月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

第二話

2020-05-20 14:29:00 | 恋物語
引き続き
ブックカバーチャレンジなるものに誘われて・・・

本の話と想い出は
こちらに記することにします。
全7回 お付き合い宜しくお願い申し上げます
月海 和



第二話 

「空にいちばん近い悲しみ」安井かずみ筆

この人の名前を昭和の後半を生きてきた人で
知らない人はきっといないだろう
いや・・・この人の書いた歌を聴いた事がない人は
一曲も知らない人は少ないはずとおもう
パートナーは加藤和彦氏 すでにお二人とも空の人となっている

片想い 中森明菜(梓みちよさんがオリジナルです)headphones

第一話で取り上げた落合恵子さんが 御自分の番組の中で
安井氏の詩をよく朗読していた
どちらかと言えば その朗読がきっかけでこの本に出会っている
書店の店先でパラパラとめくると 実に細かい字でつづられている
縦に横にと文字が並び その合間にイラストが入っている

その当時 私は一遍の詩の為に本を一冊買い求めることが
珍しくは無かった
少ないお小遣いに土曜のお昼の食事代と
駅からのバス代を貯蓄
バスで20分の距離を1時間近く歩いて帰り
その数百円を貯金して
本とレコードに費やしていた

学生時代の擬似恋愛は本の中でという時代
安井氏のそれは当時の私には異国情緒があふれていた
異国情緒・・・いまどきの若者にはわからない表現か。。。
日常だったのだろうけれど 大人の世界は異国のようで
その言の葉のまわしかたは独特に思えた
歌謡曲の歌詞になると非常にわかりやすく
馴染むのだけれど
安井氏の若い頃のそれはどこか遠くの言の葉のようだった


明日を生きるには充分に美しい
でも今日に死ぬ程は美しくない
安井かずみ著 「空にいちばん近い悲しみ」より抜粋


Good day and Peace and Love






いま できることを すこしづつ だれかのために



==============
ブックカバー・チャレンジについて
・主旨:本に触れてもらうきかっけを増やす
・内容:本の表紙だけをリレー式で7日間投稿
 
ルールは2つ↓
② 本についての説明はナシで表紙画像だけアップ(FB映像のみ)
②その都度1人のFB友達を招待し、
 このチャレンジへの参加をお願いする。(自粛してます)
※1日1人ずつ、計7人にブックカバーチャレンジを
お勧めするというイメージです。
=======================

FBにて御紹介したい本をお持ちの方 
参加御希望の方は御連絡くださいね。
(締め切り 2020年5月26日)

にほんブログ村 写真ブログ 心象風景写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログ 散文詩へ
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする