side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

21 フィギュアスケートNHK杯

2021年11月16日 | フィギュアスケート
週末はTVでフィギュアスケートのNHK杯を観戦した。
会場は代々木第一体育館、コロナ対策として収容人数の半分6000人の観客での開催
空席は視界の悪いブロックに割当かな?TV画面上ではもっと多くの観客がいるようにみえた。

今年は男女シングルだけでなく、アイスダンスもRD(リズムダンス)、FD(フリーダンス)ともに全選手を放映。
日本勢でいえば、現日本チャンピオンの小松原組と昨年アイスダンスデビューした高橋大輔・村元組が北京五輪の出場枠1を争う前哨戦として注目を浴びた。

アイスダンスは詳しくないが、素人目にも村元・高橋組のこの一年の成長具合にはびっくりさせられた。
昨年は観ているこちらもハラハラさせられたが、今年はプログラムを作品として見ていられる安心感
特にリフトの安定感が出たのは素晴らしい

FDは昨年と同じ曲を使用しているが、演技が全く別物に感じた。
試合後録画していた昨年の演技をみたら、二人の距離やユニゾンも違うし、要素に入る前に構えるために起きる空白の時間が多々あった。
今年は曲を通して流れるように技がでてくるし、繋ぎの部分も増えたし、二人の距離も近くなってまさに踊っているようだった。

結成2年目で小松原組を上回る成績を残せたことは素晴らしい。
次週末も大会に出場とのことで、経験を積んで全日本選手権で一段上の演技を期待したい。

小松原組は女性の小松原美里さんが肘に故障を抱えていたりして思った通りの演技ができなかったかもしれないが、自己ベストを出したのは立派


日本勢二組は第1グループでの演技。
ワールドランキングが上の選手の第2グループのウォームアップをみてびっくりした。
TVの画面越しでもスピードが全然違うのが分かる。
今大会の優勝者(ロシアペア)が合計215.44、3位(英国ペア)が191.91
日本人歴代最高得点を更新した村元・高橋組が179.50(6位)
数字で感じるより大きな壁があるようだ。

何事も始まりはある。
髙橋選手には日本男子シングル界を牽引した実績もある。
小松原組と切磋琢磨して日本アイスダンス界をレベルアップさせてほしい。

NHK杯の結果
男子シングルでは 宇野昌磨選手が3種4本の4回転ジャンプをフリーで決め優勝。グランプリファイナルの出場を決めた
女子シングルは坂本花織選手がSP、FPをノーミスでまとめて優勝(グランプリファイナル出場)
2位の河邉選手のSPのトリプルアクセルは素晴らしかった。

ペアでも 三浦・木原組の躍進が光る。今大会が3位で2大会連続の表彰台







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