空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

初心者マーク

2017-03-05 22:20:15 | つぶやき
運転中、直進レーンで信号待ちをしていた。
右折レーンを進んできた車が、すり抜けざまに
私の車のサイドミラーに
「ガーン!」
とぶつけて進んでいった。

「!!」

サイドミラーが衝撃であらぬ方向へ曲がった!

その驚きと、何事もないように速度を落とさずに進んでいったその車の様子に
二重に驚いてあっけにとられる。

と、3台分ぐらい先で、ハザードランプを出して、
ありえない方向へ突っ込んで停まろうと、無理やりな運転をしている。

・・・・
とんでもないヤツなのか??

とは思ったものの、ちょっと一言ぐらい言ってやりたい気分になってきた。

助手席から、中年の男性が降りてきた。

ので、窓を開けて
「・・・今、ぶつけましたよね?」
と言った。

「申し訳ありません…初心者なもので」

は? あなたがですか?
と思ったら、運転席から降りてきた女性を見て納得。
お嬢さんが、でしたか…
小さくなって「本当にごめんなさい…」と。



まあ、少々ザラついた、くらいだったし
壊れているようではなかったので
「この程度ならまあ、いいですけど、気を付けてくださいよ」
とわざと少々不機嫌な声で言って帰ってきたけれど、なにか釈然としない。

う~~ん、と考えて、思ったこと。
「初心者だから」はいいわけでしかない。
そして、それをすぐに口に出したことに、ムッとしたんだな。
運転者になったら、もし人身事故だったら
「初心者で、慣れてなかったから」では通らない。
つまりは、言い訳にすらならない。

それと。
真っ先に降りてきて謝罪すべきは
お父さんではなく、本人だよな。
お父さんにそれを言ってやりたかったんだな。

あの運転で、ぶつけて、パニクった、は容易に想像できるような
可憐なお嬢さんではあったけれど。
だからこそ、「あなたがすることなのよ」と
伝えたかったのかもしれない。

は~。
自分もあのお父さんときっと同年代だ、
助手席に乗っていたのが私で、運転していたのがうちの子たち、
ということだって当然あり得る。
免許を取る、ってそういうことなんだよなぁ。
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2 コメント

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Unknown (peace)
2017-03-06 23:21:58
新しい車なのに、そんなことが…
傷になっていないといいですが…

私は若かりし頃、前の車で車対車の事故を起こしてしまったとき、相手に怪我はなかったけれど、保険会社の人の「相手と勝手に話をするな」と言わたことを素直に受け取りすぎてお詫びにもいかずにいたところ当然ながら激怒されてしまい。父に「すぐに菓子折り持ってお詫びに行くのが常識だ!!当然もうやったものだと思ってた!今すぐ行ってきなさい!!」と一喝され泣きながらお菓子を買って相手方を訪ねたことがあります。当時は厳しいと思ったけれど、世間知らずな娘にしっかり教えてくれたこと、感謝してます。
車の運転って、何気なくしてしまっているけれど、実はすごく責任が重いことですよね。
来週からの長旅、自分もまた気を引き締めます。
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>peaceさん (しずく)
2017-03-07 20:42:09
ほんとにねー。「ぎゃー!新車なのに!」とも一瞬思いましたw

自分もいつ加害者になるかわからない、という気持ちをもって
安全運転でいきたいものですね。

そうか、もう来週なんだ!
気をつけて行ってきてね。
今回はご一緒できなくて残念です。
みなさんによろしく!
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