じゃあ、私より不幸になってよ

原作未読ですが、映画の『さよなら渓谷』ようやく観ました。パチパチ！

『悪人』（原作は同じく吉田修一）の時もそうだったけど、観終わってひたすら暗くなります…。どよーん。
今の日本は、犯罪被害者にまだまだ冷たすぎる。DVもレイプも、相手の尊厳を破壊するわけだから、被害者に希死念慮が募って当然なわけで。
あと、集団で何かをすると、例えば5人で罪を犯したときに、それぞれが5分の1の罪悪感を感じるかというと、全然違っていて、それぞれが「自分はたいして悪くない」と思うのだそうです。イジメなんかでもそうでしょう。その点、尾崎俊介だけがなぜあそこまで自分を責めることができたのか、、、

真木よう子が、寝起きのしょこたんに見えて仕方なかったです。
「幸せになりそうだった」って、、、切ないなー。
体当たり演技って、使い古された言葉ですが、なんか、女優さんに失礼な気が。だって、体当たりって、なんか当たって砕けろみたいな感じがして。
ザクアタックですかと。せめてジェットストリームアタックくらいの評価を（以下略）



写真～
皇帝ダリアが咲き始めました






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