goo blog サービス終了のお知らせ 

side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

ナイキシューズが箱根を変える

2020年01月03日 | 陸上&箱根駅伝
今年の箱根駅伝 往路は 青山学院大が 往路新記録(5時間21分16秒)で優勝した
今大会は2区以降 区間新記録続出で、それも大幅な区間新がでた大会だった。

天候の好条件に恵まれたことはもちろんだが、やはり 厚底シューズと呼ばれるNIKEのシューズの恩恵はレースのレベルを数段上げてしまったようだ。
既に 年末の高校駅伝や元旦のニューイヤー駅伝(実業団)でもNIKEのヴェーパーフライ(VF)のシューズを着用する選手が多くいて、好記録を出していた。

往路レース後 監督の談話でハイペースのレース展開を 「箱根駅伝の常識が変った」「物差し、尺度を変える必要がある」と複数の監督が語っている
従来のオーバーペースと言われたものがレース終盤まで押しきれてしまう。
もちろん VFを履いていても好走出来なかった選手もいるので、個々の選手の努力の結果でもあるが、やはりシューズの進化とそのシューズに適応できるようになったことが大きいのではないかと思う

優勝した青山学院大がアディダスからサポートを受けていて、今までNIKEシューズを使用しなかったことは有名
今季駅伝シーズン前はアディダスでNIKEに対抗しうるシューズの開発がされていると語り今季もアディダスで勝負する方向だったと記憶している。
しかし 出雲・全日本と優勝を逃し、11月の世田谷ハーフでついに青山学院大の選手にもNIKEシューズが解禁となった。

NIKEのVFはその利点を最大限発揮させるのにはフォームを含め履きこなすことが必要だという。
青学大の選手も実際は前からNIKEシューズを試していたのかもしれない。
青学大の往路全選手がNIKEシューズだったことは、ちょっとした驚きだった

流石に表彰式では アディダスシューズを着用していたが、復路の選手もやはりNIKEで戦うのだろうか。

昨年の優勝校 東海大も往路新記録(5時間24分38秒)ながら往路4位で青山学院大とは約3分30秒の差がついてしまった。
私は東海大を応援しているので、東海大の選手を中心に観戦していたが、東海大の選手の走りは手堅いながら設定タイムをクリアしているように見えた
実際、昨年の記録を3分以上上回るゴールタイムだった
つまり想定内の走りだったと思う。
しかし、オーバーペースを嫌い、手堅過ぎたのかもしれない。
それが裏目に出てしまったし、過去のデータだけでは読みきれないものが多く生まれているのかもしれない

復路はどんなレースになるのだろう。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。