５月３週４匹捕獲する予定で意気込んでいったのですが、、、
ここはTNR未開の地なので、待ってれば４匹くらいは入ると
思ってたのに、ものすごい警戒心でした。
この白キジの猫が一番馴れているらしいのですが
捕獲器に一度はいったもののすぐに出て、バネ式の捕獲器の
周りをうろうろするので、誤作動で何回も閉まるという、、、。
それ以外は、まったく寄っても来ない～なぜ～
餌やりさんに聞くと、いつも２０時くらいに餌をあげる時に
みんな茂みで待っていて、４～５匹の猫がいるそうです。
その後、夜の０時に餌入れを回収する頃には空っぽになって
いるそう。毎日が置き餌なんですね、、、。
３時間程いたのですが、８匹くらいの猫を見ました。
団地は、人目もあり餌をあげにくいんですね。
置き餌で未不妊ではどんどん繁殖します。
離れたところに捕獲器を置いておくと
まだまだ若い大人しめのキジ雌猫と
お腹がすいて仕方なかった茶白雄猫がはいってくれました。
捕獲器でものすごく暴れたのもありますが、耳も切れてて
喧嘩っぱやいようです。
帰りはものすごく静かでした。
それ以外は、まったくでした。捕獲器知ってるの？？
大きな三毛猫がいました。よく見ると耳カットらしいものが、、、
その猫以外に耳カットはありませんでした。
昔は、猫は外でもごろーんと寝たり、人の目のつくところでも
くつろいでいたものです。今は、そんな光景はみられません。
なぜこんなに隠れ場所の多い団地でこんなに警戒心が
強いのでしょう。
通りがかりの人に何をしてるのかと話しかけられました。
TNRの説明をさせていただくと
「このまま処分すればいいんじゃないの？」と言われました。
それは出来ない事も説明、TNRの効果も説明しましたが
「餌をあげなければいい、無駄だと思う。」と言って帰って
いきました。
この方3階にお住まいだそうですが、ベランダに猫が来たりすると
猫による迷惑行動にお困りなようです。（行くかな？？）
他にも鳴き声やマーキング、車のいたずら、糞尿などたくさん外猫が
いると迷惑行動があります。
やはりそれにもTNRが有効です。繁殖制限するしかありません。
処分したらいいなんて思われないように、猫の数を減らして
迷惑行動を少しでも減らさなければなりません。
それでも処分したらいいなんて簡単に言いますが、処分すればいい
命なんてあるのでしょうか。
TNRをしてもすぐに猫が減るわけではないですが、子猫が産まれる
ことはなくなり、捨て猫さえなければ今より増えることはありません。
地域の人の理解があれば、猫の管理が容易となり、餌やりのマナーも
向上するし、猫トイレの設置もできます。
ここの団地は、多分野良猫がいなくなるような場所ではありません。
ペット不可ですが、ペットを飼っている人が多く、猫を未不妊で外飼
いしている人もいて、転居や死別で猫を置いていかれることもあると
思います。
どこもそうですが、猫を飼う人がしっかりしないといけません。
猫好きが、猫を苦しめて不幸にしているのです。
適正飼育をせず、中途半端に猫を飼ってはいけないと思います。
猫の問題は、人間が作り出した問題です。
猫は被害者です。
猫と人間、うまく共生できないものでしょうか。
私たちも本当はTNRなんかしたくありません。外は猫にとって危険が
いっぱい、みんな保護して、安心、安全な暮らしをさせてあげたい。
大きなシェルターができて、飼い主のいない猫がゼロっていうのが
理想です。
私たちは公益財団法人どうぶつ基金（佐上邦久理事長）が主催する
「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から１頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。
