タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

くらたま&タイ美人女優登場 タイドラマDVD『エアホステス ~天使のラブウォーズ~』発売イベント 

2009-10-26 01:01:30 | Thai TV Drama
 昨日は、記念すべきイベントが行われた日でした。タイのドラマが初めて日本に正式に紹介された日なのです。
 
タイドラマDVD『エアホステス ~天使のラブウォーズ~』公式サイト

 まず第1話が上映された後、30分のトークショーがありました。
 
 タイでは、連ドラに立て続けに主演している、ビー・ナムティップさんという女優さんが来日、『だめんず・うぉ〜か〜』wikipedia作者(漫画家)の倉田真由美さんと、シネマート新宿という映画館で、トークショーを行いました。

 さっそくトークショーの記事が。写真も見られます。

 かなりの数のカメラが入ってたんで、念のため今日のワイドショーと、スポーツ新聞は、要チェック!

 主演のビー・ナムティップさんは、ドラマの中のキャビン・アテンダントのコスチュームで登場。その美貌と、ミニスカートのスリットからのぞくなが~~くてきれいな脚が、まぶしかったです。

 ちなみに、土曜日の横浜タイフェスティバルでも、このコスチュームで舞台あいさつをしました。

 同ドラマは、ビーさんによると、

 “もともとは、エアギーというペンネームの作者が書いた小説のドラマ化で、航空会社も、登場人物もすべて実在。ただし、ドラマでは架空の航空会社の設定。ドラマ放映後の視聴者の反響が大きく、ドラマと実話の比較をする人が続出。そのせいで、モデルとなった男性と筆者の間で訴訟問題に発展し、今も続いている”のだそうです。

 ビーさんが演じたマニーリンという、念願のキャビン・アテンダントになったひとりの女性が、恋愛のつらい経験を通して、強く成長していく物語だとか。

司会の島田律子さんは、スチュワーデス経験者で、現実はこのドラマほど激しくはないが、似たような話はあったので、よく分かるのだそうです。

 トークショー後、第2話が上映されました。

 実は、2話だけ見ても分かるんですが、1話1話のメロドラマの内容が濃くて、ハラハラして次の展開がまったく読めないです。

 韓流ドラマにハマっている某主婦(母ともいう)と行ったんですが、このドラマにもはまりそう....です。 

ドラマは、DVD BOXになる他、FOX LIFEというチャンネルで放送されます。

横浜タイフェスティバル 10月24日/25日

2009-10-23 22:46:48 | タイ映画
 この週末は、横浜でタイフェスティバルですね。

 タイフェスティバル横浜スケジュール


 私のお勧めの時間帯は、明日の以下の時間帯です。

 イケメン歌手でしょ、美人女優、萌え系双子のアイドルにも会えますしね!

 
 17:00~18:00 アイス・サランユー DVD発売記念ミニLIVE &握手会
 18:00~18:20 B-ナムティップ「エア ホステス」
        DVD発売記念イベント&サイン会
 18:20~19:05 Neko Jump コンサート
 19:05~19:35 アーティストサイン会
        (Neko Jump /ナンスーヤーティーソー/サイン会)

タイ映画「Bangkok Traffic Love Story」メガヒット上映中@タイランド

2009-10-22 00:00:00 | タイ映画
 バンコクで最後の独身女性になったらどうしよう......
       この恋の最終列車の切符、絶対に手放さない

    (プレスシートより、翻訳)

予告編


(あらすじ)

大都会バンコクに住む中華系タイ人、メイリー(クリス・ホーワン)30歳・独身・彼氏ナシ。

 一番の親友の結婚式の帰り、交通事故を起こして母親に車を取り上げられた。
渋滞のバンコクで、メイリーは乗合バス、水上ボートそしてBTS(モノレール)を乗継ぎ苦労して通勤する羽目に。

 ある日メイリーは、BTSのエンジニア、ルン(ケンことティラデート)と偶然知り合う。ルンはイケメンで仕事もできる理想の男性。30歳まで彼氏のいなかったメイリーは、初めて自分から口説こうと奮闘する。バンコクでの孤独をどうにかするために。

 そこに近所の小悪魔系美少女、プルーン(パット、ことアンスマリン)の邪魔が入って...

 果たしてこの恋の最終列車に、メイリーは間に合う?

公開わずか1週間で興業収入1億バーツ(約2億7千2百万円)を突破。

制作、配給を担当するGTH社によると、10月15日に公開されたタイ映画「รถไฟฟ้า..มาหานะเธอ」(ロットファイファー....マハーナ、トゥー)Bangkok Traffic Love Storyが、公開1週間で、興業収入1億バーツ(約2億7千2百万円)を突破。そもそも、初日だけの興行収入が約1,500万バーツ(約4千8百万円)というのも、タイ映画の歴史を塗り替えた数字。

 ここ数年、6千万バーツを超えると、ヒット御礼パーティーをしているので、1億バーツは、すごい数字。

 単純に映画館のチケットの全国平均を、1人100バーツとすると、1億バーツということは、100万人が見たという計算になります。日本より小さいタイ映画市場にとっては、大きな数字です。

 写真は先日行われた1億バーツ(もうすぐ)達成パーティー。タイではひと足早くお祝いすることで、さらにヒットさせるという、これも宣伝です。

(前列)真ん中の白いTシャツが監督、左隣ルン役のケン、その左ライバル役のパット

(後列)監督のすぐ後ろ、主演のメイリー役、クリス・ホーワン



Pic:Thanx for GTH


 監督は、「フェーンチャン・ぼくの恋人」がデビュー作、6人の監督のうちのひとり、愛称ピンこと、アディソーン・ドゥリーシリカセーム。2本目の単独作、「Loucky Looser」は、ラオスを舞台にしたサッカーチームの話で、ラオスからクレームが出て、公開延期(その後改編して公開)という経歴もあります。

 2年前に、にいがた国際映画祭に参加して、その、帰りに東京であったタイ映画ファンミーティングに参加した監督のひとりです。

 このヒット作、ご覧になったかたの感想をコメント欄に(ネタバレなしで)お願いします。

ちなみに、白田は未見。見に行きたいですね。

 と思ったら、バンコク在住のポップカルチャー王道ブログ、「サイアム系で行こう」で、絶賛してるじゃないですか。リンクさせてくださいね。こんなこと書かれたら、前売り券持ってるし、走って見に行こうか悩むじゃないですか。

 サイアム系で行こう!クリスたん可愛すぎ(*´д`*) 『ロット・ファイ・ファー……マー・ハー・ナ・ター』

 クリスたんって...。ちなみに去年10月公開ウドムさん主演の「イティム・ダーイネー」で、日本の明日果さんとダブルヒロイン。去年はカレン族の女の子の役が、今年は、堂々のヒロインです。

 Thanks for Info & Pics: GTH 

 GTH Official sight 映画の最新ニュースが読めます。(タイ語)

『ベスト・オブ・タイムズ』タイ映画@東京国際映画祭Q & Aレポート

2009-10-21 23:18:46 | タイ映画
2回目の上映、10月21日のQ & Aのレポートを、チョムプーさんがブログにレポートされたので、リンクを貼らせていただきますね。これで2日間の Q & Aの様子がわかります。

 ココナツ・カフェ  “東京国際映画祭『ベスト・オブ・タイムス』とQ&A(21日)”


(Pic fm Official Websight 壁紙をダウンロード)

 Best Of Times タイの公式サイト(音楽が流れます。)

 以下は1回目の上映、10月19日のレポートです。

  上映は平日の朝11時からと早かったのにもかかわらず、7,8割の観客の入りでビックリしました。

 上映終了約30分前に、白いTシャツの丸い影が劇場の外へ出ていくのを見て、ああ、監督は観客と一緒に見ていたんだな、と気がつきました。

 東京国際映画祭のQ & Aレポート

 があるので、前述のレポートに書いてないことを書きますね。上映後、「ザ・シンプソンズ」のTシャツを着た監督がニコニコしながら登壇。「この映画についてでも、タイ映画についてでもなんでも聞いてください」と。

 観客の質問は他に、

観客「映画の中で、ドラゴンボールが出てきたり、年配のカップルの女優さんがドラえもんの声優さんだそうですが、何か日本の漫画の影響を受けているんですか?」

監督:「実はあの女優さんは、ドラえもんではノビタの声を担当し、その他にDr.スランプ、いやタイで放映された殆どの日本のアニメをふき替えたベテランの声優さんです。若い時は人気女優でもありました。」

観客「ヒロインが動物をすぐに助けていましたが、タイには動物保護団体はありますか?」

監督「認可、非認可も合わせると、タイにはかなりの数の動物団体があります。実は3人の脚本家のうちのひとりが、ヒロインのように可哀そうな動物を見つけると拾って家に連れて帰ってしまうんです。自宅には犬19匹、猫、11匹はと4羽、カメ3匹がいます。このエピソードを映画にも取り入れました。」

 という感じのQ & A(質疑応答)タイ映画業界に関しての質問と回答は、ありきたりなので、割愛します。

 女性の観客が2人感想と質問を述べられていたのですが、「今日はこの映画を見るために会社を休んできたのですが、休んで見に来た価値がありました。自分も老いを意識し始めているので、共感できました。心温まる映画でした。」とのことでした。

 ところで今回のQ & Aはタイ語ではなく、英語でした。最近、若手のタイの映画監督は、海外に留学していて英語を母国語のように操るので、そういう方は英語でいいと思います。でも、そうじゃない場合は....。タイ語で喋ったほうが、もっとこの監督のユーモア(「アタックナンバーハーフ」の監督ですもんね。)や人柄が出せたのでは?タイ映画業界についてや、日本のアニメの影響についても、もっと深い答えが聞けたのでは?と思います。今回は、ありきたりな答えで、物足りなかったです。また、ベテランの方がやってるのは十分承知ですが、司会と通訳が一緒ってのは、集中力も落ちてしまうし、Q & Aの面白さが損なわれるなあ、とは率直な感想です。(この件、数年前から思ってますが、経費節約ですかね。) 

写真:上映後に映画館前で熱心なファンにサインをする、ヨンユット・トンコントーン監督(このちょっと前に、もっと取り囲まれてました。)



 監督の正面からの写真が、(タイ語を勉強中の)モデルで女優の明日果さんのブログに掲載されてます。

レポートは、以上です。個人的な映画の感想は、コメント欄に書きます。

東京国際映画祭で上映されるタイ映画!「ベスト・オブ・タイムズ」

2009-10-19 07:07:58 | タイ映画
本日上映です!さっそく見に行きます!

 
 今年のタイ映画は、アジアの風部門で上映される

 ความจำสั้น ....แต่รักฉันยาว(クワームジャムサン デー・ラックチャンヤーオ) Best of Times

 です。直訳すれば、「記憶は短いもの....でも、私を長く愛して」“記憶”をキーワードにした、2世代のほろ苦くも、切ないラブストーリー。バンコク国際映画祭でも上映されます。

 上映日時。

 10/19 11:10 - 13:07 (開場10:50)
 六本木会場 [TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen2]


 10/21 14:20 - 16:17 (開場14:00)
 六本木会場 [TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen5]
 

 予告編。
 
Best of times予告編


 私が信用しているタイ人の友達に、「これは見た方がいい」と3回言われました。また、別のタイ人の友達は、「年配の女優は、タイで放映されているドラえもんの“のびた”の声優でもあるんだよ」って、嬉しそうに教えてくれましたよ。 

タイ“式”ドラマ日本初上陸 「エアホステス ~天使のラブウォーズ~」

2009-10-17 22:59:27 | Weblog
DVD発売記念特別試写会&舞台挨拶(10月25日) 締切は明日 10月18日まで

 映画、音楽(T-Pops)、マンガ、小説、アート....などなど様々なタイ式ポップカルチャーがこれまで日本に紹介されてきた訳ですが、今回初めてタイのドラマが日本に紹介されます。詳しいこと言えば、3年前の国際ドラマフェスティバルで紹介されてはいますが、日本のDVDやテレビで公開されるのは、今回が初めてです。

「エアホステス ~天使のラブウォーズ~」公式サイト 予告編(Trailer)もあります。

 子供向けのドラマ「ハイパーボッツ」が日本に紹介されているという情報がありますが、今回のドラマが大人向けの初めてのドラマです。

 既にタイ関係の媒体、webで話題になっていますが、主演女優のトークショーがあります。

DVD発売記念特別試写会&舞台挨拶開催!! 

はたしてタイ“式”ドラマは、ブームになるのでしょうか?(ポスト韓流ドラマかな)ぜひ、確かめてみてください。DVD BOXも出ますし。 

山形国際ドキュメンタリー映画祭 タイ関係の映画「アンナの道 私からあなたへ・・・」「改宗」

2009-10-06 23:59:41 | タイ映画
10月8日~15日まで、2年に1度のドキュメンタリーの祭典

 山形国際ドキュメンタリー映画祭

 が開催されます。

 この中で、タイ関係の映画で注目作品が、日本人監督、直井里予さんがタイの北部で撮影した、ドキュメンタリー映画、「アンナの道 私からあなたへ・・・」です。

10月8日 釜山国際映画祭でワールドプレミア 10月10日 山形映画祭で日本国内初上映です。

 前作、「Yesterday Today Tomorrow」で、エイズと日常的に向い合い、生きてゆく夫婦を追ったのが、「アンナの道 私からあなたへ・・・」です。前作は、4年前の山形ドキュメンタリー映画祭でも上映され、その後国内上映されました。

 前作は、バンコク国際映画祭でも上映され、話題になり追加上映が決まったことがありました。

 映画は淡々と人生を追いながら、生きていくことについて思う被写体の言葉を拾っていきます。この映画を見ると、普通の言葉はいちばん心に響くと思いました。
逆に生きる元気をくれるような映画です。アンナのその後の心境が気になります。


映画祭上映情報

10月10日[土]

10:30-11:53 フォーラム5(アジア千波万波)「改宗」監督 Q & Aあり

15:10-16:20 山形市民会館大ホール「アンナの道 私からあなたへ・・・」 
監督 Q & Aあり

10月12日[月・祝]
フォーラム3(アジア千波万波)18:10-19:33「改宗」

監督 Q & Aあり


「アンナの道 私からあなたへ・・・」 Yesterday Today Tomorrow 2 公式サイト






 そして、3人のタイ人の共同監督監督作品「The Convert」(改宗)は、タイではインディーズの作品ですが、去年バンコクの映画館でも単館公開されました。

 バンコクで働く雑誌編集者(なんと!Dacoでしたよ)仏教徒のジューンが、イスラム教徒のエークとバンコクで出会い、結婚。彼の住む、南タイの街に移り住み、イスラム教に改宗するが....

 タイの南部では、今だに国境付近での紛争が絶えません。そんな今だからこそ、イスラム教の人々の日常の姿をこの映画で見ることは大事なのでは?と思います。

 監督の意図は、映画祭の上映後のQ&Aで。3人の監督を代表して、パーヌ・アーリー監督が来日します。大手の映画会社で映画の買い付けの仕事を担当しつつ、プレイベートの時間には、コツコツと映画を撮り続けている興味深い経歴の監督です。

 予告編があります。

Trailer Tha Convert ( มูอัลลัฟ )

第24回 日タイ友好 長政まつり 10月11日(日)@静岡

2009-10-04 20:26:04 | Thailand
 静岡在住のTuk Tukオーナー、たろいもさんから教えていただいた情報を、そのまま掲載させていただきます。ありがとうございます!毎年盛大ですよね、長政祭り。お近くの方も、そうでない方もぜひ。 

第24回 日タイ友好 長政まつり

日時: 2009年10月11日(日) 11:00-17:00

場所: 静岡浅間通り商店街  (静岡市葵区宮ヶ崎町・馬場町)
※600メートルの商店街全域が歩行者天国となります。

JR静岡駅よりバスで「中町」(約10分・100円)下車
JR静岡駅より徒歩で約15分(1km)

《主催》
静岡浅間通り商店街振興組合 長政まつり実行委員会

《後援》
タイ王国大使館 タイ王国大阪総領事館 タイ国政府観光庁
静岡市・静岡商工会議所・静岡浅間神社

《主な催事内容》

ジョールイス・トラディショナル・パペット・シアター

TAT(タイ王国政府観光庁)の御協力で、フア・ラコーン・レックと呼ばれる人形劇がタイからやってきます。

フア・ラコーン・レックは3人1組で1体の人形を操るタイの伝統的操り人形劇です。一度は廃れて途絶えていましたが、ジョー・ルイスことサーコーン・ヤンキョウソットによって奇跡的に復活した芸能です。演者には踊りと人形操作の両方の技能が要求されるため、一人前になるには十年近くかかるそうです。

2006年には、『プラハ国際パペットアート賞』のベストトラディショナルパフォーマンス賞を受賞しました。タイでもなかなか見る事が出来ない伝統人形劇、静岡ではこれを見逃したら、もう目にする機会はありません!!

パペットシアターサイト

■インターナショナル・タイダンス・アカデミー

インターナショナル・タイダンス・アカデミー(ITDA)が、タイ古典舞踊を上演します。タイ・バンコクに本校があるITDAは、タイ国文部省より認可を受けた舞踊学校です。このイベントはタイ王国大使館にご提供いただきました。

■インターナショナル・タイダンス・アカデミー 公式サイト


■はまっこムエタイ・ジム

横浜の「はまっこムエタイジム」さんが、ムエタイのデモンストレーションを行います。エキジビション・マッチや古式ムエタイ演武の他、体験コーナーも用意しました。同ジム会長のユタポンさんはタイ人。ルンピニスタジアムのチャンピオンにもなったファイターです。タイ王国大阪総領事館提供のイベントです。

タイ映画主役  大関正義(山田長政役)再び!!

現在タイで撮影中の映画『YAMADA THE SAMURAI OF AYOTHAYA(ヤマダ アユタヤの侍)』で若き日の山田長政を演じている大関正義さんが、昨年に続き長政まつりに参加します。

 同映画はこの夏に完成の予定でしたが、今年のタイは天候に恵まれず、撮影が大幅に延びてしまいクランクアップは年末になるようです。
大関さんは忙しい撮影スケジュールの合間をぬって、長政まつりのために一日だけ帰国します。

中央ステージでの大関正義スペシャルトークショーでは、ここでしか聞けない『ヤマダ アユタヤの侍』の撮影秘話が披露されそうです。どうぞご期待ください。

大関正義さんは1973年生まれ。20歳の頃からファッション誌のモデルをしていました(身長185センチ!)。2003年、単身にタイに渡り、ミュージカル『メナムの残照』で日本人軍人役をつとめたのを皮切りに、アクション・コメディ・特撮ヒーローなどで活躍し、タイではたいへん人気の高い俳優です。

大関正義ブログ SEiGI's life in Thailand


大関さんの紹介記事


■戦艦図絵馬奉納行列

■山田長政資料展示館

■トゥクトゥク展示(パレードにも参加します)

■長政まつりタイ旅行抽選会
特賞はタイ旅行をペアでプレゼント。
タイのペーパークラフトや雑貨、タイビールなど様々な景品を用意しました。

■タイ料理屋台、タイマッサージ・ブース、タイ雑貨店の出店

■タイ情報誌「ワイワイタイランド」が出店
ワイワイタイランドのホームページもご覧ください。長政まつり当日、先着100名に「タイ屋台セット」がプレゼントされます。

日タイ友好 山田長政祭りの詳細情報

タイ1番のお笑い芸人 ウドムさんのOne Stand up Comedy in Japanレポート

2009-10-04 12:04:27 | Asia
(写真)終演後、舞台上でファンに取り囲まれるウドムさん(帽子の人)

 昨晩、なかのZEROホールにてウドム・テーパーニットさんの日本公演があり、行ってきました。ウドムさんとは、タイで一番有名なお笑い芸人で、マイク1本で日常から政治ネタまで斬りまくり、喋りまくりのショー、ディヤオマイクロフォン(One Stand up Comedy)を主催。タイではチケットが即完売するだけでなく、オーストラリア、ニューヨークなど海外での公演実績もあり、国内外のタイ人の間で非常に人気があります。

 ウドム・テーパーニット wikipedia

 そんな超超超人気のウドムさんのたった一度の日本公演の様子を簡単に、レポートします。

ブログ仲間のチョムプーさんのレポートも掲載されたので、このレポートと併せて読んでいただけると、より雰囲気が分ります。ということで、引用させてくださいね。

 タイのコメディアン、ノートくんライブ ココナツ・カフェ

 17時頃から、JR中野駅南口では、タイ語が飛び交い、日本じゃないみたい。実際会場に行ってみると、タイ人率99%で、ZEROホールの小ホール(収容550席)は、ほぼ満席。ちなみに一番高い席は1万円してます。

 19時開演から約1時間、前座でシンジャルーンブラザーズ(Bom・Bun・Boyの男3人兄弟)バンドのショーがありました。タイでは、自分たちの名前を冠するバラエティーショーを制作、出演する人気者で、ウドムさんと組んで仕事することが多いです。タイ人の多くが知っているタイの青春映画の主題歌、長男のBomさんが、初めて来た東京の霧雨に打たれてインスピレーション得て作ったばかりの歌、「Tokyo」を披露するなどで客席を盛り上げました。

 と、突然MCで、「去年末、タイでとても話題になったタイ映画がありました。E Tim Taai Neeです。主役はウドムさん、そしてこの、Bomも出演しています。なんと!今日のショーに、ヒロインが駆けつけてくれました!」と、タイ映画に出演した日本人の女優、明日果さんを紹介。全く打ち合わせになかったサプライズ登場でしたが、明日果さんは、最近勉強しているというタイ語で挨拶し、客席を沸かせました。

 モデル・女優の明日果さんのブログ にも写真が。

 場内がいい感じに盛り上がった20時過ぎに、シンジャルーンブラザーズが歌う“ウドム・テーパニット”のテーマ曲に乗って、お待ちかねのウドムさんが登場。

 ウドムさんはなんと、着物(着流し)帯には扇子の衣装。そしてステージには座布団とそれに高さを合わせて低い位置にマイクが置かれました。日本の落後家の
スタイルを取り入れたとのこと。

 ということで、最初のネタは日本のウォッシュレットつきトイレが以下に素晴らしいか等「ここが面白い、日本と日本人」特に「日本人の真剣さ」についてのネタのオンパレード。

 カウンター席の客の目から視線を決して離さずに、客の反応を伺いながら、ものすごく真剣に寿司を握る板前さんの話

 代官山にスーツを返品しに行った時の店員の謝罪態度の驚くほどの丁重さ

 日本の温泉に入った時の様子(タオルで体を隠すほど、なぜか注目される)

 セブンイレブンでのいらっしゃいませの大合唱のおおげさ

 日本人は食事する時にstoryを語るのが好き、例えば神戸牛を食べる前に、店の人に牛の生い立ちを延々と説明され、storyを語ることで付加価値が生まれる....

 トイレネタは日本だけじゃなく、タイと中国の例も説明。

 世界各国を回ったけど、日本が超大好きで何度来ても飽きないという愛と多少の毒舌の語りは、日本に住んでいるタイ人も日々実感しているから、大爆笑でした。

 もちろん、座布団に正座はすぐに止めて、ステージを歩き回っていました。

 そして、21時過ぎ。「でもやっぱり世界でいちばん面白いのはThailand」と、タイのネタがスタート。最初は政治ネタから。やがて、タイにしか無い現象を面白く語り、ウドムさんが「Thailand」と言い、客席に「Only!」と掛け合いさせました。

 やがて、鈴とドラムで2拍子でリズムを取りながら、3兄弟もコーラスに参加して、「ウーイ♪」という掛け声でスタートする、歌に乗せての短いネタを連発。仮に3分でネタひとつ完了だとすると、延々1時間はやっていたので、20本以上のネタを休むことなく歌い続けたのでした。

 最後はタイで流行っているという、政治を風刺した歌「アーイアイ」を歌って、拍手喝采の中、予定を1時間10分延長した22時10分に後援を終了しました。

遠くは、広島、福井、千葉の房総半島から、ウドムさん目当てに駆けつけたタイ人パワーに圧倒された約3時間でした。

 会場では、アーティストとしてのウドムさんグッズ、「エロ本」など著書の日本語訳版の販売ブースも出て、翻訳者の白石昇(のぼるちゃん)も会場に駆けつけていました。

 言語藝人 白石 昇さんのブログ

 昨夜は、とても集中してタイ語を聞いたけれども、日本ネタはなんとか理解できるとしても、一緒に笑う余裕などありませんでした。タイネタは政治風刺ネタがいくつかありましたが、誤訳が怖いのでここには訳出できません。そして、最後の歌の掛け合いは、本当に分からなくて。この語りが理解できて、笑えるような日が来れば、タイ人に近づけるんだろうな、とは個人的な感想です。

 以上、このレポートは、pomeraで帰りの電車で書きました。キーボードが軽くて打ちやすくて便利ですが、Windows Vistaに接続すると、メモ帳が文字化けするのが難です。

 Udomさんの Stand Up Comedy チラシ

タイ映画の巨匠 バンディット・リッタコン(Bandit Rittagol)監督逝去 10月1日

2009-10-01 23:55:05 | タイ映画
写真:「恋する年頃」VCDジャケット写真。

 タイ映画界の巨匠、バンディット・リッタコン監督がお亡くなりになられました。享年58歳でした。タイの新聞報道によると、病院で人工透析中に亡くなられたとのことです。
 
 タイ語新聞:Daily Newsの記事 

 タイ語新聞 タイラットの記事

 バンディット監督は、主に1980年代、90年代前半に特に精力的に作品を発表されていました。日本でも、国際交流基金の東南アジア映画祭で、)『クラスメイト』 Hong 2 Run 44 / Classmates(1990年/123分/カラー) や、『恋する年頃』 Khit Thoeng / Miss You(1992年/117分/カラー) などの作品が紹介されました。

 国際交流基金H.P.より


 タイ映画字幕付きビデオを出している、オリエンタルブリーズさんのH.P. 監督略歴

『恋する年頃』は、私の中ではタイ映画の青春映画ベスト3に入ります。

 そして、田舎の青年が都会のバンコクに出てくるコメディー「ブンチュー」シリーズが監督の代表作でした。同作のシリーズ10を準備中の訃報でした。

 骨太の素晴らしい作品をたくさん作られた監督でした。今でもその作品の数々は、心に残っています。謹んでご冥福をお祈りいたします。

ขอเเสดงความอาลัย คุณ บัณฑิต ฤทธิ์ถกล ผู้กํากับหนังไทยคุณภาพ

"อนึ่ง คิดถึงพอสังเขป"เป็นภาพยนตร์ที่อยู่ในใจดิฉันตลอดไปค่ะ

タイの2ちゃんねること、総合掲示板Pantipにも、映画ファンの追悼コメントが続々と書き込まれています。

追伸;バンコク国際映画祭の記事もあるのですが、時間のある時にゆっくりレポートさせてください。