9日の10月りゅう座流星群のピークは明け方の5時ころにあったようです。
ただしこの時間は薄明が開始しており放射点もほぼ地平線という条件で
あまりたくさんは見られなかったようです。
具体的にいくつ見たという報告はまだ見つけられません。
流星観測には数名の観測者の情報から導き出すZHRという値があり
今回の流星群では5時ころにZHRが140から180という値がでています。
8日の20時頃から10から20のZHRがあったようで
自分も22時ころにははっきりとした流星を1つだけ見ました。
ZHRとは「理想的な条件下」で
平均的な観測者1人が1時間あたりに見ることができる群流星数ということで
理想的な条件というのは
(1)6.5等星まで見える
(2)雲などさえぎるものがない
(3)輻射点(放射点)が天頂付近にある、というものです。
実際にはこのような理想的条件を得られるとこは殆ど無く
見える数は相当少なくなるそうです。