月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

桜満月を恋う、梅満月の晩

2006-03-15 20:09:28 | ぽえむ


こんばんは

風がやんで静かな夜を迎えています
ジャスンミンティーを飲みながら過ごす
満月の晩です

静かに静かに東の空から昇ってきました



うさぎの子と語りました

「もうすぐ桜が咲くね」

「この次の満月のころは
 桜の吹雪の中で満月を観る?」

「もしかしたら
 八重の桜も咲き始めているかも」

「今夜のお月様は
 梅の花を愛でて 甘い香りを身にまとい
 静かに静かに欠けていく?」

「静かに静かに欠けて行く月と一緒に
 次の満ちてくる月と一緒に
 静かに静かに 桜の咲くのを待ちましょう」

「何して待つの?」

「そうね・・・本を一冊読みましょうか
 ほら・・この前手に入れた本・・」

「あ・・あの厚い本?」

「ちょうど良いと・・想うわ」

「寝物語には・・他のにしてね。。。」






次の満月が待ち遠しく想う
梅想う満月の晩


Good night & Peace