side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

ヒポクラテスの悲嘆 中山七里 (2428)

2024年07月07日 | 書籍・雑誌

*****ご注意!一部ネタバレの可能性があります!*****


法医学室の助教授 栂野真琴と埼玉県警古手川を中心に死体の声を聞くヒポクラテスシリーズ

本作は「8050」問題等言われる、引き籠りの子供を抱える老親家庭に起きた死亡事故の短編集
「7040」「8050」「8070」「9060」「6030」が短編の題
7040は70代の親と40代の子供、8070は唯一夫婦で老々介護問題が背景にある

当事者の一方、あるいは双方が老い先を心配し、事態を改善・解決しようとするのだが、良い解決策があるはずもなく、次第に追い詰められていく
誰もが迎える「老後」がテーマだけに、全体を覆う暗く・無力感を感じる雰囲気がやるせない

途中から最後のどんでん返しがなんとなく読めてしまったのは残念だった

2024年3月20日 初版第一刷発行
初出 月刊「小説NON」2019年11月号~2020年8月号
装丁 高柳雅人
装画 遠藤拓人

英国ロイヤル・オペラ リゴレット @神奈川県民ホール

2024年07月06日 | 演劇・舞台
英国ロイヤル・オペラが5年ぶりに来日
東京・神奈川でリゴレット・トゥーランドットの2演目、計8公演を行った。

私達は神奈川県民ホールにて上演されたリゴレットを観に行った
横浜の平日マチネは特別価格の設定で、このためか満員御礼の集客だった。


指揮 アントニオ・パッパーノ
演出 オリヴァー・ミアーズ
リゴレット: エティエンヌ・デュピュイ
マントヴァ侯爵 ハヴィエル・カマレナ
ジルダ: ネイディーン・シエラ
ロイヤル・オペラ合唱団
ロイヤルオペラハウス管弦楽団

所謂引越し公演でチケット代もそれなりではあるが、海外旅行先で観劇することを考えれば、と行くことにした

神奈川県民ホールというやや年季の入ったホールではあるが、舞台演出などにもネットで伝え聞くロンドン公演のものを再現されていたと思う
オープニングのカラヴァッジョの絵画のような人物を配した舞台に一気に引き込まれる。

主役達のアリアはもちろん、コーラスも素晴らしかった
サイド側の席だったので、中央席だったらもっと迫力の声量を感じられたかもと席選びを若干後悔した。

ジルダがひざ丈のワンピースだったり、男性陣がスーツだったり、と衣装がいつの時代か分からないのも演出の狙いなんだそう。

マントヴァ公爵の館が豪華絢爛ではなく、複数の大きな女性の裸体画以外は意外と質素なのも、好色のマントヴァ公爵を上手く描いていた

今季METライブビューイングで観たジルダ役ネイディーン・シエラは私の中でジルダのイメージを変えたし、本公演がリゴレットの観方に厚みをもたせてくれたと思う。
ジルダ、リゴレットの悲劇の印象が強かったけど、相手を思っている体で自分の気持ちを押しとどめられなかった結果かな、、、なんて思ってしまった
そして、舞台の所々に演出される女性蔑視やイジメや公爵・男の集まりの傍若無人さなど、なかなか辛辣だな、とも思った

ホール内は休憩時間を含めカメラ撮影禁止だった
トイレ、カフェテリアは1階のみで、開演前・休憩時は大混雑だった
県民ホールの駐車場の割引対応はなし





名鉄トヨタホテル

2024年07月05日 | あしあと in 東海
トヨタの株主総会に出席した際は名鉄トヨタホテルに前泊した
名鉄豊田市駅に隣接しているホテルで、翌日の株主総会時はホテル前からトヨタへの送迎バスの発着場所にもなっていた。

ウエディングも対応しているシティホテル
ロビーの雰囲気に年代を感じるかも。

私達の部屋は未リフォームと言う理由でお得価格でしたが、清潔感もありベッド等も問題ありませんでした。
唯一線路側の部屋だったので、朝早くの電車の音に目覚めたくらいです。
窓からの眺めはこんな感じ


天気が良くなかったので、街歩きができずに残念でした。

夕食は近く(線路反対側)のT-faceという商業施設のレストラン街の「名古屋めし食堂」で
複数店舗が出廷しているフードコートのような一角で、ひつまぶし、きしめん、手羽先をいただきました。





アゲハがとんでいる

2024年07月04日 | 何となく思うところ



最近、我が家では色々なアゲハを見ることがあります。

黒いのや黄色いのなどありますが、綺麗なものとしては「アオスジアゲハ」が挙げられますね。

模様としては地味とも言えるのですが、よく目の前に現れるので、つい微笑ましく見てしまいます。

優雅ですねぇ。

山梨は桃の季節か

2024年07月03日 | あしあと in 勝沼・山梨





先日山梨で購入した佐藤錦が大変美味しかったので、再び買いに行ったらもうさくらんぼの季節は終わってしまい、どうやら桃の季節が始まっていました。

買ったのは極早生品種の「ちよひめ」という桃。

初めて買ったその桃は特別小さいわけでもなく、見た目だけでは他の桃とは区別がつきません。(家で食べたらとても甘くて美味しかった。家族にも大好評!)

そこでいつも訪れているフルーツパーク富士屋ホテルに出かけ、季節のパフェをいただいた。

ここではさくらんぼか?桃か?

答えはまさかのメロンでした!桃は7月3日から始まるらしい。

それでもメロンパフェはとても食べ応えがあり、美味しかった!

よく見ると周りのお客さんも同じものを注文して食べています。

次回は桃パフェを頂きます!!