になりまして、いろんな話ができて有意義だったのです。

 紹介してくれた友達もひょっとして二人が喧嘩なったらどうしようか?と不安もあったみたなのですが、二人の話す雰囲気が良くて涙が出るほど嬉しかったみたいです。

今のユーチューブもそれに近いのかな。

 天心と武尊も会社の事情で対戦が無理ならばユーチューブで対話と軽いスパーリングで十分と思うけど。

軽いスパーリングのいいとこは体重もあまり関係なくできるとこです。

総合の朝倉選手とボクシングの京口選手(現役世界チャンピオンですよ!!)がするくらいですから、組み合わせって無限にあるような。

これからも楽しみです!

でもいろんなチャンネルがある中、僕が最後に見てしまうのは「平和拳闘」!

超どマニアックですが、好きなのですよ〜どっかで会った人と思うのですが。。

さて今週土曜は守口のブリッジボクシングジムさんでキックの練習させてもらいます!

楽しみですね〜!!