個人的に北京五輪中も一番気になっていたウクライナ情勢
ロシア軍侵攻という最悪の事態になってしまいました。
ウクライナは1932-1933年に旧ソ連の統治下でホロドモーレと呼ばれる大飢饉で国民の5人に1人が亡くなった歴史を経験している。
これが旧ソ連が人為的に起こした飢饉でジェノサイドなのか、ソ連の工業化と凶作が重なった不運、と意見の分かれるところではあるが、、、
ニュースもSNS上もプロパガンダと事実が交錯しているという
ロシアがどんな譲歩を引き出すつもりなのか、、、
狂気の一歩を踏み出してしまった人(達)は本当に怖い
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中山七里さんの人気の ピアニスト 岬洋介シリーズ
岬洋介が登場するが、毎作品主人公は別にいる。
タイトルに作曲家名があって、作品中にもピアノ曲がでてくる。
本作の主人公は盲目のピアニスト 榊場隆平
岬も出場したショパンコンクールで2位を受賞し、これから始まる全モーツアルト作品を弾く全国ツアーで人気・周知度を確たるものにしたいと意気込んでいた。
しかし、悪質ライターに「盲目は演技ではないか?」と絡まれ、初回公演を妨害されてしまう。
対応に困っていた矢先、そのライターが榊場の自宅離れにあるピアノ練習場で殺害されてしまう。
中山作品らしく、社会問題になった、障碍詐称、ゴーストライター作品だった作曲家の件やガセネタや捏造でアイドル等の人気商売にまとわりつくゴロツキライターを上手く事件に絡ませている
主人公が盲目のピアニストで行動範囲・交友関係が限られてしまうこともあり
途中から犯人がうっすら分かってしまったが、どんでん返しの帝王の中山作品なのでなにかあるのでは?と最後まで読み切ってしまった。
巻末には次作「いまこそガーシュイン(仮題)」の予告もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/88/02491318c4d1a7e11ad139ae860b41ec.jpg)
2022年1月1日 第1刷発行
装画 北澤平祐
装幀 高柳雅人
岬洋介シリーズは挿画・装幀もお洒落
見出し(コンテンツ)も楽譜風
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/2f/3b1bf17da8963309b90eaa38ff099885.jpg)
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