タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

BLACK NIGHT タイ・日本・香港 3カ国のオムニバスホラー 4月6日 タイ公開

2006-03-23 19:31:35 | タイ映画
 バンコク国際映画祭の時に、記者会見をいくつか見ましたが、タイ映画が外国と合作するなんて、もう当たり前の時代なんですね。ちょっと前までは、外国から資本を提供されるのは、アピチャートポン、ペンエーグ、ノンスィー監督ぐらいという印象があったのに。

 映画の詳しい内容はとりあえず、飛行船の気まぐれ☆☆新作映画紹介 にお任せしていいですか?私はタイ版のポスターを公開します。

 タイでは、タイ以外の国の映画に有名女優(セクシー派のマミー)やDJ等が吹き替えを担当します。

 タイのヒロインは、メー、ピチャナート(『ブッパーラートリー Phase 2』『パタヤ・マニアック』のヒロイン)です。彼女はセクシー可愛い系ですね。

Poster:(C)Five Star Production

風の前奏曲ツアー① 主役アヌチット・サパンポン君のトークショー

2006-03-18 21:23:03 | 風の前奏曲
 先週の土曜日の今頃は、タイ映画 風の前奏曲を体感するツアーで、主役のアヌチット・サパンポン君(オー君)と至福の1時間を過ごしていたんです。(ため息)残念ながら、1対1じゃなくて、1対10人でしたけど。今回のツアーに参加したのは、なんと20代から70代までの10人でした。

 旅行の話は遡って書くとして、このトークショーが、ツアーのハイライト。アヌチット君は7時きっかりに現れ、ワイ(タイ式挨拶/合掌)をしていきなりラナートの演奏を始めました。弾いてくれたのは、劇中でソーン師がラナートで、息子がピアノで連弾するスローバラード。

 というインパクトの強い登場の仕方をした後は、いきなり携帯を取り出して、画面を見ながら日本語でご挨拶。原文を自分で考え、日本に留学していた友人に翻訳、ローマ字に直してもらったという挨拶は、結構長かった。その健気さに、参加者は、みんな一瞬にして、心を掴まれたと思います。(ですよね?)内容も健気で、ヨシヨシってしてあげたく(迷惑だろうけど)なりました。

 その後司会が映画に関するいくつかの質問をした後、せっかくだからツアー参加者からの質問をたくさん受けて、それから撮影、サイン会。好きなだけツーショット、スリーショット.....全体写真と撮りまくり、サインをもらいながらも会話。とにかくたくさん会話できたのでした。

 “ファン・ミーティング”としては、人数が少なかったかもしれないけれど、日本好きのオー君は、とっても嬉しそうにファンサービスに努めてくれました。ある年配の参加者は、『ほんとうに愛くるしいのね』、と。タイ的ハンサムなんだけれど、“ナーラック(直訳すれば「愛すべき」)”な人。これからも応援したくなるような、そんな人懐こいオーラを出していたのでした。

 6月下旬に主演のホラー映画(「ローク/コン/ダーイ」サハモンコンフィルム配給)がタイで公開されるそうなので、やっぱり見に行かないとダメかな、応援しないと!とその夜即決してしまった私です。

(Pic:私物のラナートを演奏するオー君。もっと良い写真は、後日UPします。)

タイ映画『Dorm』(原題:デック・ホー)から新たなスターが出現

2006-03-15 21:48:06 | タイ映画
 このブログでも紹介したタイ映画『Dorm』。『フェーンチャン ぼくの恋人』のジアップ少年役だった、チャーリー・タライラット最新主演作ですが、なんとこの映画から新たに人気がブレイクした少年(俳優)がいます。

 主人公の親友、ウイチエンを演じた、通称

マイケル

です。現在男女問わず、もの凄い人気で、ここにきて、ファンクラブ結成の動きが見られます。それが、現在でもある『フェーンチャン』ファンクラブの掲示板で!(写真がたくさんあります)

 『フェーンチャン』でチャーリー&フォーカスちゃんが登場した時も、熱狂的に迎えられましたが、今回も同じぐらい、あるいはそれ以上に熱狂的のようです。

(Pic:バンコク国際映画祭レッドカーペットで撮影。一番左端の少年がマイケル。こんなことになるなら、もっと彼の写真を撮るべきだった、と反省)

気がつけば、ブログ開設1周年

2006-03-13 21:10:47 | Weblog
 実は1年前の3月12日は、私がこのブログを書き始めた日でした。

 元々タイ映画に関する情報をいろいろ持っていて、これを一人で未消化にしていても、しょうがないなあと思っていました。これを少しずつでも書くことで、タイ映画のファンが増えるといいな、と思いながら、このブログを書いています。

(でも、今mixiのタイ映画コミュニティは、なんと314人もいるんですね。目指せ!500人、いや1,000人.....)

 それに、去年の今頃は、タイ映画『フェーンチャン ぼくの恋人』の公開間近で応援したかったので、急いでブログをオープンしました。『フェーンチャン....』は、今後、タイ映画の中でも不朽の名作(アマタ・ナンタイ)と呼ばれるようになるでしょう。私自身、心から好きな映画の1本です。

 昨日は『風の前奏曲ツアー』の最終日で、バンコクにいました。このツアーのことも、いろいろレポートしたいです。土曜日のパーティーに来た、主役のアヌチット・サパンポン君(愛称 オー君)が、どんなに素敵だったか、とかね。(2日たった今もボー然としてます。)

 が、このブログは趣味なので、書く時は“サバーイ・サバーイな気分”の時だけ。タイ映画だけでなく、アジアのポップカルチャー全般について、またみんなで情報交換させてください。

 みなさんのブログも、のぞいてます!

Pic:『フェーンチャン ぼくの恋人』の、ノイナーちゃんとジアップ君。実生活では、ふたりとも背が伸びて、ますます美男美女ぶりに磨きがかかってます。)

アクション・アドベンチャー大作公開 3月9日

2006-03-06 00:22:15 | タイ映画
Mono Film Six Pack # 1 “Vengeance” (原題:プライリピナート/バー・モーラナ)

 昨年の東京国際映画祭フィルムマーケットに、タイの映画会社もブースを出していましたが、その中でひと際目立っていた新しい映画会社 Mono Film.レースクイーンのような目鼻立ちくっきりのお姉さん方がブースに数人いて、異様に目だっていました。この会社はいったい......???とあの頃から疑問に思っていました。

 年初になると、タイの各映画会社は、新作ラインナップ記者会見を行います。2月にたまたまMono Filmの新作記者会見“Mono Film Six Pack”を見ることが出来たので、この会社の概要が、なんとなく掴めました。

 6本についてはおいおい語るとして、全部の作品に共通するのが、この不景気に、ふんだんにCGは使うわ、新人役者を大量に投入するなど、なんともバブリーな会社です。しかも、日本を含めて、既に世界中に映画を売っているという話。

 そんな同社の今年第一弾の作品は、アクション・アドベンチャー作品。プレーオ・シリスワン監督は短編映画で実績があり、2003年には『Down』という作品で、東京国際映画祭一連企画の短編映画祭で、来日しています。

 記者会見で、『森に入った若者達が、タイの伝説の生き物に遭遇し、森から出られなくなる....』というストーリーだそう。

公式サイト

(ストーリーだけは、英語で読めます。予告編は左のタイ文字の上から5個目をクリックし、いったんPCにダウンロードすれば、見ることが出来ます。)

Copyright of Pic:Mono Film

最も重要なタイの映画監督 3人

2006-03-02 22:00:47 | タイ映画
タイの映画評論家、アンチャリー・チャイワラポーンさん主催の、THAI CINEMA.orgは、このサイトのブックマークにもリンクしてありますが、タイ映画の情報が、最速・最新、なおかつ評論の充実しているサイトです。

 そのサイトで3月1日に、
『最も重要なタイの映画監督 3人』の投票結果が発表されています。

投票結果


 この投票は、去年の12月から今年の2月にかけて集められたもので、投票者の条件は、長年タイ映画を見続けてきた”世界中のジャーナリストでした。投票者から述べられた理由も英語で書いてあります。

 ちなみに白田が選んだ1位は、ノンスィー・ニミブット監督。その理由は、90年代後半までに、落ち込んだタイ映画界の救世主だから、と、監督であるだけでなく、プロデューサーとして、数多くの質の高い作品を数多く世界に送り出していること、そして、タイ映画界の良さを各地で話す(講演会などで)タイ映画界のスポークスマン的存在だから。

 あなたは、どう思いますか?タイの最も重要な映画監督について。

(写真はバンコク国際2006にて撮影したもの/真ん中がペンエーグ監督、左端で合掌(ワイ)してるのは、クリストファー・ドイル)*2月18日の記事にも写真追加しました。

告知! 3月6日 マティチョン朝刊の芸能欄に“バンコク国際映画祭のあるべき姿”という評論記事byアンチャリー氏 が載ります。 3月6日(月)マティチョン芸能欄の記事