種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

夏時間 - Daylight Savings Time (DST)

2011年11月06日 | アメリカ素描

日曜日のNY時間午前2時をもって、夏時間が終わります。 

 

時計の針を一時間戻します。

コンピューター、携帯電話等自動的に修正しますので助かります。

アナログの時計はさすが針を手動で戻します。古時計を沢山持ってますのちょっと大変ですが、毎年二回の行事ですのでいまではそうも苦になりません。

 

ニューヨークと日本の時差は14時間になります。

 

歴史

 

18世紀にベンジャミンフランクリンが提唱しましたが実現しませんでした。

1918年と1919年に各7か月間、夏時間を導入しましたが、大変に不評のため廃止になりました。そして第二次世界大戦中に資源節約目的で復活しました。

 

4月から10月中頃までを夏時間としてましたが、2007年からは「包括エネルギー法案」が決まり、開始日は3月の第2日曜日、終了は11月の第1日曜日となりました。

 

議会で法案が通れば、その自治体は夏時間を使用しなくてもよいため、2008年現在、低緯度のハワイ州は州全体、アリゾナ州では大半の自治体で夏時間を採用していません。

 

2005年まで大半の自治体で夏時間を採用していなかったインディアナ州は、2006年から州全域で夏時間を採用してます。

 

夏時間の効果:

 

明るい時間を有効に使えるので照明の節約になる。

2008年のエネルギー省の調査では一日あたりの消費電力が0.5パーセント少なくなり、全体で1億3千万KWの節電が出来たそうです。これは12万世帯を1年間供給出来る電力です。

 

 

大阪駅の水時計