真央ちゃん、初戦優勝です。やったぁ~
<フィギュア>試練の湖面から白鳥羽ばたく…真央、逆転V
毎日新聞 11月3日(土)21時2分配信
一歩ずつ高みに上る。「向上」をテーマに掲げる22歳のシーズン。その目標にふさわしい逆転劇だった。チャイコフスキーの「白鳥の湖」に乗り、GP初戦を優勝で飾った浅田真央。「100%の出来ではないが、久しぶりに優勝できて今はうれしい」。最愛の母を亡くし、調子も上向かなかった昨季を乗り越える1勝にもなった。
会心の演技ではなかったが、浅田は耐えた。冒頭の3回転ループこそ気持ちよく決めたものの、続くダブルアクセル(2回転半ジャンプ)-3回転トーループは大幅に回転不足。その後のジャンプも回転不足や踏み切り違反が相次いだ。
だが、浅田は諦めなかった。三つのスピンは全て最高のレベル4を得て、ステップでも出来栄えで高い評価を受けた。技術面の総要素点では2位のリプニツカヤに及ばなかったが、演技力を問うプログラム構成点で引き離した。
不調だった昨季。今年のオフには、人生で初めてスケートを全く滑らない期間を2週間も作った。「やっぱりスケートがしたい」。再び湧いてきた意欲を、今季の向上に結びつけている。この日の優勝も「次につながる結果だと思う」。白鳥は今、試練の湖面から飛び立とうとしている。【芳賀竜也】
次につなぐ逆転優勝=浅田、万全欠くも復活へ一歩-中国杯フィギュア
思い描いた演技には届かなかったが、浅田は1年ぶりの優勝をかみしめた。「久しぶりの優勝はすごくうれしい。次につながる結果」
SPと同様、看板技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を当初から構成に入れず、まずは得意の3回転ループから。ここは問題なかったが、2回転半からの3回転が両足着氷になり、3回転を予定したルッツも2回転に。ジャンプに細かなミスが続いた。
「こっちに来て調子が悪かったジャンプが(この日も)出てしまった」。一方、演技構成点は3項目で8点台の評価を得るなど他を圧倒。「白鳥の湖」で、白鳥から黒鳥に転じ、力強く演じる最後の見せ場は盛り上がった。SP首位の14歳、リプニツカヤに総合力の差を見せつけ、「次に向けて課題が見つかった」と前向きに話した。
安堵(あんど)感の方が大きいのは、オフからの過程がある。母親の死去など公私ともに苦しみを味わった昨季終了後、一時スケートから気持ちが離れた。例年より始動も遅れ、不安も抱えてのシーズンインだった。
7年前にシニアGPデビューを果たしたのが中国杯だった。「若い子も出てきて刺激になっているし、もっとレベルアップしないといけない」。22歳は復活への道を着実に歩んでいる。(上海時事)(2012/11/03-21:25)
ローリー・ニコル氏のコメントより
『真央の毎日が楽しくなるようにと今回の曲を選びました。
リンクに来るのが楽しくなるようにね。』
アナウンサーと荒川さんとのやりとりで・・・
アナウンサー「どこにいてもパッと目立つような鮮やかなコスチュームですね。このショートは」
荒川さん「コスチュームだけではなくて、やはりスケーティングの質なんかも目を引くような質を持っていますので目が行くんでしょうね。」
SP、いつもの真央選手のプログラムにしては難易度を落としたものでしたが、
それで気持ちに余裕が生まれたのか、とっても落ち着いていて、まだまだ伸び代がたくさんある、いろんな可能性を持ったプログラムだと思いました。
シーズン終盤には2Aが3Aになるのかなぁ~って期待したり・・・
浅田真央選手のコメント
自分の百パーセントの演技ではなかったので悔しい気持ちもあったが、久しぶりの優勝なのですごくうれしい。次につながる結果だと思う。(時事)(2012/11/03-20:04)
FSは緊張したのでしょうか?
ステップの入りがJOPと違っていて(直前のスピンのスピードが遅かったから間に合わなかった?)心配になりましたが、
しっかり加点をもらえて(レベル3だけど加点でレベル4の基礎点を越える・・・)良かったです。
レベルと加点は別物なんですね。
- レベル(Wikipediaより)
ジャンプ要素以外の全ての要素ではレベルによる判定が行われる。各要素のレベルは、要素の実行に際して、ISUが規定する工夫がいくつ含まれているかによって決まる。行われた工夫が基準を満たしているかどうかを技術審判が判定し、認められた場合のみレベル獲得要件として数えられる。
- 4つ以上の工夫が認められればレベル4、3つの工夫が認められればレベル3、2つの工夫が認められればレベル2、1つの工夫が認められればレベル1、工夫が認められなかった場合はレベルBの点数が与えられる。
思わず9月の終わりに放送された番組を思い出しました。
真央「これ難しいですね。とっても難しいですね。
自分もオリンピックのときなんだけど、銀メダルだったんですけど、それでもやはり最初はすごく悔しかったんだけど、
後から本当にたくさんの人からおめでとうとか、
自分のがんばってきたことがほとんどすべて出すことができたしという気持ちに変わってきたので、
最終的にはすごくうれしかったです。」
優勝が決まったときのインタビュー
アナウンサー「今の気持ちは?」
真央「今日の自分の出来は、そこまで優勝するような出来ではなかったので、反省はたくさんあると思います。」
アナウンサー「今日はどんな気持ちでリンクに立ちましたか?」
真央「練習してきたことをしっかり出そうと思いました。」
アナウンサー「今シーズンの本格的なスタートとしては?」
真央「一応試合が終わって、ファイナルまで一歩でも近づけたかなと思うので、
気を抜かずにもっとレベルアップしないといけないと、この大会に出て思いました。」
アナウンサー「ファイナルにはぐっと近づいたのかなと思うんですが、
ファイナルへの意気込みを最後にお願いします」 ←空気が読めない質問・・・この流れでこの質問する?
真央「まずはレベルアップだと思っています。」
アナウンサー「どの辺りに特にレベルアップをしようと思っていますか?」
真央「今回こうして一緒に試合に出てみて、レベルってどんどん上がってきていると思うので、
自分も難しいエレメンツに挑戦していかなければいけないなと思いました。」
このインタビューの後の松岡修造さんのテンションには荒川さんもちょっと引き気味・・・
でも、見ている私達の気持ちは修造さんと同じ。
「優勝おめでとう」
それにしても、優勝しても満足しない、この悔しさが次の成功に繋がるんでしょうね。
次のNHK杯では満足のいく演技ができますように・・・。
14歳リプニツカヤ、2位に満足=中国杯フィギュア
女子SP首位の14歳、リプニツカヤはフリーで2位。浅田に逆転を許し、シニアのGPデビュー戦を優勝で飾ることはできなかったが、「2位に入れてうれしい。これでファイナルに行けるチャンスも出てきた」と屈託なく喜んだ。
シニアの洗礼も受けたようで、「演技が始まる前、初めて足が震えた」。冒頭、SPでは難なく跳んだ難度の高い3連続ジャンプの一つ目が回転不足になるなど、細かいミスもあった。7年前の中国杯でGPにデビューした浅田は「私が言える立場じゃないが、すごくレベルも高いし、これから頑張ってほしい」とエールを送った。(上海時事)(2012/11/03-21:25)
演技しているときは、とても大きく見えたのですが、表彰台の映像を見ると「ちっちゃい」
ジャンプは素晴らしかったのですが、ソトニコア選手を見たときの衝撃ほどではなかったような・・・。
でも、あの柔軟性には驚きました。それよりもスピンの回転の速いこと
ロシアは本当に強敵揃いです。
3位は未来ちゃん・・・と思ったらキーラ・コルピ選手。
素人の私には全くわからないジャッジ。
見た目ミスのあったコルピ選手が3位で、見た目ほぼミスのない未来選手が4位。
未来選手のスコアは真央選手以上にマイナスの嵐。
未来選手、良かったんだけどなぁ~
今回、私が一番気になったのが中国の李子君選手。
もう、かわいくって~~~衣装もとってもかわいいし
日本男子に若武者=22歳町田、GP初優勝-中国杯フィギュア
SP首位の高橋を逆転し、初優勝が決まった瞬間、町田は会場内のトイレでリュウ・コーチに演技内容を怒られていた。「(トイレから)帰ってきて優勝を知らされた。テンションが下がっていたので…」。にきび顔の22歳は苦笑いした。
「火の鳥」を演じるフリー。序盤の4回転で転倒したが、回転は認められた。だが3位に入った第1戦スケートアメリカと同じ2種類の連続ジャンプを失敗。コーチの説教もミスを繰り返したからだった。だが、全体の演技は安定。両手を翼に見立てた表現力でも、昨季に比べ成長の跡を見せた。
関大を休学し、米ロサンゼルスで練習を積む。元世界王者で独特の表現力を持つランビエル(スイス)を振付師に迎えるなど、環境にも恵まれ、力を伸ばしている。
日本男子は現在、世界で最も層が厚い。日本代表になるのも一苦労で、「スケートがメジャーじゃない国に移れたらいいなと思った」と冗談めかして言うが、一番乗りでファイナル初進出が確定。ソチ五輪会場で行われる貴重な舞台を踏むことになった。
「夢見たGPの金メダルだが、いざ取ってみると次にやらないといけない課題が多く、刺激になった」。たくましい若武者がまた現れた。(上海時事)(2012/11/03-23:01)
町田選手のコメント
夢に見ていたGPの金メダル。自分自身も成長しているし、安定した演技ができるようになっている。ファイナルに行けるのも驚いている。価値ある試合になると思うし、あと1カ月で改善できる点をレベルアップしたい。
巻き返し期すエース=高橋-中国杯フィギュア
SP首位から関大の後輩でもある町田にまさかの逆転負け。「最悪です。結果がすべて」。高橋は苦笑いするしかなかった。
冒頭で二種類の4回転ジャンプに挑んだが、回転が足りず、両足着氷が精いっぱい。さらにジャンプで三つミス。表現力を示す演技構成点は貫禄のトップだったが、技術点が伸びなかった。
10月のジャパンオープン後、米国で2週間練習。帰国後、調子が上がらなかったという。一方、こうも話す。「スケートアメリカとスケートカナダの内容とレベルを見て、動揺したかもしれない」。ハイレベルな男子の争いを、日本のエースも強く意識している。
「普通なら2位にもならなかった。チャンスを与えられたので、つぶさないようにしたい」。次のNHK杯での巻き返しを誓った。(上海時事)(2012/11/03-23:00)
高橋選手のコメント
演技は本当に最悪だった。よく2位でとどまった感じ。(4回転ジャンプは)思い切りいきたかったが、かみ合わずに中途半端な形になった。(GPファイナル進出への)希望を捨てずに修正したい。
男子はジュベール選手が棄権したり、ナン・ソン選手とアダム・リッポン選手の衝突があったり、
スケートアメリカやスケートカナダでの男子の盛り上がりに比べて、正直ちょっと寂しい感じでした。
やっぱり4回転がバンバン決まらないと、物足りない雰囲気なんでしょうか。
それでも町田選手の優勝はすごいと思います。
(町田くん、試合よりも優勝インタビューの方が遥かに緊張してた?しどろもどろ・・・ )
それにしても日本の男子の枠をもっともっと増やして欲しいですね。
3枠じゃ足りないよぅ~
GPファイナルに出場した選手は、特例で国を超えて世界選手権に参加できるとか・・・どうでしょう?
最後に中国大会の時に流れていた住友生命のCMがUPされていたので貼り付けます。
動画主さんお借りします。
浅田真央 住友生命CM[60秒]
ランキングに参加しています♪