【 Photo by Yoshinobu Tashiro 】
さあ
夏との
告別の時がきた
いつまでも続いた友との語らいも
その喉の渇きも
好きな娘と目があった一瞬も
父のほおに流れた汗も
母の背中で見た夕陽も
全てを
焼き付けるんだ
魂に
その幸せを
魂に刻まれた
燃えるような残照は
いつか
キミが
傷つき
折れたときに
キミを
励まし
叱咤し
奮い立たせるだろう
いつか
キミが
大人になったとき
本当の
宝物だったと
気づくだろう
さあ
2012年夏の
最後の
姿だ
夏に
感謝し
別れを告げよう
キミだけの 夏に
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