ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

ラストタイクーン②

2014-02-10 21:36:01 | 花組
聞く話、聞く話、原作が面白くない(ヅカの予習で原作を読んでるのに初めて途中で挫折した。この本を開くと意識が薄れる等)と聞いていたので、ちょっと不安だったのですが、宝塚版はそんなことは無くむしろ所々でキャラ立ちした登場人物が沢山出てきてニヤニヤしたり、キュンキュンしたりして、宝塚を堪能できる作品でした

勿論今回はランジュさんのサヨナラ公演ってことがあり、いかにラストランジュさんをファンの心に深き刻み込ませてくれるかが、私の中で一番大事なことなのですがもうそこは、溢れる愛っていうかあふれ過ぎていて、後半どうしたってくらい愛が暴走してましたがそこが良いのですよ
そのくらい暴走してくれると、最後のお芝居を観て、そして送るって気持ちに冷静させてくれて、逆に号泣はしなかったですだからしっかりお芝居もランジュさんのサヨナラも堪能出来て見終わった後はちょっとスッキリした気分になりました。ショーはその感じにならず、号泣でしたが

お客さんを楽しませる映画を作ってる人達のお話で、基本的に歌劇団とリンクしやすい下敷きがあるので、隙あらばそのことをからめたセリフを、この生徒さんに言わすかの適材適所に配置してるところが素晴らしく、そしてもうズルイ演出でした個人的には特にミツルさんがあらゆるセリフ、登場のタイミング…むしろその存在が、生田先生のパワーを物凄く浴び続けて、萌キャラって言うよりも、神々しいにまで昇華されてました
勿論ミツルさんだけでな、他の生徒さんも基本的に何かしら心に残るセリフや行動をとっていて、生田先生の惜しみない愛が分け与えられていて、それでいてランジュさんと関わっている…よく出来た本ですって言うかヅカファンの心を知り尽くして書いている感じが、むしろ心を見透かされている様でちょっとコワイぐらいですコレが神通力?
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ラストタイクーン①

2014-02-08 00:19:42 | 花組
ランジュさんのサヨナラ初日へ行ってまいりました。
お芝居は生田先生が期待に応えてくれる出来で、楽しめましたでも最後が恐ろし程の退団仕様になっていてどこからがオリジナルなのかわからなくて、とりあえず生田先生のランジュさんへの愛をものすごく感じました

ショーは思いのほか、斉藤先生色が強くて、思わず挨拶ランジュさんが「齋藤先生らしい作品」と仰って、その時の劇場のクスクスの広がりは一生忘れません齋藤先生いたよ?いいの?へこまない?でも私は好きです
とりあえず後半のサヨナラ仕様の場面がエクスカリバーみたいになっていて、ちょっと面白い感じすらしていて、涙の無いサヨナラ公演ショーも良いと思ってたら、大階段の群舞から前が見えなくなりましたヤバイやっぱりきっちり宝塚らしいランジュさんは一味も二味も違っていて、ひたすら涙が込み上がってきました久しぶりにあんなに来たのでむしろスッキリしました

とりあえず両方通える作品で良かったです
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早いもので…

2014-02-06 21:33:49 | 花組
明日からランジュさんのサヨナラ公演が始まります
生田先生と斉藤先生なのでテンションが上がりそうなものなのですが、なかなかそうは行きません。
稽古場映像とか見てたら、相変わらずランジュさんカメラ目線が熱過ぎるんですけどや、レポート見てたら、ライライのチャラさが楽しすぎたりして、テンションが上がるのですがいざ初日直前となると、やっぱり寂しいです。

それでも明日観劇予定なのですが、歌劇も読まずに、何も知らない感じでランジュさんの最後の作品を観てみたいと思ってます

一つ心配は雪大丈夫ですよね?車で行くつもりなんですが…
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100年CD

2014-02-05 22:36:34 | ヅカ全般?
100周年のCDをお正月ぐらいに買った記憶があるのですが、あれ?3月にまた出る記憶がやられてしまったのかと思いましたが、今度は現役の生徒さんがヅカの名曲を歌うって感じのでした

メンバーがトップコンビ、月組以外の2番手、トムさん、みっ様とかなり豪華です100周年なのに月組ってなりますが、そこは置いといて歌ったことない曲を歌うようにしている感じが素晴らしいです
花コンビのうたかたの恋やみっ様の愛と死の輪舞が特に楽しみです
きちんと録音した系のCD初めての生徒さんが多分5人(ひょっとしたら間違ってるかも)いらっしゃるので、そこも楽しみです

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月風共④

2014-02-04 21:54:26 | 月組
マギーさん(ミード博士)すっかり目が離せない生徒さんになってるマギーさん、今回もでした
本が変わってるって事もありますが、それにしてもカッコイイし面白い独特のセリフ回しが、どの役にでも合う様に、そしてその都度その役の個性に合わせたオンリーワンさを出していて、マギーさんがいると期待するようになって来てます
ミード博士も貫禄があるのに伸びのある動き、アシュレの家でのトボケた感じと、南部の人の重みを出してる場面でのギャップ…素晴らしかったです

ルウ様(ベルワットリング)あれ?なんか綺麗まずそれが第一印象ですいい感じに落ち着きがあって、あのバトラーの情婦に相応しい佇まいでしたホクロをつけないでも、通用するセクシーさもあっので、ホクロなしバージョンも見てみたかったです
でもどうして宙版のキタさんと言い、今回のルウ様と言い、バトラーより背の高い人がベル様さんでしょうか?伝統?

シモンさん(チャールズ)スカーレットの最初の犠牲者人の良さそうなお坊ちゃんさが滲み出てましたシモンさんの身分の高い人のハマり方が公演の度に強くなって行ってます戦争に行ってるのに、病気で亡くなってるところもなんかあってました。

ユウキさん(フランク)スカーレットの2人目の犠牲者…っていうかこちらの犠牲どパネーっすけど要は妹の婚約者がお金を持っていたから奪って、自分が原因のケンカに巻き込まれて殺されたヤバイ…人のすることじゃないメリーウィドウに引き続きシモンさんとのコンビがしっくり来てます

ユウちゃんさん(マミー)再びの降臨…なぜあそこまでネイティブに見えるのでしょうか?どんな役をされても完成度が素晴らしく高いところが最早神です
黒塗りの度合いが観劇の度に違う所も探求心を垣間見れえて気がして、ありがたいです
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月風共③

2014-02-03 21:43:06 | 月組
チャピさん(メラニー)相変わらずの天使って言うよりむしろ神な感じの女性でしたスカーレット編になったら、神度が少しさがるのかな?とか思ってたら上がってました
あの南部の皆さんの描かれ方の中で、機転はきくし、理解力も素晴らしく1人賢い女性でしたしかも銃で他の御夫人達を守ろうとしていたりしていて、超頼もしいかったです一応スカーレットがヒロインなのに、ちょっとしたミューズだしヴァルキリーでした
今回のメラニーは凜っとしたところた強いところが多く描かれていて、チャピさんにピッタリだったと思いますそれで居て娘役冥利に尽きる感じの役なので、活き活きと(病人ですが)演じていらっしゃいました

コマさん(アシュレ)王子様系のアシュレに作られていて、内面が理解できずに、外側だけで好きになっていたスカーレットの気持ちが納得できる役作りでした
いい感じに弱そうだし(宙組版が特別強そうだったりしましたし)、柔らかな物言いがとてもヅカ版しか知らない私にはしっくりと来るアシュレでしたそしてお芝居が上手なコマさんらしく、アシュレの壊れ方が素晴らしかったですあそこまでちょっと狂気すら感じる心の折れ方を表現されていたので、スカーレットの幻想を打ち砕く説得力がとてもありました
そんな感じのプリンス系アシュレなのに、このバージョンでは復讐にいったして、結構荒ぶってましたでもお腹は撃たれてましたがあの状態で帰ってくる辺りが、さすが南北戦争を生き抜いていた男ってところです。

カチャさん(スカーレットⅡ)女役さんするたびに書いてるかも知れませんが、カチャさんの女装カワイイですよね
あのスカーレット本心ってことで、活発でフリーダムな感じが、カチャさんのチョコチョコそして派手に動く感じでよく表されていました
客席から見る、小顔同士のスカーレットは人形的な美しさもあって、これぞ宝塚って気持ちになりました
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