side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

陰からの一撃 警視庁追跡捜査班 堂場瞬一 (2415)

2024年04月14日 | 書籍・雑誌

*****ご注意!一部ネタバレの可能性があります!*****


沖田・西川コンビの活躍が楽しい警視庁追跡捜査係シリーズ
前作に続き、沖田・西川が年齢を感じや退職後を気にする場面が出てきて、シリーズの長さを感じさせます。
今回は衰えと言わないまでも、年齢を意識するようになった心の隙を突かれた格好

自宅に届いた未解決事件のタレコミに一人で情報提供者と会いに行った西川は襲われてしまう。
更に入院先でも襲われ、西川を恨んでいる人物の犯行ではないかと思われた。
だが、容疑者らと接触数の少ない西川には思い当たる人物はひとりだけ。
その少なさに同僚は驚き、しかし捜査は難航

恨みの線にやや固執しすぎ、と思ったところで、事態が展開する。
襲撃犯が闇バイトだったり、憧れと現実のはざまで挫折した刑事だったり、地方警察の情報に助けられたり、と展開が面白い。
しかし、闇バイト10万円で襲われてはたまったものではないと思う。

堂場瞬一の他シリーズの岩倉や柿谷も登場し、堂場ファミリー感が最近強い





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