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side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 For Future 小田原公演

2024年03月17日 | 音楽
神奈川フィルハーモニー管弦楽団が県内の音楽ホールを巡回するFor Futureシリーズを聴きに行った
この日の会場は小田原三の丸ホール大ホール

プログラムはオールベートーヴェンで、ソリストに荒井里桜(ヴァイオリン)、横坂源(チェロ)、務川慧悟(ピアノ)が登場する贅沢な公演だった。

バレエ音楽「プロメテウスの創造物」Op.43より序曲
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ短調Op.56
(ソリストアンコール)
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11「街の歌」より第2楽章
(休憩20分)
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
指揮:水戸博之
ゲストコンマス:東亮太

私達前列の方の席が取れまして、ソリストの競演の際は荒井里桜さんが目の前
演奏はもちろん、その姿も堪能しました。
ご自分のパートでないところで、そっと指を労わっている姿も素適でした。

その代わり、ピアノが席から一番遠く、務川さんの背中しか見えなかったのは残念
近日中に務川さんの演奏を聴きに行く予定なので、その時に今回の分もしっかり記憶に留めます。

チェロの横坂源さんは初めて演奏を聴きましたが、美しく表情豊かで奥行き・ふところの深さを感じる音色で、心地よさが半端なかったです。
今まで存じ上げなかったですが、TV出演も多く、これからコンサート情報に注意していきたいです。

ソリスト達の三重奏は控えめな華やかさが心のウキウキ感を刺激して今の季節の曲かと思わせるものでした。
ヴァイオリンとチェロの掛け合いにピアノが絡んでいくところが、若いカップルに年上の兄(友人)が微笑ましく見守り時に茶々をいれたりして唄い合っているかのように多幸感たっぷりの場面を脳内変換していました
アンコールとともに、心に幸せが満ちていく演奏でした。

指揮者の水戸さんの指揮がエネルギッシュで舞台から眩しいくらいの若々しさを感じました。
ソリストの三重奏では心がとろける感覚があったのですが、「運命」の後は清々しい気持ちになりました。

会場の小田原三の丸ホールは令和3年9月のまだ新しいホール
設計者 仙田満
コロナの影響や今後予定されているのかもしれないが、ホール内(入場後)に飲料を入手する術がない。
一旦会場外に出て自販機で購入したが、その自販機も不便な場所にあった

音の良いホールとの評判だし、椅子の配席や座り心地も良くホール内の環境は良い
一方、2階がホールの入口で、前方席(1階)への移動は階段のみなのには、安全面や足腰に不安のある人への配慮を考えると、今時?とモヤモヤするものがあった。



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