ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

ラストタイクーン④

2014-03-12 23:51:27 | 花組
ランちゃん(キャサリン、ミナ)2役と言うより、むしろ3役というハードな演じ分けが必要でしたが、喋り方や見た感じの違いで、各々独立した役として成立していました
ミナはジェシカの時はハキハキとした真直ぐな女の子、ミナになってからザ・ハリウッド女優って感じで、テスの経験が生きてる感じでした
そしてメインとなるキャサリンは悩みが多くて、夢さえ見れない女性が突然出会ったモンローに心動かされ、出発して行くまでを、憂いを感じさせながらも、トップ娘役さんらしく演じていらしたのですが、ミナ自体は、ちょっとここまで病んでるヒロインってビックリさせられるぐらいの、ブロンソンとのダメダメカップルっぷりが、超斬新でした
そのあたりの下敷きがあるので、直ぐにモンローの元に行けない理由だし、お話を盛り上げるのですが、ちょっとこの娘にカウンセリングをって何度か思いました
さりげなく普段のお昼ごはんを用意していたり、もう会えない手紙を車に置いていたり、恐ろしいほどのタイミングでモンローの前に現れたりする、スキルは沢山持っているのですがロンドンから始まり、モンローの死まで続く不幸の連鎖が恐ろしかったです
結局モンローと過ごした時間は、人生のごく一部にしかなれなかった幸せな時間って感じで、切なかったです。

ミリオさん(ブレーディ)なんですか?あのカワイイヒゲは喋ったり、動いたりしたら、モンローのライバルに相応しい貫禄があるのですが、見た感じとのギャップが凄まじいかったです。
でも内面はもっともモンローを追放しようとしているのにもっともモンローの才能を認めてる…って萌要素かなり強いです天才とか、神に愛されてるとか!!褒め過ぎ最後のモンローに関するものを全て処分させようとしてるのも、それがあると、モンローを思い出して辛いから…ってのがあふれ出ていて、何あの愛おしいヒゲ?ってなります
そして今回のもう1つのミリオさんの見せ場!カガちゃんと何してた的なところ…あれですよね、ネクタイの締め方教えて貰ってたんですよね?
ランジュさんとの作品は今回で最後ですが、結構対立する役(内面は大好きが多いですが)ばかりで、ガッツリふたりの友情か、兄貴分と弟分みたいな作品が見たかったです
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