しるばにあの日誌

プリキュアシリーズレビューやいろいろな事について語るブログです。

獣神演武 第七幕哀しみの禄存

2007-11-21 17:56:00 | アニメ感想
 史明の術によって気絶した鳳星くんが、目が覚めると史明に操られた夜盗に取り囲まれていた。史明からの岱燈くんを殺せという要求を断り、夜盗から抜け出し、退散する{%exmark1%}
しかし、これこそが鳳星くんにとって辛い事態が待っていようとは知る由も無かった{%exquesmark%}
<主な登場人物>
岱燈くん、頼羅ちゃん、劉煌さん、鳳星くん、紅英さん、史明


 鳳星くんを探す紅英さんは、ある場所に訪れたが・・・

紅英さん:(ため息する)ここでもないかぁ・・・ ったく、鳳星のやつ・・・臍曲げてどこまで行った      やら・・・(困り顔からクスっと笑い出す)まだX2かかるね・・・
鳳星くんのことを心配に思う紅英さんは、別の場所へ行き、探しつづける{%exquesmark%}
 葉についている水滴で鳳星くんが目覚めるといつの間にか、2人の夜盗に取り押さえられていた{%exmark2%}鳳星くんの目の前にいる史明に抵抗するが、史明に破軍である岱燈くんを殺せと史明の剣で突き出される。もし、断れば、鳳星くんと紅英さんを殺すとまで言われた。史明の要求に鳳星くんは、力ずくで2人の夜盗をブン投げ、史明の背後にいる夜盗の顔面に膝蹴りして、窮地から解放された。

鳳星くん:テメエの指図なんぞ誰が受けるか! オイラも師匠もやれるもんなら、やってみやがれ      ってんだ! ヘッヘーン!! (・▽・)d
史明に挑発して退散する{%exmark1%}夜盗たちは鳳星くんの後を追う{%exmark1%}史明が何か思いついたと顔をゆがめる{%exquesmark%}また何か、やらかすつもりだ{%exmark1%}
 一方、岱燈くんと劉煌さんは、紅英さんが山へ鳳星くんを探したきり戻って来ていない事が気になり、頼羅ちゃんに紅英さんの{%house%}の留守を預けさせ、探しに出かけた{%exquesmark%}


 山道で鳳星くんを探している途中、イヤな星回りの元凶である史明の気配に気づく{%exmark2%}史明が背後霊のように姿を現す{%exmark2%}紅英さんに鳳星くんに会って、自分のようきゅうに断られた事や鳳星くんと紅英さんをそう簡単には倒せないという鳳星くんの一言をそっくりそのまま告げた{%exquesmark%}剣を抜いて紅英さんに紅英さんに問いだす。

史明:破軍のボウヤはどうだい? この先、オレを楽しませてくれそうか?
岱燈くんが怒りや憎しみに支配されて自ら、滅びていく時が来るのかと史明からの問いに対して、紅英さんは・・・
紅英さん:岱燈は、何があっても、アンタの思い通りにはならないよ! 頼羅も劉煌もそして・・・      鳳星もね! 
毅然とした態度で答える。史明は面白そうだと紅英さんの背後を回り、すかさず剣を振り落とした{%exmark2%}
同じ頃、紅英さんのウチの中にあるろうそくの{%fire_a%}が独りでにふっと消えてた{%exmark1%}不吉の予感が漂う{%exquesmark%}


 鳳星くんは、ゾンビのように蘇る夜盗集団になすすべなく、頼羅ちゃんを呼びながら追われる{%exmark2%}そんな時、2つの灯りを目にし、岱燈くんと劉煌さんだと知り、助かったと2人の下へ{%exmark2%}岱燈くんと劉煌さんは森の茂みから鳳星くんが出てきて遭遇する{%exmark2%}
岱燈くん:お前一体どこに? カァO(°□°)ーッ!!
劉煌さん:紅英様はどうした?
劉煌の一言に怪訝な表情をする鳳星くん。

岱燈くん:バッカヤロー!! 紅英さんが、お前を探して山に入ったまま、かえって来ねえから、オレ達も来たんだろうが!! カァO(°□°)ーッ!!X100 

紅英さんが自分を探したきり、帰って来ていないと聞かされ、血相を変えてどこかへ行ってしまった{%exmark2%}史明が不敵に微笑みながら、3人の様子を見る{%exmark1%}ついでに鳳星くんからの冥土土産(^O^)に夜盗集団が現れた{%exmark2%}
鳳星くん、キミはとんだ疫病神だわ~{%casket%}
岱燈くんと劉煌さんは、突然の事態にやむを得ないと夜盗集団に攻撃するが、まったく歯が立たず逆に取り囲まれた{%exmark2%}


鳳星くんは紅英さんを探しに駆け出したとき、木に寄りかかっている紅英さんを発見する{%exquesmark%}厳しく教えられた自分と違って、岱燈くんを優しく指導していた事で意地張っていた事を謝る。疲れた顔をしていた紅英さんをおぶろうと背を向ける。そんな鳳星くんににっこりと微笑む紅英さんは、言葉に免じて鳳星くんの背に乗せる。寄りかかっていた木に血がべったりくっ付いてるし、紅英さんの背中にひどい切り傷があった{%exmark2%}鳳星くんに悟られないように普通に振舞ってた{%exmark1%}

鳳星くん:オイラ、頼羅ちゃんたちと一緒に都に行っててもかな? 
紅英さん:馬鹿なこと言わないの・・・ 弟子は独り立ちするのが当然だろ お前はまだX2世間知らず・・・ 都へ行っていろんなこと学ばなきゃ 鳳星、岱燈くんたちを大事にするんだよ・・・
紅英さんの言葉に怪訝な表情をする鳳星くん。
紅英さん:お前たちが、めぐり合ったのは、確かに星の宿業さ だけど人には絆ってものがある
紅英さんは、星の宿業問わず、岱燈くんたちに見えない絆が結ばれていると感じてた。
 鳳星くんは、さっきの夜盗を倒せる方法を聞き出すと相手の眉間を狙って討てと紅英さんは言った。紅英さんは、鳳星くんに自慢の師匠だと褒められ、穏やかに微笑みそのまま息を引取った。そうと知らない鳳星くんはてっきり寝ていたと勘違いする。木の上から、見物する史明は、紅英さんに剣の柄の開眼で術をかけた{%exquesmark%}紅英さんの額に開眼マークが浮き、背中についていた傷があっというまに消えていた{%exmark2%}


 朝が明け、いつの間にか、紅英さんの{%house%}で食事を済ます岱燈くんたち。っていうか展開早過ぎてない{%quesmark%}
岱燈くん:冗談じゃねえよ、鳳星! あんな死人どもを押し付けて、自分だけにげるぁ~どういう
      こったー! コラO(°□°)ーッ!!
劉煌さん:その通りだ! ヤツらどういうわけか、途中で退却したからいいようなものの、あの
      まま戦っていたら・・・!
死人排除を岱燈くんたちに押し付けた鳳星くんに文句を言う。鳳星くんは、無事で済んだからと開き直る。呑気な態度をとる鳳星くんに頼羅ちゃんは白ける{%exquesmark%}そりゃ、みんなが怒るに決まってるわ{%exmark1%}
 気を取り直して、鳳星くんは昨夜教えてもらった死人を倒せる方法を岱燈たちに教えた。ところが・・・

紅英さん:違うよ! 鳳星 死人を倒すには胸だろ! 人の話、何も聞いてないのかい?
昨夜言っていた事と違っていると不思議がる鳳星くん。岱燈くんと頼羅ちゃんは、鳳星くんがそんな物知りではないと馬鹿にするが、劉煌さんは、鳳星くんの素振りと台所に立っている紅英さんの様子を見て・・・


 夕暮れ、岱燈くんは大木に向けて、操気法の修業に励んでた。右腕に包帯を巻きつけて、一撃で大木を突いた。大木自体破壊したが、右腕に巻いてあった包帯が切れてしまう。まだ、操気法が使い慣れていない。そんな岱燈くんに紅英さんがある場所へ連れ出す{%exquesmark%}
それは、今回の冒頭に出てきた、鳳星くんがかつて修業していたとこだった。岱燈くんは、紅英さんに子供の頃の鳳星くんのことを聞き出そうとしたとき、紅英さんが無表情で岱燈くんのほおに傷を負わせた。紅英さんの信じられない行動に・・・
岱燈くん:あはは・・・あ、新しい修業ってのはこれかい? ちょっと、マジ過ぎるんじゃねえ
      のか・・・
岱要くん、どっから見ても紅英さんの様子がおかしいってことくらい気づきなさーい{%exmark2%}
容赦なく、岱燈くんの左足を払い、バランスを崩させ、止めを刺そうとしたとき、鳳星くんの霜纏弓に阻止された。
岱燈くんの元に駆けつけて来た劉煌さん、鳳星くん、頼羅ちゃんの3人。
{%attention%}鳳星くんが持っている霜纏弓の持ち方が違ってる{%exmark2%}どういうわけか、引き弓が前になってる{%exmark2%}

劉煌さん:朝から、変だと思っていた 鳳星は腕の立つ戦人。他の事いざ知らず、戦いに関する知識を間違って覚えるとはとても思えない! 鳳星が正しいとすれば、疑うべきは別にある
と紅英さんをニセモノだと判断する。
 すると史明が裏から死人を連れて、姿を現す。ここにいる紅英さんが偽物でないと告げ、剣で紅英さんの背中を刺し、鳳星くんに言う。

史明:禄存のボウズよだ~い好きな師匠がテメエの背中でくたばった感触はどんなもん
    だったよ?
史明の言葉にまさかと気づき、不安を募らせる鳳星くん{%exmark1%}

史明:コイツは昨夜からとっくに死人だぁ~!! ヒャッ(・▽・)ハハハー!!

紅英さんが死んだ後、史明の術で操られていたと聞かされ、愕然とひざつくく{%exmark2%}

鳳星くん:そ、そんなこと・・・
史明:健気だったぜ 刺されてからも‘お前らに手を出すな’なーんてオレに頼み込みやがってよ まっ知ったこっちゃねえがな・・・
史明の卑劣な行為に怒りをあらわにする岱燈くんは、負のオーラが立ち上り自我を失い、死人と戦う。もちろん、その副作用で出血する。史明は木に上がり、暴走した岱燈くんを大歓迎だと喜び狂う{%exmark1%}

劉煌さん;ダメだ岱燈 そのまま戦えば、お前の体が持たない
頼羅ちゃん:岱燈、紅英さんが教えてくれたこと忘れたの? 憎しみだけで戦っちゃいけない! 冷静になれって!
岱燈くんに訴えるが、今の岱燈くんは、死人を倒すのみで届いていなかった。最後の手段と頼羅ちゃんは・・・

頼羅ちゃん:んもーっ!! 目ぇ覚ましなさいよ、バカ兄貴ぃ~ (`皿´#)!!X100
出たーーーーッ{%exmark2%}頼羅ちゃんの必殺技愛の頭突きぃ~{%heart1_a%}
正気に戻った岱燈くんは、頼羅ちゃんの背後に襲い掛かってくる死人を間一髪一撃で倒した。
岱燈くん:そうだったな! せっかくの教え守らなきゃ紅英さんに顔向けできねえや・・なあ、頼羅
自分の声が届いた事でほっとする頼羅ちゃん。
あれ、褒賞している間、自分がやった記憶や人の声を聞き入れないはずでは・・・{%quesmark%}
 正気に戻った岱燈くんに面白くない史明は、紅英さんに岱燈くんたちを相手するよう命令し、忽然と消えていった。戦う相手が紅英さんであるため、岱燈くんはまともに戦えず、劉煌さん同様、紅英さんの髪の毛に絡まれる。頼羅ちゃんは、鳳星くんに何とかしもらおうとするが、小さい頃から紅英さんと一緒に暮らしていたため戦えないと弱音を吐きだす。鳳星くんの言い分を聞いた岱燈くんと劉煌さんは・・・

劉煌さん:だからといって・・・このままやられてしまうわけには・・・
岱燈くん:ああ! そんなこと、紅英さんが望むはずわけねえんだ
そう言い、そのまま地に叩き伏せられる{%exmark1%}
それでも、紅英さんと戦う事でためらう鳳星くんだが、紅英さんがさっきから、的場から離れていない事に気づき、子どものころを思い出す{%bubble_a%}

弓をまともに当てられなかった鳳星くん。

紅英さん:何やってんだい、鳳星! 
鳳星くん:だ、だけど、師匠・・・
言い訳を言うが・・・
紅英さん:だけどじゃないの! もっと腰を据えて、一撃でしとめるつもりで矢を射るの!当たる
      まで、ご飯抜きだからね! プイッ(`へ´#)!!
問答無用と厳しく言う。
鳳星くん:えっーーーー!!

我に返り、紅英さんの目に涙が流れているのを見て、眉間を狙って撃てという紅英さんの訴えだと見抜く{%exmark2%}

鳳星くん:ひでえよ師匠! そりゃ、ひでえよ・・・ だってオレ、師匠の事・・・
(涙を拭って)どうしてこう・・・オイラにだけ厳しい事言うんだろうなあ・・・師匠は・・・
霜纏弓を手に取り構え始める。突進していく紅英さんを取り押さえる岱燈くんと劉煌さん。
岱燈くん:鳳星、お前1人にやらせはしねえ!
劉煌くん:これは、我々が平等に背負う罪だ!
2人の言葉に鳳星くんは紅英さんに想いを告げる{%exmark1%}

鳳星くん:師匠、今まで、ホントに・・・
全身全霊を込めて弓を射った{%exmark2%}

子どものころ、あれから月日を経て、鳳星くんが弓を的に当てた。
紅英さん:やったじゃないか、鳳星!
鳳星くんに抱きつて褒める。
鳳星くん:何だよ、師匠!
紅英さん:よく頑張ったね! 今日はお前の好きなもの、何でも作ってあげる! 何食べたい?
鳳星くんが一生懸命考えた末
鳳星くん:チンジャオロース! (^O^)!!
と元気に答えた
紅英さん:お前、それすきだね~! 
鳳星くんに再び抱きつき一緒に笑った{%spring%}
このときが、鳳星くんと紅英さんの安らぎな日々だったかもしれないと・・・


 翌朝、紅英さんの墓に花を添えて、冥福を祈る岱燈くんたち。鳳星くんを1人にさせ、鳳星くんは涙を流しながら、墓前で・・・

鳳星くん:クソッババアーーーーッ!! (TOT)!!
鳳星くんの慟哭が山の中で響く{%exquesmark%}



脚本:白根 秀樹 演出・絵コンテ:小野 勝巳 作画監督:羽生 貴之 原画:11人 
動画:9社
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 鳳星くんにとって悲しい出来事が起こった話。シナリオ自体は良かったものの、場面が突如切り替わっているところがいくつかあった。(筋の通る話ならそれでいいけど・・・)
たとえば、岱燈くんと劉煌さんが鳳星くんの勝手で、死人と戦うシーンと紅英さんをおぶる鳳星くんからいつの間にか紅英さんの{%house%}で食事を済ましたシーンにいきなり切り替わったから、始め戸惑ったが、劉煌さんの話より死人が突然退散してピンチを救ったと。なんか、あっさり過ぎると感じます。
 史明の暗躍で、紅英さんと最悪な形で別れるとはとてもショック{%exmark2%}紅英さんは、僅かな意識で死人を倒せる方法と岱燈くんたちを大事にするよう最後の遺言として残してやった鳳星くんにとって、紅英さんはかけがえのない存在で、鳳星くんの心の傷を大きく負った。
史明の体は元々盗賊のもので本来の姿ではないと知って、本体は別にあるものだと推測。それに紅英さんとは以前あったことがあるらしくて気になります。
 回想シーンの鳳星くんの子どものころの姿、やんちゃでかわいかったなあ~(*^O^*)紅英さんも今と変わらず美人だね{%diacritic_a%}

次回、第八幕渓谷に木霊するは・・・
 身内である紅英さんを失い、放心状態に陥た鳳星くん。そんな鳳星くんに岱燈くんたちは鳳星くんを立ち直らせようとするが、仲間の声に届くか{%quesmark%}
 頼羅ちゃん、鍋の中がヤバ過ぎるけど、大丈夫なの・・・{%sweat%}
 



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