タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

おめでとう!観客賞 『サイアム・スクエア』改め、「ミウの歌~LOVE OF SIAM~」

2009-03-24 19:36:20 | タイ映画
 大阪アジアン映画祭メールマガジンによって、「アジア映画最新作初上映!」部門の観客賞が、『サイアム・スクエア』に決まったことを知りました。

 タイでもヒットした映画ですが、国境を越えて、いろんな人の共感を誘っているからだと思います。

 おめでとう!やったよ、タイ映画!

 日本の配給も決まったことだし、たくさんの人が見るチャンスですね。

 公式ブログ(映画祭レポートなど)

 公式サイト

大阪アジアン映画祭レポート③ ほかの媒体のレポート。

2009-03-16 11:58:42 | タイ映画
 毎日タイ映画のトークショーで熱い大阪アジアン映画祭。個人的には3日間ぐらいしかいないのに、もう1週間ぐらいここにいるような、濃い日々です。

 他のブログ、webのレポートを先にご覧ください。

 Love of Siam ブログ

 映画祭最新レポート

 みなさまのTB,コメントもお待ちしてます。写真は、昨日お誕生日の監督に、映画祭と観客からのサプライズプレゼント。

 

 

 

大阪アジアン映画祭レポート② 「手あつく ハグして」本日は、「サイアム・スクエア」の上映

2009-03-15 01:11:51 | タイ映画
  2日目の「手あつく ハグして」のQ & A も、映画好きで、とてもよく映画見てるなーという、面白い質問が多い充実したQ & Aでした。

 タイが好きで、現地の劇場でもタイ映画を見ますという熱烈なタイ映画ファンから(東京から駆けつけたファンも。いつも映画祭でお会いしてますね!タイ語の芸能新聞の差し入れ、どうもありがとうございます。)今日初めて、タイ映画を見ましたという映画ファンまで。

 上映が終わったら、(基本的には)映画祭のパンフレットにサインしてくれるという流れになっています。映画終わったら監督とロビーで話せるので、今日もぜひ見にいらしてください。この作品は、音楽もいいんですよ。歌詞に字幕もついてるから、心に沁みます。

 3/15(日)10:20『サイアム・スクエア』

★関西初上映
★来日ゲスト:チューキアット・サックウィーラクン監督

大阪アジアン映画祭レポート① “チョコレートな夜に、そしてアジア映画の夜に乾杯!”

2009-03-13 23:47:38 | タイ映画
 さてさて、大阪からミニレポートです。

 大阪アジアン映画祭2009ですが、タイ映画

 チョコレート・ファイター
の上映で、幕開けました。

 上映前に、今回映画祭に参加した監督全員を舞台で紹介。その後、『チョコレート・ファイター』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督、同映画の脚本を担当した、チューキアット・サックウィーラクンさんによる、ミニトークショーがありました。ちなみにチューキアットさんは、今回映画祭で上映される、『サイアム・スクエア』を監督しています。

 会場となったABCホールは、決して大きくはないのですが、満席で熱気がすごかったです。

 トークショーなんですが、監督が日本人俳優、阿部 寛さんの撮影中の仰天エピソードを披露。阿部さんも、アクションしてたってことが分かります。そして、日本の北九州ロケの心温まるエピソードも。

 チューキアットさんは、08年アジアフォーカス福岡国際映画祭の舞台挨拶で、
(僕の名前は長いから((ちなみにタイ人の本名は長いので、各自あだ名を持っている。)日本では、“マー君”って呼んでねって言ってたのですが、さっそく大阪でも同じことを言ってました。福岡の時より、髪の毛伸びててお人形みたいだし、愛嬌あって発言もほんわか面白いし、“マー君”は、たぶん映画祭中にアイドルになりますよ。

 『手あつく ハグして』コンデート監督は、日本に来るのは東京に続き2回目ですが、タイに住んでいても日本の文化と共に育ってきたので、今回の映画祭参加はうれしいです。実はうちの妻は、日本のカレーを作るのが上手で、子供達は日本そばとお寿司が好きです、と親日家ぶりを披露。

 ちなみに、コンデートさんは、今タイ映画でひっぱりだこの脚本家でもあり、最近だと、『レター 僕を忘れないで』の脚本が秀逸でした。東京国際映画祭で上映された前作、『ミッドナイト・マイラブ』も良かったです。

 プラッチャヤー監督が、舞台挨拶の最後に、I Phoneを駆使したかくし芸を見せて会場を沸かせました。監督、生身のアクションを追及すると同時に、ハイテクなものが大好きなんですな。早くも『チョコレート・ファイター』の続編を構想中で、次は日本で撮りたい、大阪でのロケもいいですね、とまんざらでもなさそう。

 今タイ映画界でノッてる3人の監督達の発言聞くと、タイの男の子たちって、おもしろ、っと思います。きっと、今後の日程のトークショーも、聞き応え充分だと思います。

タイ映画上映情報

3/14日(土)13:15~『手あつく、ハグして』


★日本初上映
★来日ゲスト:コンデート・チャトゥランラッサミー監督

3/15(日)10:20『サイアム・スクエア』

★関西初上映
★来日ゲスト:チューキアット・サックウィーラクン監督

特別シンポジウム「アジア新世代映画人たちが語る」

3月16日(月) 14:00
■会場:ABCホール(朝日放送 新社屋内)
■入場無料

チューキアット・サックウィーラクン監督が参加

ニュース!

映画祭上映作品『サイアム・スクエア』が、

ミウの歌 LOVE OF SIAM

として、配給されます。今のところ、DVDだけみたいですが、大阪で盛り上げて、レートショーでもいいし、1日限定でもいいから、劇場でも公開してくれないかな、と思います。


 

大阪アジアン映画祭 3/13~ 毎日 タイの映画監督に会える!

2009-03-10 09:44:48 | タイ映画
 大阪アジアン映画祭で、タイ映画の上映作品と、ゲストが発表されました。スケジュールを簡単に掲載します。

 個人的にはとりあえず、今やっている仕事が終わると3月なのです。春はすぐそこに。そんな時に大阪でタイ映画を毎日みて、見たばかりの映画を酒の肴に、映画祭がきっかけで久々に集まる友達と、美味しいお酒と美味しいものをガッツリ食べ、映画見て、トークショー聞いて、監督と握手できれば楽しそうだな、と思う次第。

 各監督の魅力、作品については、3月に入ってから書きます。でもね、日替わりでタイの映画監督に会える映画祭って、そんなにあることじゃないと思います。

3/13日(金) 18:30~

■オープニング上映 『チョコレート・ファイター』

★日本初上映
★来日ゲスト:プラッチャヤー・ピンゲーオ監督
★オープニングイベント&舞台挨拶

3/14日(土)13:15~『手あつく、ハグして』


★日本初上映
★来日ゲスト:コンデート・チャトゥランラッサミー監督

3/15(日)10:20『サイアム・スクエア』

★関西初上映
★来日ゲスト:チューキアット・サックウィーラクン監督

特別シンポジウム「アジア新世代映画人たちが語る」

3月16日(月) 14:00
■会場:ABCホール(朝日放送 新社屋内)
■入場無料

チューキアット・サックウィーラクン監督が参加

蒼井そらさんインタビュー D-Mark Magazine 3月号 タイ映画出演体験の真実

2009-03-07 01:24:55 | タイ映画
 日本語タイ情報誌、D-Mark Magazine 3月号では、去年の3月に、タイで公開され大ヒットしたタイ映画、:『ビットゥームヤイ....フワジャイワーウン』(映画祭公開タイトル、『夏休み ハートはドキドキ!』に出演した日本人ヒロイン、蒼井そらさんのインタビューを掲載しています。

 あれから1年。タイ映画に出演した本音は?そして、蒼井そらさんを取り巻く環境は、タイ映画に出たことで、どう変わったのでしょうか?

 続きはインタビュー記事で。

 インタビュー記事を記念して、この映画の過去の関連記事をUPします。この連載、まだまだゆるやかに続いていきますよ。たぶん、あと半年ぐらいかけて。

追記:3月7日

そらさんのブログ見たら、中国に仕事で行ってるとか。すごい!

特別レポート:蒼井そら☆タイの青春映画『ビットゥームヤイ....フワジャイワーウン』に出演(1)

2009-03-06 08:33:16 | タイ映画
ปิดเทอมใหญ่ หัวใจว้าวุ่น
タイ語タイトル:『ビットゥームヤイ....フワジャイワーウン』英語タイトル『Hormones』予告編
2008年3月20日タイ公開(日本公開未定)


 2007年8月。タイよりも日本が暑かったある日、部屋で寝転がっていたわたしのところに、タイから1本の電話がかかってきた。

『もしもし、M? ピー・ヨン(ヨンさん/監督の愛称)が、次の映画に日本の女優を探しているんだけど....』



写真:タイで発売されたDVDの特別版。

 浅野忠信さん、阿部寛さんなどの日本の俳優さんがタイ映画に、またはその逆に、アヌチット・サパンポン(『風の前奏曲』『春の雪』)などタイの俳優が日本映画に出演するような時代。そんな時世に、蒼井そらさんも、タイの映画に出演しました。

 コーディネーターとしてキャスティングから撮影現場、公開時まで、つぶさに見てきた面白い、いい話。わたし一人だけが知ってても、もったいない、いい話。タイ映画の今年の最速、最高興行収入をあげたヒット作。そして、たくさんの人を魅了した話題作。

 タイでは、メイキング映像がたっぷりついたDVDも発売されたので、この機会にタイ映画の歴史に残ったこの作品について、レポートしたいと思います。DVDの特典映像と一緒にこのレポートを読むと、楽しめます。

 タイ映画を知っている人は、より深く楽しみ、タイ映画を初めて知る人にも興味を持っていただけれるような、レポートにしたいと思います。(途中で、旬のタイネタも挟みます。)

特別感謝:蒼井そらさん Prime Agency

レポート(2) “タイ映画は日本の女優を求めてる”に続く

特別レポート:蒼井そら☆タイの青春映画『ビットゥームヤイ....フワジャイワーウン』に出演(2)

2009-03-06 08:32:44 | タイ映画
レポート(2) “タイ映画は日本の女優を求めてる”

  監督の名前は、ソンヨット・スックマークアナン、愛称ヨン。タイの映画ファンは、お兄さんという意味のタイ語の敬称をつけて、“ピー・ヨン”と呼ぶ。ちなみに私は、(タイの)ヨン様と呼んでいる。

何しろ大好きなタイ映画、フェーンチャン ぼくの恋人の監督のひとりだし、それ以前の単独の短編映画「ドー・デック チョー・チャーン」(日本のイマジカの短編映画チャンネルで放映されたらしい)は、言葉に出来ない子供の想いを描いた作品で、素晴らしい。だから今回の映画で女優を探す件は、もちろん応援したいと思った。

ちなみに「フェーンチャン…」は、あだち充作品、ドラえもんなど日本のポップカルチャーの影響を受けている作品なので、そうゆう作品の監督が、日本の女優をいずれ自分の作品に使いたいと思っても、不思議じゃない。

その日本の女優は、旅行者役で、タイ全土の男子がこの映画を見たら、一目で好きになるような魅力的な人でなければならない….

去年の夏、それこそ色んな人がいろんなルートで女優探しをしていた。バンコクではオーディションも行われていた。でも、監督が首を縦に振らない。私のところにも、タイのスタッフからは、どんどん資料が送られてきた。

その中に何度か名前が浮上する女優がいた。AV業界のトップ・アイドル蒼井そら。調べてみたら、最近ではテレビのドラマに出たり、映画に主演もして活躍している。(これは、いいかも!)

白田(以下:白)
「Aoi Solaって、どう?最近は映画にも出てるんだって。」

タイのキャスティング担当(以下:キャ)
「そうね。実はsolaは、タイでとても人気があるの、男子の間で。Aoiを、タイ語の“オイ”と読んで、ノーン・オイって呼ばれてる。(注:ノーンは年下の人につける敬称、この場合だと“オイちゃん”という、タイの女の子によくあるあだ名)でも、そんな有名な人が、引き受けてくれるかなあ…」

 これも、日本のポップカルチャーなんだ…..

白「でも、タイ映画的には、問題ない訳?」

キャ「関係ないよ。とても魅力的で、ちゃんとお芝居のできる人なら」
毅然とした態度が、聞いてて気持ち良かった。

白「タイ映画に出て欲しいと思われるなんて、Solaは知らないよね。言ってみても、いいんじゃない?でも、お願いするからには、本気で言わないと。ちょっと確認してもいい?」

 白「で、結局ヨンさんは、Solaのことが好き?嫌い?」
日本があまりにも暑いし、長引くキャスティングに対し、そろそろ決めようよという思いが、極端な聞き方に走らせた。

 電話越しに聞こえた監督の答えは、もちろん○○。ファンとして、ちょっとジェラシーだけど、まあいいや。分かった、Solaに聞いてみる。

 レポート(3)“あの夏、HMV渋谷店で” に続く



Pic:Copyright GTH(Thanks!) ポスター画像は、コピーライト明記で、みなさんもお使いください。

特別レポート:蒼井そら☆タイの青春映画に出演(3)“あの夏、HMV渋谷店で”

2009-03-06 08:32:06 | タイ映画
 2008年2月10日(日) HMV渋谷3F イベントスペース。この日は、タイのハニカミ王子というキャッチフレーズで、日本で2枚目のアルバムを発売した、タイのシンガー、アイス・サランユーのミニライブそして、初めの握手会直前。会場の熱気を感じつつ、私は半年前にここで蒼井そらさんに初めて会った日のことを、思い出さずにはいられなかった。それは、暑いアツい夏の日、2007年8月25日のことだった。

 この日は、蒼井そら主演映画『聴かれた女』のDVD発売記念イベント。HMV渋谷店でDVDを購入し、イベントに参加すると、握手してもらえて、サイン入りのポストカードをもらえるというもの。山本 政志監督と、蒼井 そらさんのトークショー自体は無料だったので、観客は男女を問わずスペース前にぎゅうぎゅう詰め。白田はもう、そらさんの発言に集中。『海で、塩でベタベタになるのが嫌なんですよ。』と言われて、おどおど。(げっ、うちらの映画、思いっきり海なのにどうしよ~(汗))でも、『海外とかいろんな経験をしてみたいですね。』というシメ(やれやれ…..)があり、突入の覚悟はできた。

 この日、Solaに出演依頼するよってことは、タイのスタッフ&ヨン監督にも宣言済み。スタッフは、びびってたけど、そらさんにお願いしたいと思った1週間後に、このイベントがあったのは、もう運命じゃないかと思った。その辺のショッピングセンターを歩いてたりするタイの芸能人と違って、日本で芸能人に会えるチャンスなんて、本当に無いのだもの。

 トークショーは30分程度で終わり、そらさんはいったん退場して、ステージに机が並べられた。DVD発売イベントも、もう数回目なので、既に買ってしまったのか、握手に並ぶ行列はそんなに長くない。なるべく最後の方に並ぶことにした。ファンはポストカードをもらい、握手して、一言二言そらさんと会話していた。男女半々ぐらい。浴衣を着た男性もいた。都合の良いことに、そらさんの傍らにスタッフはいない。彼女ひとりだけ。そして、ついに私の番が来た。



(ちゃんと握手した証拠のポストカード。監督にプレゼントしたもう1枚は後日、タイのBioscopeという映画雑誌に、“Mの武勇伝の証拠”というキャプションで、掲載されていた。)

  マッハの速さで、手にもっていた『フェーンチャン ぼくの恋人』(監督の前作)の日本版DVDをそらさんの目の前に差し出し、ひと息で言った。

『この映画のタイの監督が、次の作品に、蒼井そらさんにぜひ出演していただきたい、と言っています。出ていただけないでしょうか?それに蒼井さんは、タイでとても人気があるそうなんです。』

  私が所属事務所から電話で返事を聞いたのは、翌月曜日だった。『蒼井は、やりたいと言ってます。』言葉にならない嬉しさがこみ上げてきた。そうだ!早くタイに伝えないと。ヨン(監督)様に伝えないと!

レポート(4)“タイ撮影前日”  に続く。


そして2人は恋に落ちる、一週間後 タイのパガン島で/特別レポート 蒼井そらタイの青春映画に出演(4)

2009-03-06 08:31:02 | Weblog
タイ 撮影前日

11月の中旬。蒼井そらさんは、無事バンコクの地に降り立った。
 でも、ここからがハードスケジュール。初日に、衣装&メイク合わせ、その上演技のワークショップと脚本読み合わせまでする。

Picture:Copyright GTH 今年3月に行われた、興行収入8千万バーツ御礼パーティーの写真。今年一番のタイ映画のヒット作です。

 その翌日は、朝真っ暗なうちから、タイ国鉄つまり電車(しかも鈍行)に乗って南タイを目指し、その間約12時間映画を撮りながら旅する。要は旅しながら撮影する訳。

 山ほど衣装を試した後(だったと思う)に演技のワークショップが始まった。担当はイギリスで演技を学んできたVさんという20代の女性。アクティングコーチといって、撮影前の演技指導と撮影現場でも監督と一緒に演出をしていた。

 タイのDVDにメイキング映像がついていて、それを見ると分かるのだけど、演技のワークショップは、なんだか体を使うことが多い。なぜか役者同士が馬とびしていたり、思いっきり転んでいたり...。これが初対面の役者さん同士がお互いなじむようにするためのメソットっていうのは、初めて知った。(日本もそうなんですか?)

 そらさんが体験した今回のワークショップも、頭を使い、かつ口でしゃべり、体力を使うもの。一緒に付き合って動いていた筆者は、すぐにゼーゼーしてるのに、そらさんは、日ごろ鍛えているのか、平気な顔。

 いちばん最後に、そらさんと相手役のドゥーさんが、壁際から、お互いの目を見つめながら1歩1歩相手に近づいていく、というのがあった。1歩進むごとに「愛してる」と囁く。最初は「I Love you」と英語で。そらさんが「なんか恥ずかしいなあ...」と洩らす。すかさずアクティングコーチが、英語と、母国語と、どっちが恥ずかしい?と二人に聞くと、それぞれ「日本語」「タイ語」と返事が。

 アクティングコーチがすかさず、『じゃ、恥ずかしいほうで』

 静かな部屋に二人の声だけが響いている。

 そら「愛してる」一歩前へ。

 相手役ドゥー「ポム ラック クン」(=愛してる、のタイ語)また、一歩。

 だんだん二人の距離が近づいて、手を取り合って、顔が近づいて....あーーー!

 と寸止め。見ていて鳥肌が。この日初対面のふたりが、さっきのワークショップの打ち解けた雰囲気とガラっと変わり、本当にドキドキしているように見えた。

 そうなのだ。だって2人は恋に落ちる、一週間後 タイのパガン島で。