ウチの代表は・・・ その1

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(写真は焼き肉会の風景です)

先週の金曜日(5/29)に横井監事主催の「焼き肉会」へ代表をはじめ役員５名で出席しました。
「焼き肉会」のルールはまさにシンプル。夕方6時から12時の間に来られる時間に来て、いられる時間まで楽しめばいい。行きたいという人がいれば一緒に来るのもOK。

「焼き肉会」でいつも代表は、参加した子ども達と一緒に遊んでいます。子ども達と遊んでいる代表を見ていると、子ども達と同じ笑顔をしていて、心から楽しんでいることが伝わってきます。
友人のお嬢さんを抱っこして「○○ちゃん、チューして！」とお願いしている姿は、どちらが子どもなのってツッコミを入れたくなります。抱っこされた子にも「甘えん坊さんねぇ」と言われるくらいです。

そんな代表の姿を見ていて、ふと彼女が大学院で研究を始めたきっかけを思い出しました。

ウチの代表は・・・ その2

　　　　　　　　　　　　　　　　(焼き肉会の横でレンガクラフトをしている子ども達)

夜、車を走らせていると彼女の保育所の園児がひとりで保育園の前にいるのを発見しました。育児を放棄された園児はひとりで保育所まで歩いてきたそうです。
そんな園児にしてあげられた事は警察署まで連れて行って事情を説明し、児童相談所の職員に園児を引き渡すことだけでした。
何もできず、無力な自分が悔しかったと話す彼女は、虐待から子どもを守るために、大学院に進学して虐待予防の研究を始めたのです。

ウチの代表は・・・ その3

　　　　　　　　　　　　　　　　（ろくろをしている子ども達）

研究を進める中から“過保護な育児”に親が育児不安を抱く原因が見え始めました。男女に関わらず、子どもを虐待する親が、子どもと過保護に接することの相関性は極めて高い可能性があるといえます。また現時点では実感の段階ですが、虐待は別の兄弟や家族に向けられる傾向も見受けられています。

子どもと遊んでいる代表の姿は、私たちが目指しているものを形にしたものなんだろうなと思います。この姿が社会全体へ広げていくことが、私たちの活動であることを実感しました。