おばあちゃん頼み

子供がお昼寝の時間。
ほっと一息つける時間。

こんな時はそっと静かにできる編み物に限る。
手元には大好きなルマンド。

おばあちゃんの好きなお菓子でもあった。
そしてむらさきいろも好きだった。

おばあちゃんは私が中学生のときに亡くなった。

あの時代の人には珍しく大柄で、ほほほという笑い方がよく似合う。
私のことをいつもしょうこさんと呼んでいた。


そんなおばあちゃんに毎日お願いしていることがある。

元来心配性の私だが、子供ができたらさらに心配は尽きない。
病気だの事故だの災害だの・・・
考え出したらきりがない。

だからいつもおばばちゃんに

　　　　今日も無事楽しい一日が過ごせました。
　　　　ありがとう。
　　　　明日もまたみんなが元気に過ごせますように。

神頼みならぬおばあちゃん頼みである。