side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

成熟脳 黒川伊保子

2020年03月30日 | 書籍・雑誌
政府・自治体の不要不急の外出自粛要請は週末だけではありません。
今は 自らが感染しないためにも、外出自粛 = Stay Homeが各個人ができる一番の対策です。


自粛が求められている昨今、お出かけネタ、外食ネタを記事にするのもどうかと思い、連日になりますが、書籍ネタで。


著者はAI(人工知能)の研究開発に長年携わり、脳の発達、男女脳の違いについての本をだしている。

本作では、脳の成長が7年ごとに段階を経、28年間で大きな発達周期を迎えるが、
2周期を迎えた56歳からの物忘れ等の経験は、老化ではなく脳の次のステージへの進化とのこと。
本人が40代、50代とな経験も踏まえての発見、脳の一生の考え方を語る

以前から言われていることだが、年齢を重ねるごとに記憶をするものの取捨選択が行われていることも脳の発達から考えると理にかなっている。

また、個人の寿命は脳はわかっていて、寿命近くなると辛い現実に向き合わなくてもよいように認知症を発症したりするのではないかと指摘も面白いと思った。
長寿の人はその人の努力もあるのだが、そもそも健康体を維持できる努力ができるよう生まれついているのかもしれない、、、などと思った

著者 黒川伊保子さんはAI研究でわかった男女の脳の違いに基づいての著書も多く、思わず頷ける箇所もあって面白い




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