将太の日記

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慶應名人戦の結果

2016年12月18日 20時04分12秒 | Weblog
今日は慶應名人戦に参加してきた。昨年はOB陣の参加が少なかったが、今年はOBが20人参加と非常に多く、この中から8人が予選通過となる。藤原大王・葛山・O関・斎藤優といった社団戦のチームメイトもここでは敵同士の個人戦。同期の葛山が慶應名人戦2連覇中ということもあり、葛山をいかにかわせるか、などと考えていた。

1回戦:原嶋君

 1回戦は原嶋君と。そういえば昨年も原嶋君と1回戦で当たった気が・・・。去年は自分の後手急戦矢倉が炸裂して快勝することができたが、今日の将棋はがっぷり四つの相矢倉となり、やや作戦勝ちかと思われたところから、こちらに攻め損ないがあって攻めが細くなってしまった。終盤、受けに徹されればどうしようもなかったところ、原嶋君に致命的な受け損ないがあり、逆転勝ち。内容はイマイチであったが、どうにか白星スタートとなった。
 この1回戦では葛山ーO関戦という重量級対決があり、


2回戦:斎藤優

 2回戦は齋藤優と。齋藤優との対戦はかなり久々である。過去、自分が慶應名人を獲った際には本戦1回戦で当たったことがあったが、それはもう12年も前のこと。その時の将棋はこちらの序盤の構想が悪く、駒がぶつかる前に投了を意識するほど大差となってしまった記憶がある。
 今日の将棋はこちらの右四間飛車から玉頭を手厚く構える将棋にしたところ、齋藤優は飛車を8筋に振り直して攻めてきた。その後、齋藤優に一失あって一時は優勢になったが、その直後にこちらが悪手をさしてしまい、優勢は一気に吹き飛んでしまった。終盤、難しい勝負が続き、チャンスもあったかと思われるが、こちらが短兵急な攻めをして急かされてしまい、駒を渡しすぎて受けが利かなくなり、負け。葛山からは、「またもやコンピュータの候補手に全く上がらないような悪手」と酷評されたが、指し手が難しい局面だったこともあり、自分の実力では正着を指すことができずやむなし。


3回戦:栗田さん

 3回戦は大先輩の栗田さんと。右玉に構えたところ、棒銀で突進して来られたが、無理攻めをうまく咎めて快勝。どうにか2勝1敗となったが、2連勝が5人、2勝1敗が5人となり、2勝1敗5人のうち3人が抽選で予選通過というところ、ハズレ籤を引いてしまい、予選通過ならず。予選通過できなかったのはいつ以来だろうか。

 慶應名人戦本戦では、O関が現役の丸川君に全駒負けを食らい、葛山が藤原大王に中飛車で制勝するも、準決勝で齋藤優に相振り飛車で負け。結局、決勝に残ったのは齋藤優と現役の丸川君の2人。来年の合宿での決勝戦はどうなるか。
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