side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

いまこそガーシュウィン 中山七里 (2348)

2023年12月04日 | 書籍・雑誌

*****ご注意! 一部ネタバレの可能性があります!*****


人気の岬洋介シリーズ
舞台はアメリカ ニューヨーク
ショパンコンクールでファイナリストのエドワードがコンサートツアーのプログラムにガーシュウインのラプソディインブルーを希望していた

新大統領就任とBLM運動でアメリカ社会が分断されつつある中

朗報は岬がアメリカにいて、エドワードの共演オファーを受けたこと
コンサートの準備を進める2人の姿は充実していた

平行して新大統領の命を狙う暗殺者も楽器の演奏者で音楽を愛していた
エドワード・岬のコンサートに新大統領の来席が決まり、暗殺者とエドワード・岬の人生が交錯する

トランプ大統領を想起させる人物像と社会情勢の舞台設定は、アンチ、ヘイトの表現も多く余り気持ち良くページを進められなかった
ストーリー展開も読めたし、ミステリーものとしては深みがなかった様に思う
岬シリーズもそろそろ終わりを予感させる
次作はモスクワでチャイコフスキーだそう


2023年9月29日第一刷り発行





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。