【 Photo by Jun Hiraoka 】
春が
濁り始めたら
終わりの時で
秋が
濁り始めたら
始まりの合図と
空を飛びながら
キミが言う
ただ時間が
錆び始めたのならば
ここにいても
いいけれど
ボクの心が
錆びてきたのなら
あの空の下で
過ぎた日々を
光に当ててみる
白黒の一枚に
柔らかい時が隠れ
色落ちした一枚に
何度も傷ついて
デジタルの色の奥で
モノクロの涙が流れていく
思い出が
涙とため息で
錆びないように
錆の中に
生きてる心を
閉じ込めないように
きっとカモメは
空と海の間を
飛ぶことで
その青い色を
疲れた心と羽に
焼き付け
さらに遠くを目指していく
あなたの
青い服に
負けないように
静かに
燃える
あなたの思いを
消さないように
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