富山といえば薬売り
越中反魂丹で有名な池田屋安兵衛商店に立ち寄った
場所は富山市ガラス美術館から徒歩で数分の位置
店構えから立派で歴史を感じます。
創業昭和11年、かつてはこの場所で薬を作っていたそうです。(現在は別の場所の工場で製造)
丁度ご主人が富山の薬の歴史、扱っている薬の特徴を説明してくれました。
人気ナンバーワンのは反魂丹、所謂胃腸薬です。
続いて、通じ丸(便秘薬)だそう。
当初は薬を一粒一粒手で丸くしていったため、量産ができず、薬は高価なものだった
その後丸薬を一度に大量に作る装置が作られ、価格が下がり一般にも広がったとの話。
その装置を使って実演してくれました。
ご主人の説明は5分程度でしたが、とても興味深かったです。
今で言うところの漢方薬で、通じ丸は効果が穏やかに効いていくところが人気の理由だそうです。
胃腸が弱い私は旅行中に早速反魂丹のお世話になりました。
1回10粒と量の多さに一瞬ギョッとしましたが、1回分が個装されていて扱いやすかったです。
今年も健やかに年を越せそうです。
皆様良いお年を