月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

春節に風信子の香りを

2017-01-29 16:19:00 | 恋物語

ごきげんよう
春節が訪れて文字通りの迎春となり、
二十四節季の立春まであと数日。

部屋の中で風信子の香りがゆっくりと広がり、ガラス越しに
柔らかな陽射しが手もとを温くませる。

寒中見舞いのはがきを横目にしている間に春が訪れてしまう。
賀状が届かなかった友人達が、今頃首を傾げているだろう。

固い蕾だった風信子もここ数日の暖かさにほだされて、
香と ともに花を開かせている
八重咲きの風信子の切り花は珍しい。
思わずカメラを向けた。
午前の光は花を美しく見せてくれる。


午後に時は移る
日暮れ時、
春を待ちきれずほころび始めた紅梅はあっという間に
野鳥たちのさえずりを呼び始めた。
鑑賞する時間を残して頂戴ね、と
野鳥へ声をかけてしまう。

梅の花が咲き始めると黄色い花たちが次々と
咲きそろい始める。

黄色い花と言われて思いつく花をいくつあげられるだろう。
個性的な香りを立てて鳥や虫を呼び込む花木が多い。

夕暮れ時に雲の色が赤く黒く染まるころ
暖かい中国茶を入れて午後のお茶の時間にしよう。
この後の予定を考えながら空の色が変わっていく様子を
楽しみたい。慌ただしい時間が過ぎていくタイミングだけれど。
ささやかな時の過ぎゆく間に あなたのことを思って、
今日の庭の話を空に向かって投げかけよう。


届いているだろうかあなたに。







Good day and Peace and Love







いま できることを すこしづつ だれかのために







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