The Truth Be Told: The Cases Against Supinya Klangnarong
製作会社による予告編です。
2005年
山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波審査員 ピンパカ・トゥイラ監督作品。
タイのポップカルチャー好きとしては、最近はこのブログの情報に大注目です。
Siamese Indy 6月25日まで『The Truth Be Told』上映中
今バンコクに滞在中ということで、イキのいい情報が提供されているので、引用さしていただき、追加の情報を掲載します。
ピンパカ・トゥイラ監督
アピチャポン・ウィーラセータクン監督と共に、タイのインディーズ映画シーンを牽引する女性監督。(アピチャポン監督の「Worldry Desires」の劇中で、架空の映画を撮る女性監督役で出演)
1998年 (日本の)イメージフォーラムフェスティバル審査員特別賞を「メー・ナーク」(97年)で受賞。また、03年には、商業映画デビューも果たし、「One Night Husband」(03年)同年、アジアフォーカス福岡映画祭で上映。同年、国際交流基金で開催された、タイ映画祭「メーナーク」シンポジウム(正式名称忘れました。)にもパネリストとして参加。
05年 山形国際ドキュメンタリー映画祭で 「見えないタイ・ランド」(Unseen Thailand)上映 →『The Truth Be Told』に。
『The Truth Be Told』の前身が、「Unseen Thailand」という作品で、実は05年に山形の映画祭で上映されていました。
内容は、31歳のメディア・アクティビスト、スピンヤー氏が、ある新聞に、元首相と関連会社の癒着を記事にしたため、ものすごい金額(忘れました)で訴えられてしまったという話。
当時はまだ裁判の結果も出ていず、もちろんクーデターの1年前でもあり、映画の撮影自体も進行形。裁判の結果に影響しないようにということで、タイでなく、審査員特別上映の、日本の山形で密やかにお披露目されていたのです。
そしてバンコクで上映中。今、状況的に当事よりは問題ないとしても、こういった映画が1ヶ月採算度外視で上映されるとは、タイも変わったと思います。
Pic:Thanx! Dir.PimPaka Towira