タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

タイ映画新作 11月2日公開

2006-10-31 23:59:54 | タイ映画
最新作ウイシット・サーサナティアン監督×ヌン(Dear Dakanda/親友/プアン・サニット主演女優)

 最近、芸術の秋のせいか、タイ映画も新作情報目白押しです。東京国際映画祭(TIFF)の話もまだ続きますが、まずは旬のネタを。

映画公式サイト

 TIFFで外国の記者に聞いた噂によると、この作品は、“ウイシットの新作は、美しいホラー映画だそうだよ。???”.....(絶句)想像もつきません。

 が、監督の前作、「快盗ブラックタイガー」と「Citizen Dog」のファンの方は、お見逃しなく。前2作品は、タイよりも、ヨーロッパで受けた作品。今回タイ国民の好きなホラー映画、ということで、ウイシットスタイルのホラーが、タイ人に受け入れられるかどうか、が勝負どころです。

 追って、記事を出しますが、またしてもコメント、TBお待ちしています。

Pics:Five Star Production (Thanks & Cheers!!!)

東京国際映画祭途中報告

2006-10-26 02:21:23 | Movie
  映画だけ出なくて、イベントも見ているのですが、同時進行のレポートはきついです。でも、これはいい話と思うことは後日遡ってレポートします。

 アジアの風、もう1本のタイ映画『ヌーヒン』上映です。タイのルークトゥンをBGMに、ミュージカル仕立てのシーンつきの、ベタでタイ式なコメディーです。美女満載、踊りいっぱい、主人公のヌーヒンのキャラが際立っています。


10月26日(水) ヌーヒン
   上映時刻     22:00~00:00  
   映画館     TOHOシネマズ六本木 Screen1
   上映前に舞台挨拶  
10月27日(金) ヌーヒン
   上映時刻    13:50~16:05  
   映画館     TOHOシネマズ六本木 Screen2
   上映後 ティーチイン(TI)
(写真:Cinemasiaのサイトから、壁紙をダウンロード)

ペンエーグ×浅野忠信×クリストファー・ドイル リターンズ

2006-10-22 23:55:07 | Weblog
TPG TOKYO PROJECT GATHERING 2006

東京国際映画祭で企画を発表し、出資などを募る上記のイベントを初めて見に行って来ました。タイの大物映画人が、プレゼンするという噂を聞いたら、行くしかないです。

登場したのは、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督でした。

映画のタイトルは『蓼食う虫』谷崎潤一郎の原作の映画化です。プロデューサーは、日本の方。製作開始時期は、2007年春。登壇したペンエーグ監督によると、
『地球で最後のふたり』、『Invisible Waves』に続き、ペンエーグ、浅野、ドイルで組み、脚本家はタイ人(またあの方でしょう私の予測では)とのことです。

 タイからの企画は、もう一本、タイトル『VIDEO CLIP』Pakphum Wongjindaという若手の監督の作品ですが、プロデューサーが、タイで一番のヒットメーカー、プラッチャヤー・ピンゲーオ(『マッハ!』『トムヤムクン!』監督)携帯電話での盗撮が題材。パンフによると、ジャンルは、スリラー です。今日から個別に投資家との面談が始まります。

 ところで、3年前からANAがスポンサーになって発行されている小冊子『アジアの風』ハンドブックどこで配っているのか分からなかったので、六本木ヒルズ内の飲食店で、隣のテーブルでご飯食べてた人が持ってたので、いきなり、『それ、どこで貰いました?』と聞きました。そしたら、映画見る直前に、劇場に入る寸前で配っているそう。つまり、映画を確実に見ないとくれないんだそう。これが小冊子といえども、資料としては保存版なんですよ。特に今年は、アジアの風部門だけの、大型のパンフレットが発行されなかったそうなので。

今夜の六本木、帰りは土砂降りの雨で、また風邪ひきそう....

(写真は去年のハンドブックの表紙)

東京国際映画祭で、アジアの風(1)

2006-10-21 23:35:52 | タイ映画
少し肌寒い六本木ヒルズで、さっそくアジアの風に、あたってきました。

“バイト・オブ・ラブ(原題)Kao Niew Moo Bing”は、試写を拝見。大都会バンコクで、若い母親に実質的に見捨てられた少女と、親犬がいなくなった野良の子犬との絆と友情。それだけじゃなくて、さりげなく社会風刺も。個人的には、犬の演技に、“萌え”。監督は、人間だけでなく、犬に演技をつけるのが上手い。主役の少女以外の役者は、タイ映画で見かけた事のある顔が。(『フェーンチャン ぼくの恋人』のジャック、『地球で最後のふたり』のヒロイン、『アイアンプッシーの大冒険』のマダムポンパドーイ役)

 原題の“カオニアオ”はもち米、“ムーピン”は串刺しの焼いた豚(タレつき)
この二つは一緒に食べる組み合わせのいいコンビ。それが、主人公の少女と仔犬の愛称になってます。次回タイに行ったら、速攻道端の屋台に買いに行きたくなりました、映画見て。

 もう一本も同じくアジアの風、“My Mother is a Belly Dancer”(香港)
平凡な主婦達、シングルマザーが、ひょんな事からベリーダンスを習うことに。それぞれ日常で抱える問題も、美しいビーズのついたスカーフをウェストに巻いて、
セクシーに踊りだすと、一時は忘れてしまう....。妻のセクシーな踊りに、ショック受けつつも、応援する夫がいれば、怒り出す夫も。(こうゆう人、いる、いるよ。)なんだか日常を愛しく見直したくなる1本。映画の中で発生した問題が、全部解決しないところも、リアルリティ有り。一瞬香港の大スターが出てきて、やっぱり素敵な方。また劇中で女性陣が、どんどん美しくなり、ダンスも上手くなってきたので、元気をもらえた。

それにしても、夜は結構寒いです。映画祭行ってる皆様も、風邪ひかないように気をつけましょうね。

東京国際映画祭関係の、コメント&TB大募集です!

(Pic:タイ版DVDの表紙)

東京国際映画祭に出陣! (特に“アジアの風”)

2006-10-21 10:30:45 | Movie
 今日から東京国際映画祭に日参します。タイ映画も2本上映され、監督が舞台挨拶、Q & Aに登場します。
フィルムマーケットには、去年に引き続き、タイの映画人も多数参加するそうです。

バイト・オブ・ラブ(原題)Kao Niew Moo Bing
シワポーン・ポンスワン監督
東京国際映画祭サイト


ヌーヒンNoo-Hin The Movie
インターナショナル・プレミア
コムグリット・ドゥリーウィモン監督
映画祭サイト

 コムグリット・ドゥリーウィモン監督は、アジアフォーカス福岡映画祭で上映された「親友」(Dear Dakanda)の監督。今度は東京のQ & A に登場します。
福岡にいけなかった方、作品は違うけど、「親友」(Dear Dakanda)のDVDにサインをもらうチャンスです!

 シワポーン・ポンスワン監督は、昨年上映された「ミッド・ナイト・ラブ」のプロデューサー。女性監督で、今回がデビュー作です。香港で上映された際に、大好評だったそうです。

 私はやっぱりアジアの風中心で。英語ブログがオープンしました。

東京国際映画祭 アジアの風 BLOG

 じゃ、そろそろ行って来ます。

邦画「村の写真集」バンコクで公開 11月9日~

2006-10-20 04:04:14 | Movie
 バンコクでは、最近話題の日本映画が、日本公開からそんなに間をおかず、公開することが多くなってきました。ところが、商業的な映画だけでなく、日本ではミニシアター系でかかる映画も上映されます。そう、村の写真集が、そんな1本です。

ブログの関連記事

 バンコク国際映画祭から数ヵ月後に、タイの映画配給会社数社が、「村の写真集」のタイでの配給権をめぐって交渉中....というニュースをタイから聞いた時、嬉しさと驚きを感じました。

 でもバンコク国際映画祭での、観客の熱心な反応を見ていたので、すぐに納得。本当に、エンドクレジットの最後の最後まで、誰も席を立たなかったんですよ。

 映画のラストに何があるのか、それはネタバレになるといけないので、言わないでくださいね。バンコクでご覧になる方は、最後まで席をたたれない方が、いいと思います。

バンコクでの上映館 ハウスのH.P.


追記:公開日を11月9日に修正しました。(11月1日)
(Pic「村の写真集」映画チラシ)

サッカー映画 『マーク・テ リターンズ』 試合再開(タイ公開)10月19日/ホントに再開されるの?

2006-10-19 00:01:04 | タイ映画
 いよいよ本日から改訂版がタイで公開されます。何度も書いたので、以下の参考記事をご覧ください。

マーク・テ リターンズ 関連記事

 いちおう10月10日にはマスコミ試写がタイで行われた筈ですし、ポップアップ広告にも10月19日公開!と書いてあるので、ちゃんと公開されると思うのですが、なんせタイだから。

 ということで、現地報告お待ちしてます。現地の日本の方もエキストラとかでかなり参加されたそうですし。自分が出たシーンは、ちゃんと編集で残ってました、このシーンです、とかコメント書き込み、あるいはブログのトラックバックなど、現地情報を首を長くして、お待ちしています!!!!!!!!!!

 写真(Thai Cinema Org)

Copyright of Pic:GTH (Thanks & Cheers!!!!!!!)

タイ映画の記念日 10月3日 & 10月6日

2006-10-03 23:39:51 | タイ映画
10月3日 「フェーンチャン」 10月6日  「プアン・サニット」

Happy Birthday to Fan Chan & Puan Sanit !

 2003年10月3日にタイで公開された「フェーンチャン」(邦題『フェーンチャン ぼくの恋人』)から、3年が過ぎました。タイのフェーンチャンファンクラブのサイト(リンク集にあります。)をのぞいたら、


「フェーンチャン 3歳のお誕生日おめでとう!」


のコメント多数。実は、フェーンチャンの6人の監督のうち、一人が単独監督した、「プアン・サニット」(Dear Dakanda/親友)公開日10月6日から、1周年です。この2つの映画のファン(は、殆ど同じかと推測しますが)が集まって、タイではみんなでお祝いするようです。

 タイ映画がどんなにたくさん公開されても、お誕生日まで祝ってもらえる映画なんて、そう何本もありません。私からも、お誕生日おめでとう!いつまで多くの人の心に残っていますように。


(写真:日本公開時に宣伝会社がブログ読者用に提供していたもの)