12/4刈谷市で行われた
「Let's地域猫セミナー2022はじめよう!
みんなのための地域猫対策」
に参加してきました。
地域猫活動を発案された黒澤泰先生の
地域猫セミナーです🌱
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/1a/e15e58e3f6c35303ee51e257ecb5bfaf.jpg?1671025935)
愛知地域猫実行委員会委員長の植木氏が
「この活動は猫を擁護する活動ではない
ボランティアの活動ではなく
住民の活動である」
ことを言われていました。
ボランティアはあくまでお手伝い
ボランティアががんばりすぎると
住民は何もしなくてすむんですよね。
ボランティアも生活も仕事もあります。
ボランティアだけでは解決ができない。
市民が猫を減らすためにトラブルをなくすための
住民の活動なのだということを挨拶されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/5f/9c5e1379dded8a87974e257dbd03aa18.jpg?1671026021)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/61/d640778de59144cfcfc3a6bb7657f5fa.jpg?1671026021)
黒澤先生の講演はやはり分かりやすかったです。
ぜひこのセミナーの内容をあちこちで
開催できたらと思いました。
そしてパネルディスカッションに進みました。
地域猫活動の費用負担
高齢者の猫問題
URの地域猫活動
自分の住んでいない地域の猫問題
公園での活動など
興味深い内容盛りだくさんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/79/4ef47a9c13c29d330496a47a0ad78c96.jpg?1671026056)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ba/87ac472ddeebbf164226f1030d57ab65.jpg?1671026056)
猫の問題ってどこも同じなんですよね。
TNRだけだとすぐに元通りに戻ったり
保護が増えたり、餌をやるな
と住民トラブルになりやすいです。
地域住民主体になると時間はかかるけど
トラブルがなくなり、協力者が増え
地域の人間関係が円滑となるんですね。
生命を尊重できる命に
優しい街づくりができます。
猫へのクレームがどんどん猫を
心配してくれるような相談に
変わっていくのだそうです。
TNR先行型地域猫活動という言葉がありますが
地域猫活動は誤解が多いと言われてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/98/4967c8183ec94d27b239d5291c1a51e7.jpg?1671026146)
私たちもそうでした。
TNRと地域猫活動の違いって
よく分かってませんでした。
活動を続けていくうちに
TNRは終わりがなくて
なかなか地域の方に理解してもらえない
と感じるようになりました。
あちこちTNRに行くと保護が増えていきます。
個人負担の大きい
しんどい活動と思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/00/94b4bb1620cf80e3e1e939d29452497d.jpg?1671026186)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/1c/54d3cd9ce6a59cbcf71c31b515cae0dd.jpg?1671026186)
地域猫活動はTNRに加えて
適切な管理が含まれます。
これを地域で合意形成をとることが
すごく大事なんだということです。
時間もいります、難しくもあります。
ハードルは高いです。
でもここを行うことで
人と猫が共生できる社会の実現が
叶うのだと思いました。
一回で諦めることなく
何度も何度も話し合いを重ねて
地域の方に理解してもらう
プロセスが大事!
難しくも1番、大切なこと
なんだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/87/3ff8090417a3487c24605b93da7026e6.jpg?1671026301)
またそれには行政の役割が大切になってきます。
行政の持っているものがあります。
それは信用、場所、広報、お金だそうです。
1番は信用を貸してもらうと
地域の合意形成がとりやすくなります。
行政が活動の後ろ盾になることが必要です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/7f/9d839cc2b3a0743b1bbe27faa609d1fe.jpg?1671026343)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1f/cb653b57e2c904f5fe7d795a5dd2ab56.jpg?1671026343)
午前中は行政向けの地域猫活動セミナー
だったそうです。
地域猫活動に取り組んでる行政は参加するけど
取り組んでないところは参加してない
と言われてました。
いちばんお願いしたことは
現場に行ってください
ということだそうです。
現場に行かないと問題がみえてこないんですよね。
私たちも相談があると現場に行きます。
同じですね。
また餌やり禁止ポスターは
1番簡単な方法だとも言われてました。
猫問題がすべて餌やりさんのせいに
なってしまうんですよね。
野良猫は野生動物と思ってる職員もまだまだいて
勉強してもらいたいと言われてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1d/1b76d6aff559dae1fccfd5f69a374511.jpg?1671026473)
高齢者の猫問題も顕在化してきました。
昔は外に放り出されていた猫も
それは遺棄であることが
認識されてきたのかもしれません。
高齢者の飼ってる国勢調査ならぬ猫勢調査が
必要と言われてました。
どこも同じような猫問題が起こっています。
猫の問題を解決するには地域のつながりで
猫の問題を解決する『地域猫活動』
これしかないんじゃないかと言われてました。
私もそう思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/bc/e982c5922ac7efd318c6d3b939ee123e.jpg?1671026368)
最後に愛知県の地域猫の団体さんが18団体
壇上にあがられて挨拶をされていました。
「たった1人で問題を解決することはできない
野良猫をなくしたいという
私たちの願いは同じです。
みんなでつながっていきましょう」
と言われていました。
数はパワーですね🌟
数はパワーですね🌟
猫ボランティアさんはそんなに
たくさんいるわけではありません。
保護にも限りがあります。
あちこちのTNRを手がけるより
住民のできないところのお手伝いなら
負担も軽いです。
自分たちで猫の問題を解決できる地域を
増やすアドバイザーが
猫ボランティアの役割となります。
住民がいちばんできないところは
捕獲ですね。
やり方を伝えてできる人を増やしていきたいです。
私たちも最初はできなかったけど
たくさん失敗してできるようになりました。
レッツチャレンジ✨
大きな学びをありがとうございました。
大きな学びをありがとうございました。
また活動に活かしていきたいと思います。
大阪でも地域猫活動が進むと
いいなと願っています。