タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

新作タイ映画『ギャング チャニー ガップ イーエープ』7月13日

2006-06-22 00:06:53 | タイ映画
『アタックナンバーハーフ』のヨンユット・トンコントーン監督最新作

 簡単に言えば、ゲイの男子と、彼を取り巻く女ともだち、のストーリー。写真は、今週の月曜日にグラミー社で行われた記者会見の様子です。詳細は、後日改めて記事を書きます。

Pics fm GTH(Copyright)Thanx!

English Title :Metro Sexual

タイ映画「風の前奏曲」早稲田松竹にて2本立てで上映中

2006-06-14 23:52:52 | 風の前奏曲
 タイの音楽エンターテイメント映画、『風の前奏曲』が密やかに東京で上映中です。(16日(金)まで)お帰りなさい!

早稲田松竹公式サイト

 カップリングが「歓びを歌にのせて」というスェーデンの音楽映画。確か去年の12月にほぼ同時期に公開だったせいか、TVや雑誌の映画紹介で、2本はよく一緒に取り上げられていましたね。

 2本続けて見ることが出来たら、至福の午後のひと時を過ごせそうです。

 邦画「春の雪」のシャムの王子役、アヌチット・サパンポンのファンになった方にもお勧めの作品です。

(写真はサントラの表紙)

このブログにも『風の前奏曲』というカテゴリーを作ってあります。

神戸のパルシネマでも19日まで上映中です。

Five Star社のカンヌ国際映画祭報告 & 新作情報 2006

2006-06-08 23:58:06 | タイ映画
 タイのFive Starプロダクションと言えば、タイの老舗映画会社(日本で言えば、松竹、東映、東宝みたいな会社)ですが、カンヌ国際映画祭のフィルムマーケットの成果は、上々だったそう。(Five Star Newsより)

 最も注目を集めたのは、ホラーの Art of the Devil 2(原題:ローンコーン)で近日中に、アメリカ、メキシコで公開が決定。そしてもう1本ホラーで世界中に権利が売れたのが、日本でも6月24日公開予定の、タイ、日、香港3本立てオムニバスホラーの「ブラックナイト」

 そして、日本でも公開予定の「Citizen Dog」は、Time Magazineが選ぶ、“2005年 ベストムービー”にランクインしていたそうです。白田もビックリ。記事

 ということで、売れ行きに満足した同社社長が、新作の製作にGOを出したそう。今年の目玉は、Art of the Devil 2と同じ制作チームの“ペン・チューガップ・ピー”(原題/敢えて訳せば“霊と不倫”?)、もう1作は“ムエタイチャイヤー”(原題)ムエタイムービーのようです。その他にも発表しないが、数多くの新作を企画中です。

Pic fm Five Star (写真は、カンヌの夜空に揺れる“Citizen Dog”の垂れ幕。リュック・ベンソン率いるEuropa Corp.社の配給で、8月にフランスで公開予定。私、この映画に一目ぼれしました、05年のバンコク国際映画祭で)

SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2006 6月7日~11日

2006-06-06 08:36:26 | Movie
短編映画の祭典 & アジアのショートフィルムにも注目!

SHORTS SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2006

 タイの短編映画も上映されます。タイでも短編映画は、長編映画への登竜門なので、未来の大監督を発掘するチャンスです。「Float フロート」のPrimprapaさんは、有望な女性アニメーター。ホンワカとして、とぼけたような可愛らしい作風だと思います。

 「Be Very Quiet 沈黙」のMona Nahmも女性監督。元女優だったみたいです。昨年の9月に、オキサイド&ダニー・パン、いわゆるパン兄弟のプロデュースで、The Remarkerという作品で、既に長編商業映画デビューを済ましてます。


Asia International B(AIーB)プログラム
Pillow Talk
ピロー・トーク

Araya Suriharn/13:00/Drama/Thailand/2004

日常に飽き飽きしている妙齢の女。電話修理の男に出会ったとき、全てが変わった。

AIーCプログラム

Float
フロート
Primprapa Wungpichayasuk/2:00/Animation/Thailand/2005
お友達と一緒に泳いでいるマーメイド。

AIーDプログラム

Be Very Quiet
沈黙
Mona Nahm/25:00/Drama/Thailand・USA/2004
幼い頃、母親の壮絶な死を目撃してしまった男の物語。

From Mom
母より
Anchalee Thaingamsin/13:08/Drama/Thailand/2005
母と娘の物語。口には出さないけれど、娘からの尊敬を望んでいる母。やがて娘は、言葉を使わない母のメッセージ、そして母自身を受け入れる。


タイ映画だけじゃないですが、この映画祭に行かれた方のTBお待ちしています!

(映画祭公式サイトより転載)

Noo-Hin The Movie タイのオリジナル人気漫画の実写化 6月1日公開

2006-06-01 01:20:52 | Weblog
お茶目なヒロイン“ヌーヒン”のバンコク大武勇伝

 タイのTVによると、象のアニメーション映画「 Khan Kluay 」が家族連れに人気でヒット中だそうです。それなら今日から公開の Noo-Hin The Movie公式サイト(3個目の緑色のクリップが、予告編(Trailer)芸能人からの推薦コメント(TESTIMONIAL)そしてMVも有り)もヒットしそうじゃないですか?

 日本のマンガだらけのタイで、珍しいタイのオリジナルのマンガ。シリーズ化されているということで、先回タイに行った時にチュラロンコーン大学ブックセンターに買いに行ったら、奥の棚にズラーーーーーーーーっと並んでいて、いったい何号まで出ているか分からない(棚も整理されてないし)。とりあえず、「ヌーヒン インター」というシリーズを2冊買ってみました。もちろん、道端にある街の本屋にもたくさん置いてあります。とにかく人気らしいです。

 監督は、昨秋大ヒットした青春映画「プアン・サニット」(Dear Dakanda)コムクリット・ドゥリーウィモン、あるいは「フェーンチャン」の6人の監督のひとり。現在は「プアン・サニット」の主役の男の子と再びタッグを組み、新作が進行中。この2作が好きな私は、監督の最新作のヌーヒンにかなり期待しています。

 そして、もうひとつのポイントは、脚本が「ミッド・ナイト・マイ・ラブ」(去年東京国際映画祭で上映)の監督コンデート・ジャトゥランラッサミーが担当していること。彼は、今タイ映画界ではひっぱりだこの脚本家で、日本では、そのうち公開される「The Letter」日本公開情報でも脚本を担当。何気ない日常を繊細な言葉ですくいあげ、自然な形で脚本にするこの人、私、白田も今一番注目している脚本家です。(本業は映画監督ですが)

 まだ見所がありました。ヌーヒン役の新人女優さんが、マンガと外見もしぐさもソックリなんだそう。日本の「ちびまるこ」ちゃんの実写もかなりソックリということなので、イメージ的には似ているような気がします。

 ノンスィー・ニミブット監督率いる、タイの一流映画プロダクション Cinemasia(シネマジア)がいつのまにか公式サイトを作っていたのですが、今回の「ヌーヒン」のプロデューサーが、ノンスィー氏なので、このサイト(英語有り)でも写真ギャラリーを見ることが出来ます。

 ヌーヒン、タイで見た方、タイでの盛り上がり方などコメントやTBお待ちしています。グッズもいろいろ売られるようで、ワクワクします、っていうか欲しい!

ポスター写真:Cinemasiaのサイトより
(簡単なあらすじをコメントに掲載)