秋風鈴駅長たまは来ているか 築地市場もどって来るよな秋風鈴 秋風鈴電柱に釘打たれしまま 秋風鈴老いて死ぬるは詮無きこと ドラッグストア閉店セール秋風鈴 堀北真希命果たして秋風鈴(山本耕史と結婚) 大杉栄の絶対自由秋風鈴 ポールシフト始まっている秋風鈴 大夜会主役はわたし秋風鈴 唐突に格差と貧困秋風鈴 ブッチとサンダースキッドいまも秋風鈴 遥かなる野生の呼び声秋風鈴 秋風鈴不幸といふ名の猫がいた
二十五年ぶりの純情セプテンバーレイン(広島カープ優勝) まほろば
今日はもうすっかり秋めいている。週明けは小雨まじりの初秋の一日となる。セプテンバーレインである。先週末は波乱の連続だったが、気持ちを切り替えて万事前向きに進みたい。俳句も所属結社の分はすでに揃えてあり、後はマイペースで行く。昨日、三省堂本店で角川俳句歳時記秋の文庫最新版を購入した。各季題解説に新旧の名句・秀句が随時改訂されており楽しみである。・・・《続く》
今日はもうすっかり秋めいている。週明けは小雨まじりの初秋の一日となる。セプテンバーレインである。先週末は波乱の連続だったが、気持ちを切り替えて万事前向きに進みたい。俳句も所属結社の分はすでに揃えてあり、後はマイペースで行く。昨日、三省堂本店で角川俳句歳時記秋の文庫最新版を購入した。各季題解説に新旧の名句・秀句が随時改訂されており楽しみである。・・・《続く》
秋めくや翼の折れた天使とあり 俳句といふ愚昧の詩型秋の雲 秋めくや地球滅亡遠からず 秋めくやベッドくらいはあるだらう 秋めくや中古パソコン狂いだす 秋めくや今日は昨日を越えている 荒川は三途の川か秋の果て 無気力と思わば思え秋初め 新人賞に賞状はなし秋初め 秋味をグイッと飲み干すそれも秋 ヨージ・ヤマモト黒こそ命秋なかば こだま愛の俳句入門秋めきぬ 戦場で道化を演ず秋の果て 5回転ジャンプの噂秋なかば
上野浅草徒歩一時間秋の雨 まほろば
作日の土曜は日差しは少ないものの、蒸れる一日であった。終日、都心に出ていたが珍しく俳句とは無援であった。今日は上野・浅草方面に出かけるので、帰りに不忍池の蓮や鴨の様子を見てくるつもりである。このエリアは全国的に有名なので当然かもしれないが、最近生活の場に近く、観光とはまた違った趣が伝わって来る。久々の【一人吟行】となりそうだ。・・・《続く》
作日の土曜は日差しは少ないものの、蒸れる一日であった。終日、都心に出ていたが珍しく俳句とは無援であった。今日は上野・浅草方面に出かけるので、帰りに不忍池の蓮や鴨の様子を見てくるつもりである。このエリアは全国的に有名なので当然かもしれないが、最近生活の場に近く、観光とはまた違った趣が伝わって来る。久々の【一人吟行】となりそうだ。・・・《続く》
大晩夏堕天使ロック再演す 地上に降りた天使二世か秋暑し(尾崎豊さんの長男がデビュー) 九月来るピン芸人の雑記帳 二百十日やただ息を吐いてゐる 鬼彦といふ名の俳人星流れ 春望に振り子細工のこころあり(村下孝蔵「初恋」) 西瓜畑童女のような母がいる 鶏頭の紅さの由縁宇宙にあり たゆたひの浮き世を秋蝶跋扈せり 芋の蔓たどればプリズナーと化す 葉鶏頭渇愛(タンハー)といふ響きあり 六十を過ぎて未熟やひょんの笛 秋澄むや神のひとり子何処かにゐる