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タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

タイの人気イラストレーターの個展 パユン・ワラシャナナン展「代官山でつかまえて」

2009-05-13 00:00:27 | art
 今週末はタイフェスティバルです。日本にいながらにして、タイのポップカルチャーも、おいしいタイ料理、おいしいタイの果物、とにかくタイを五感で楽しめるイベントですね。

  タイフェスティバル公式サイト

 そんな渋谷から電車でちょっと行った代官山で、タイの人気女性イラストレーターの、日本初個展が開かれます。

 パユン・ワラシャナナン 代官山でつかまえて 2009年5月15日(金)- 27日

 パユンさんのイラストは、タイのベストセラー小説の表紙や、無意識に目にしているポスターに使われています。思い起こせば、わたしも確かにタイの街角で見かけたことがあるのです。大きなクリクリの瞳が印象的な、やさしいタッチの絵です。  

 パユンさんのブログ

 日本とタイのポップカルチャーの交流が盛んな今、タイの人気イラストレーターの目には、日本は、というか代官山は、どう映っているのか興味あります。タイフェスの行きか帰りかに寄りたいと思います。

泣いても笑っても、あと2日間☆Show me thai展 5月20日が最終日

2007-05-19 01:12:39 | art
 昨日帰ったら、タイのアーティスト、ナウィン・ラワンチャイクン Navin Rawanchaikul さん率いるナウィン党のメールニュースが届いていました。わたしも、気がついたら、ナウィン党に入ってたらしいです。

 ナウィンさんの展示は、show me Thai展にあります。大きなテントの中で、映画やってます。

 東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」

  show me thai トークセッションレポートは、もうひとつ記事を書きたいと思ってます。

 あの時にアピナン先生が、ナウィンさんを称して、“生活全てがアート”っておっしゃってた。ナウィンさんのアートは、コミュニティの人々まで巻き込み型のアート。例として、福岡の日本人女性と結婚し、団地に住んだナウィンさん。その団地の孤独なお年寄り達の生活をビデオアートにし、団地の真ん中にいくつかテレビを置いて、展示。アピナン先生が、『彼の場合は、日本人女性と結婚したことまで、アート活動の一環かもしれません。』と言ってたのが、興味深かったです。数年前に東京で、個展があったのですが、名前が厳かなんで、それだけで見に行かなかった自分を悔やんでます。

 でも、show me thai展で再会できて、良かった。人生に遅いなんてことは、ありません。このshow me thai展、本国タイで開催の予定は今のところありません。それだけ、今回の日本の展示は貴重なのです。

 個人的に、細かいお薦めを書くと、ミュージアムショップで売ってる、show me Thai展のカタログと、『アジアの美術 福岡アジア美術館のコレクションとその活動[改訂増補版]』です。トークに参加されてた、後小路先生がいっぱい執筆されてて、アジア美術の入門書としては、読み易かったです。

 泣いても笑っても、show me thai展も、あと2日。ナウィンさんの展示も含めて、20日のタム君のライブ前に、もう一度、細かい点を見るつもり。

 さらにすごーく細かいツッコミ入れると、show me thai展のレイアウト表(A4の紙)の下に、タイアート用語の基礎知識が日本語とタイ語で、まとめてありますが、よく見ると、

 おいしい(アロイ)、かわいい(ナー・ラック)....などなど

 と、とぼけたコトが、サラっと書いてある。このユルユル感が、いいですよ。
あと、個人的にはタイ人が、たどたどしい日本語で、

 『みてみ★タイ』

 と発音する度に、内心『かわいいー!』とツボを押されまくりでした。

 みなさま、どうぞお見逃しなく! 

何度でも show me Thai

2007-04-29 01:03:19 | art
内覧会の時には、じっくり見ることができなかったので、出直してきました、昨日。

東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」オフィシャルサイト

 結局、Show me Thaiの展示と、特設展の 『マルレーネ・デュマス―ブロークン・ホワイト』展、常設展も見て、半日アートを堪能しました。

 Show me Thaiは、内覧会の日に見落としていた作品に気づいたり、名前を見なければ、日本人かタイ人か、どちらが制作したか分からないと思ったり。また、ドキュメンタリー映画、NARA:奈良美智との旅の記録 を見たばかりだったので、より親近感を持って見ることができました。

 私は、去年バンコクで見た“束の間の美術館 ソイ・サバーイ”で見た、奈良さんのプーケット犬が好きになって、奈良さんの作品に興味を持ち始めたので、今回の展示に出ている、犬の作品も、ほんとうに可愛いくて、癒されます。祠の窓にぶらさがっている、のれんも、とても可愛いです。タイ式のスピリチュアルな雰囲気も感じます。

 そう考えると、アートへ興味が芽生えたのは、バンコクなんです。日本人が日本人のアート作品を、海外で見て興味を持つとは。日本に居た時は、いちおう知っていたけど、関心が無かったのに。在日タイ人の方も、今回のshow me Thaiを見て、私と同じ感情を持つかもしれません。

 と展示を見ていたら、品の良い紳士を発見。やはり内覧会の時は、ゆっくり見ることができなかったので、と私と同じ理由で、show me Thaiを再訪されていました。その方に教えていただいた情報が、写真のチラシです。

 バンコク国立美術館 日本語ガイドツアー 毎月第3土曜日 午前10時から約1時間

 バンコク国立博物館で、日本語ボランティアガイドがあるという話は、10数年以上前に聞いたことはありますが、美術館で日本語ボランティアガイドとは、初耳です。この方が、タイと美術が大変お好きで、この活動を始めたそうです。それで、今はバンコク在住の優秀な方に、このツアーを任せているとのこと。次回タイに行ったら、ぜひ参加してみたいです。カオサン通りの近くです。

 そういえば、今日は出会いの日でした。参加型のアートで、みんなで息を吹いて、象を生き返らせるオブジェ。これも、知らない人に一緒にやりましょう、と声をかけるきっかけになります。私の行った午前中は、人が少なかったので、できなかったのですが、後日もっと人の多い時にしようと思います。

 そして帰りの電車で。ミュージアムショップで買った『アジア美術』という本(この本、表紙が真っ赤でかなり目立ちます)をフムフム、と読んでいたら、隣の席に座っていた人から、声をかけられました。『アジア美術って、面白そうですね』(と言われた気が)とってもアート好きそうなオーラが漂っている推定30代の男性でした。

 そこで乗換えまでのたった10分間に、Show me Thaiのチラシをあげて、いろいろ説明し、5月12、13日は代々木公園でタイフェスティバルがあって、ご飯も美味しいし、タイの最高のロックバンド、Modern Dogが来るんですよ。今、タイが熱いんですよ!!!と話してきました。チラシにメモをしていたので、きっと参加すると思います。

 東京の電車で、知らない人と会話するなんて、久しぶり。
 タイのアートが、会話も生み出したとってもいい休日でした。show me Thai また行きます。イベントも。地下のCafeのパスタとスイーツも、美味しくて満足しました。(そんなに値段高くないし)

東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」は5月20日まで

2007-04-18 12:48:35 | art
 まだまだ始まったばかり。昨日は人が多かったので、もういちどゆっくりと見に行きたいです。(いろんな友達と何度でも、行きたいです。やっぱり。)あの雰囲気だと、友達とのんびりおしゃべりしながら寛いで見ることが出来そうです。

 イベントは、こちら↓昨日解説してくださったアピナン・ポーサヤーナンさんは、国内外でもひっぱりだこの美術評論家です。というと、厳かな感じがしますが、とってもお話が分かり易く、素敵な紳士でした。

 
4月22日(日)13:00-: タイ映画上映
場所:東京都現代美術館講堂 (B2F) 
当日先着順・定員200名・無料

5月13日(日)13:00-: ギャラリートーク(通訳付)

タイの現代美術について美術評論家たちが語る

-ソンポーン・ロートブン/Somporn RODBOON 
-アピナン・ポーサヤーナン/Apinan POSHYANANDA 
-後小路雅弘 / Masahiro USHIROSHOJI
-チッティマー・アモンピチェックン / Dr. Chittima AMORNPICHETKUL
会場:Show Me Thai展展示室 当日先着順・定員30名・入場無料

5月20日(日)13:00-:
パフォーマンス
ウィスット・ポンニミットによる映像&ピアノ演奏ライブ!
- ウィスット・ポンニミット/Wisut PONNIMIT
場所:東京都現代美術館講堂 (B2F)
定員:200名 入場料:1700円 要予約
予約はお名前・人数・お電話番号をmitemithai@soimusic.comまでお送りください。
問い合わせ:SOI MUSIC TEL:03-3404-0540

Wisut Ponnimit photo: Tomoko Takahashi(machinegun)

★ウィスット・ポンニミット
 オフィシャルホームページ
http://soimusic.com/wisut/


 「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」ブログ

東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」内覧会レポート

2007-04-18 12:39:12 | art
日タイアーティストの交流約70年の過去・現在・未来を~みてみ☆タイ~

 さて、昨夜は内覧会とオープニングセレモニーに参加してきました。

東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」Official Sight

 16時から、アピナン・ポーサヤーナン氏(タイ王国文化省 現代芸術文化委員会総合ディレクター / 現代美術展「Show Me Thai」実行委員長)の解説つきで、プレスツアーが行われました。

 まず入り口から向かって右側の部屋に入ると、日本とタイでアーティスト同士の交流が始まった第2次世界大戦頃からの作品を見ることが出来ます。左側から入ると、現代の若手アーティスト達の遊び心溢れる作品を見ることができます。アピナン先生は、“どっちから入っても自由です、ただ今回の展示は日タイ芸術交流を時間軸にそって展示しています。”ということで、右側の部屋から進みました。ちなみに展示の合間に年表も貼ってあります。

 解説によると、第2次世界大戦ごろから、日本とタイのアーティストの師弟関係が生まれたり、また日本の文部省の奨学金を得た留学生も多数、しかも東京だけではなく、いろいろな県に滞在していました。今回のオープニングに合わせて、何人かのアーティストが作品の前におり、流暢な日本語で、作品の背景を説明してました。(オープニングの日だけ)

 初期の頃の作品は、タイの人間国宝の方の作品多数。これだけの数が集まると、圧巻です。また、日本の展覧会にタイのアーティストが多数参加していること、個展を開いている方がいることも、よく分かりました。また、今回の展示には、東京都現代美術館はもちろん、福岡アジア美術館が収蔵しているタイのアーティストの作品も多数展示されています。日本は、こんなにもたくさんのタイのアーティストの作品を持っていたんですね!知りませんでした。

 つまり今回は、日本での活動経歴のあるタイのアーティストの一挙展示ということで、点が線になり、大きな面になった感覚です。展示室の面積は、1,860平方メートルもあるとのこと。

 最後のひとつ手前の部屋は、若手のアーティストの作品で、観客の参加型の展示が多く、楽しいです。みんなで空気を入れて、象のオブジェに命を吹き込んだり、タイの伝統的なラーメンを売る船(クイッティアオルア)(会場ではインスタントラーメンを配布。毎日は、やってないかもしれません)があったり、オブジェの下をくぐると、それぞれのゾーンで違う香りのタイのハーブの香りがしたり。

車のナンバープレート(使用済み)を多数くっつけた作品は、バンコクの空気感がリアルに伝わって来ます。また、チェンマイと福岡在住、インド系タイ人のナウィン・ラワンチャイクンさんの作品は、テントの中で本人主演のBollywood映画を上映していて、楽しそう。アーティストトークに参加されたナウィンさん自身も、とっても陽気な方でした。

 また、タイでアート制作を行ったり、タイ人と共同制作を行った日本人アーティストの作品も。奈良美智+graf では、昨年2月にバンコクで開かれた『束の間美術館ソイサバーイ』に参加した時のビデオ映像と、奈良さんの作品があります。タイの伝統的な祠で眠る、かわいい犬(おなじみの○○犬)の作品を、何の囲いもなく身近で見ることができます。

 アピナン先生の解説によると、森村 泰昌さんのポートレートは、タイの美術界に衝撃と興奮をもたらしたそうです。写真家の荒木経惟さんの展示は、タイトルが「トムヤム君」。レセプションにも、フラっとした感じでいらしてました。

 最後の部屋は、未来を予感させる雰囲気。Soi Projectの作品です。我らがタム君の作品も、ここに。アーティストトークで、Moderndogのコンサートも手がける、ウィット・ピムカンチャナポンさんと、遠藤 治郎さんが登板。『今までの両国のアーティストの出会いは、公的な機関が作ってきたことが多いけれど、これからは個と個が出会う時代。現にSoi Projectの日本人とタイ人のメンバーも、今回の企画展より前に出会って活動してきた。時代の流れは速く、出会いも早いので、今後はもっと面白い展開になるかもしれない。』とのこと。

 タイと日本のアートの未来を明るく予言という、いい締めくくりでした。

東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」始まる

2007-04-18 00:26:53 | art
今日から!

 昨日内覧会行って来ました。思ってたより、広いスペースでタイの展示が!タイと日本の芸術交流は、思ってたより長かったです。約70年も。

東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」Official Sight

 解説付きで拝見しましたが、後日もう一度出直します。取り急ぎ今日の楽しい雰囲気は、筆の早い、チョムプーさんのブログをリンクさせていただきます。(いつも、すいません。)

チョムプーさんのレポート

東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」もうすぐ!

2007-04-13 23:15:16 | art
Contemporary Art Exhibition ”Show me Thai"  Thai Art Allstars Apr.17 to May.20 in Tokyo

 あっと気がついたら、まもなく始まるじゃないですか。しかも、入場無料です。(イベントは一部有料)今回は約30名のタイのアーティストの作品が紹介されるそう。(すいません。約70組でした。30というのは、来日の数だったかも)映倫問題で話題の人、アピチャッポン・ウィーラーセタクン監督の作品もあります。

東京都現代美術館「タイ王国・現代美術展 Show Me Thai ~みてみ☆タイ~」Official Sight

 今、展示作品も、またタイのアーティストも続々来日中だとか。詳細は、公式ブログで。

Official Blog

 また、タイのアーティストだけでなく、これまでタイと関わりの合った日本のアーティストも参加します。文化交流イベントですもんね。

 荒木 経惟、森村 泰昌、奈良美智+graf 

など、ビッグネームの参加もさりげなくあります。

~みてみ☆タイ~、見てみないと、もったいないかも。日本で初めての大掛かりな、タイの現代美術展です。