都内の護国寺にある宗務所で3日間に亘る伝授が終わりました。パチパチ!
伝授とは大雑把に言えば仏さまの拝み方を先生から教わるわけです。全5回のうちの2回目でした。まだ先は長いです。
墨染めの衣を着て、如法衣と呼ばれる袈裟を付けると「あー坊さんだなあ~ビバノンノン!」と思います。普段ご法事で着る色衣と呼ばれる衣やお袈裟は派手すぎるんだよね。街中で着たらどんな服より目立ちますよ、あれ。
もっとも僕りんは色衣を着てビカビカの袈裟をつけて一人で山手線に乗ったことがありますが(きっと最初で最後でしょう^^;)
鉄コンキンクリートの宗務所内で袈裟をつけて椅子に座っているお坊さんが100余名。こんなシュールな絵ってあります?畳敷きの部屋では入りきれない為の苦肉の策なんだけどねー。今はお寺の本堂も椅子式が増えてきてますが、畳に椅子っていうのもなかなかシュールです。相撲取りのチョンマゲに通じるとこがありますね。
一緒に伝授を受けていた10年来の友人がいます。彼は、この先大学に残って、講師→教授、という道を歩むか、お坊さんの先生になるかで悩んでおりました。天が二物を与えたタイプです。結局、大学には残らず大学院の博士課程をこの春卒業しました。
「ネクタイって好きじゃないんだ。やっぱり少しでも長く衣を着ていたいんだよね」
一方、少しでも早く普段着に着替えたい僕りん、この違いは何!?
取り敢えずネクタイは、俺も苦手だけど(^^;)
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