しるばにあの日誌

プリキュアシリーズレビューやいろいろな事について語るブログです。

獣神演武 第拾四話闘牙回頭

2008-01-15 16:03:00 | アニメ感想
 劉煌さんの苦肉の策に従って、寂光窟から脱出した鳳星くん、麟盟姐さん、頼羅ちゃん。慶狼との戦いで気絶した岱燈くんは、意識を取り戻したものの破軍の宿業を背負ったせいで、劉煌さんやみんなを不幸にしてしまったと自分を責める。
この幕からEDが変わります{%cracker_a%}

<主な登場人物>
岱燈くん、頼羅ちゃん、鳳星くん、麟盟姐さん、虎楊さん、燕紀さん


 岱燈くんは、劉煌さんが自分から離れていく夢を見てうなされていた。目が覚めたら、渦津団船闘牙の中にいた。窓を覗いてみると船の上に劉煌さんだと思って駆けつけたが、実際は熊岩の件で会った虎楊さんだった{%exmark2%}
※詳しくは第参幕を参照{%exquesmark%}
みんなから、劉煌さんが慶狼と孔凋を食い止める間に逃げるようにと言われ、劉煌さんを残したと聞かされた岱燈くんは、仲間を見捨てるわけには行かないと寂光窟へ船を戻すよう虎楊さんに頼むが・・・

虎楊さん:もうおせえ! あれから幾日経ってると思う 肝心のときに寝てたヤツにあとやかよや     言う権利はねえよ お前は気楽でいいぜ 戦いに最中に気絶するや、一人だけ
     眠りつづけるわ、起きれりゃ起きたでわめくわ まるでガキだ
虎楊の理不尽な一言で苛立ち、虎楊さん襟元を掴む岱燈くん。
虎楊さん:お前にとって失いたくねえ仲間ってのは劉煌だけか? 劉煌にとっては、お前も
      鳳星も頼羅も麟盟もみんなが大事な仲間だった だから、自分を犠牲にしても
      仲間を生かす道を選んだ コイツらもそれが分かっていたから、悔しさを堪えて
      逃げた!!
劉煌さんはみんなを生かすため、自ら洞窟に居残り死ぬ覚悟をしていたと諭した{%exmark2%}
岱燈くんは襟元を放して、寂光窟を調べる虎楊さんの側近の帰りを待つ事にする{%exquesmark%}


 夕暮れ、側近が帰ってきて虎楊さんに報告する。話によると劉煌さんはもちろんの事慶狼、孔凋、玄狼党がすでにいなくなっていたが、劉煌さんが身についていた短剣だけが残っていたとのこと{%exquesmark%}短剣を手にした麟盟姐さんは劉煌さんの行方が途絶えたと涙した{%exmark1%}
岱燈くんはそれでもと虎楊さんに仇討ちさせてと虎楊さんに頼むが答えは同じだった。

虎楊さん:劉煌に報いてえのなら生き抜いてみろ! アイツにもらった命だ それに武曲が
      命を張って防波堤になったのなら、オレも星の宿業に従うまでだ そう簡単に
      もう一度破軍貪狼をぶつけるわけにはいかねえなあ
と左首に青く光っているものを見せる。それは文曲(もんこく)の紋様だった{%exquesmark%}
 これからどうすべきかと考え直すいい機会として、船は蓮通時に向かう{%exmark2%}
虎楊は蓮通寺とは縁があるらしいが・・・
 泰山の境内から北斗七星を眺める孫寧と曹栄。

孫寧:ほお・・・流れが変わったのう ここに来てやけに星の出入りが激しい 迷っておるな、
   岱燈のヤツ・・・ (^_^)
岱燈くんの心に迷いがあると微笑しながら察していた{%meteor_a%}


 数日後、岱燈くんは劉煌さんの気持ちが分からなかった自分に恥じ、自分が破軍を背負い、劉煌さんだけでなく、みんなを不幸にしてしまったと自分を責める{%exmark1%}そんな岱燈くんの心の傷をどう癒せば分からず涙する頼羅ちゃん。
頼羅ちゃんを泣かしたと船陰から聞いていた鳳星くんは・・・

鳳星くん:劉煌がテメエのせいでこーなっただあ!? ふっざけんじゃねえーぞ!コノー!!
      テメエはそんなにエライのかよー!! いい加減にしやがれ! オメエがいようが
      いまいが、師匠も劉煌もオイラも誰も変われりゃしねえんだ! ナメんじゃねーぞ! 
      このバカヤロー!! <<<<O(°□°#)!!X100
みんなが犠牲になったのは星の宿業も岱燈くんのせいでもないと岱燈くんに鉄拳を喰らう{%exmark2%}
頼羅ちゃんは仲間割れしないでと鳳星くんを引き止めるが・・・
岱燈くん:くたばるまで殴ってくれ・・・ 迷惑かけたお前にやられるんなら構わねえ 
      そうなりゃ・・・破軍もやめられるからなあ・・・ (´v`;)!!
岱燈くんはみんなを傷つけるくらいなら、破軍の力なんていらないと弱音を吐く{%exmark1%}
それを聞いた鳳星くんは殴る気を失せる{%exmark1%}

鳳星くん:一体なんだよ、星の宿業ってんのはよ・・・
 船の窓から3人の様子を見た虎楊さんとその側近。

側近:破軍はどうなるのでしょう?
虎楊さん:さあな どうなるにせよ、最終的に俺たちのやるべきことに変わりはねえさ
側近:分かっています! ただ・・・
虎楊さん:ただ?
側近:私は彼に立ち直って欲しいと思っています 志を同じくするものとして・・・
岱燈くんを一刻も早く立ち直って欲しいと願う虎楊さんの側近。


 船は右岸へ入ったとき、渦津団のために料理を振舞う麟盟姐さん。渦津団のみんなは麟盟姐さんの料理がとてもおいしいと大評判{%spring%}渦津団の1人が五目焼売を作って欲しいとリクエストするが、劉煌さんがいなくなったことを理由に五目焼売だけは作らないと告げる。
 その夜、船の上で劉煌さんの短剣を大事そうに握り締める麟盟姐さん。劉煌さんの行方を心配する。麟盟姐さん、今でも劉煌さんをずっと想っていたんですね{%diacritic_a%}
恋する乙女を泣かした罪は重いですよ、劉煌さん{%exmark1%}
 そんな時、近くから岱燈くんのうめき声が聞こえ、行ってみると岱燈くんが破軍の紋様を取ろうと右肩に傷をつけた{%exquesmark%}

岱燈くん:オレはもう破軍でいたくない 破軍でいる限り、オレはまたみんなを不幸にする
      そんなのもうイヤなんだ! だから・・・X2 (>o<)
破軍の宿業に背負いたくないと右肩を左手で抑えながらブルX2と体を震える{%exmark1%}
麟盟姐さん:岱燈くんのせいじゃない 絶対、キミのせいなんかじゃない アタシはキミを
        恨んでなんかいない 劉煌だって・・・だから、やめてよ・・・
手を軽く乗せて、みんなを不幸に背負わせたのは岱燈くんのせいではないと優しく言った{%exmark1%}

 翌日、頼羅ちゃんはきれいな服に身を包み、髪を下ろして、虎楊さんに化粧を施してもらった。そして、鳳星くんならびに視聴者の皆様にお披露目~{%diacritic_a%}
頼羅ちゃんは宮廷に出入れしてもおかしくないくらいのべっぴんさんにへ~んし~ん{%butterfly_a%}
無論、鳳星くんは頼羅ちゃんのあまりの上品さに鼻の下伸ばす{%exmark2%}
鳳星くん、嫁がもらったと感激涙してるし・・・{%sweat%}
 頼羅ちゃんはそのままの姿で、岱燈くんに見せるが、逆切れされた。
岱燈くん、頼羅ちゃんは岱燈くんのためを思って、おめかしをしたのに当り散らす事ないでしょ{%exmark2%}
見損なった虎楊は・・・

虎楊さん:いい加減にしやがれ! 破軍を捨てたいというお前の気持ちは分からんでもない
      だが、今お前を腐らせているのは、破軍でも星の宿業でもねえ お前自身の心だ
ヌオー(°□°)ーッ!!
虎楊さんの一言に理解できない岱燈くんは虎楊さんにケンカを売る{%exmark2%}
岱燈くんは虎楊さんに連続攻撃するが、いつもより切れが無く次々と受け止められる。
虎楊さんは岱燈くんからの最後の攻撃を受け止めて、岱燈くんの動きを封じた{%exmark2%}

虎楊さん:今のお前の心のうちではオレには勝てん!! (`□´#)!!
と頭をワシ掴みにし、床にたたきつけた
岱燈くん:オレは・・・何もできねえのかよ・・・ 破軍を辞めることも劉煌の仇を討つ事も何も・・・
虎楊さん:そうだ!! お前は無力だ!! (°□°)!!
と星の宿業から逃げられないし、弱りきった心で慶狼を討つことが出来ないと言い残し、去っていった{%exmark2%}
 虎楊さんの側近が、虎楊と自分のおい立ちを少しだけ語る{%exmark2%}その側近の名は燕紀(えんき)。
昔、虎楊さんと燕紀さんが住んでいる村で慶狼率いる玄狼党が攻めてきて、家を焼き払い、食料を奪い、村人を虐殺した{%exmark2%}その頃、虎楊さんと燕紀さんは船へたまたま遊びに行ってた。村へ戻ると、自分たちの家族や友人の変わり果てた姿に愕然としていた{%exquesmark%}渦津団にいるみんなも同じ境遇に遭い、虎楊のもとに配属していた。

燕紀さん:私も私の宿業から逃れられない 岱燈、あなたにもまた破軍から逃れることが
      できない だから・・・どうするのか考えるのはあなたです
人は誰だって運命を背負って生きていかなくてはならなく、どうすべきかは自分で考えるようにと虎楊さんの発言を代弁した。
果たして、岱燈くんは自分の苦痛から逃れる事ができるか{%quesmark%}


脚本:白根 秀樹 演出・絵コンテ:菊地 一仁 作画監督:南 伸一郎
原画:11人 動画:8社


 岱燈くんが慶狼に負け、劉煌さんがいなくなって落ち込んでた。
その上、破軍を背負っている自分のせいで、みんなを不幸にしたと責め、星の宿業から逃れたいと岱燈くんらしくな~い素振りを見せる。頼羅ちゃん・鳳星くん・麟盟姐さんが何とかして立ち直らせようとするが、岱燈くんの傷を治すどころか酷くなる一方だった。
 ウジっている岱燈くんを見損なったと虎楊さんが、自分の運命から逃れられないと厳しく言った。物静かな劉煌さんと違って、多くの部下を束ねられるリーダーシップを持ち合わせている虎楊さん。気さくな顔の裏に家族や友人を玄狼党によって失われたという辛い過去を背負っていたとは意外でした{%light%}
 劉煌さんの代役として虎楊さんが岱燈くんをコントロールする事ができるか注目です{%exmark2%}
 それと、頼羅ちゃんの正装している姿が、とてもきれいで感激にひったってしまった私。多分、これが最初で最後かも・・・。また出てくるといいな~{%heart1_a%}


<獣神演武グッズ>
TVアニメ「獣神演武」キャラクターソング Vol.3 虎楊


次回、第拾伍幕破軍の道標(みちしるべ)

コメント
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