猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

12/18猫ともクラブイン松原市参加しました!

2022-12-27 15:19:13 | Cat'sdaylife.物販、啓発活動、猫ともクラブ
12/18第4回猫ともクラブin松原市
参加してきました🐾
今年ラストでした。


今回も話題にのぼるのは
餌やりトラブルのお話です。
TNRをしてても、餌をやるな!連れて帰れ!
と言われるそうです。
つい連れて帰ると言ってしまったとか。

連れて帰って飼えなくなるのも社会問題です。
多頭飼育崩壊はここからはじまってたりします。

増えないようにする活動
理解してもらいたいですね。
そういう猫のトラブルを解決するのが
「地域猫活動」となります。

TNRをして、さくら耳になったからといって
地域猫ではないんですね。




*地域猫とは「地域の理解と協力を得て
地域住民の認知と合意が得られている
特定の飼い主のいない猫」を指します。

*地域猫活動は「野良猫を排除するのではなく
地域住民が飼育管理することで
野良猫によるトラブルをなくすための試みです。






地域の合意形成のもと
TNRに加えて定時定点の餌やり管理
トイレを設置して清掃活動の管理
の部分が必要となります。

個体の健康管理、活動の周知報告
苦情対策相談対応、活動費の捻出会計報告
適正飼育の啓発、遺棄防止対策

時には保護譲渡など
やることがいっぱいです。
1人では無理なので
2〜3人でグループを作ります。




地域猫活動は住民主体となります。
自分の住んでない街では
トラブルとなりやすいです。

この前のセミナーでも質問に上がってたのですが
自分の住む町以外はアドバイザーという
立ち位置で地域の啓発に回る
と言われてました。



あくまでお手伝い
地域猫活動は猫ボラさんの活動
ではないんですよね。
TNRとの違いはここなんだとおもいます。



猫の問題を地域の問題として捉え
猫好きと猫嫌いの間に立って
地域の方とコミュニケーションがとれる人
が必要になってきます。

こういう人が現れると
町はどんどんよくなっていきます。


そこに行政が広報啓発を行い
コーディネートを行います。

猫好きと猫嫌いでは
いつまでも平行線のまま
争いは絶えません。


適正な餌やりをしてても
餌やりさんが攻撃を受けたり
苦しんでいるのを見聞きします。



猫のことだけを考えても
うまくはいきません。
地域のために動くと人は理解してくれます。
結果、猫のためにもなるということです。

人と猫とが共生するには
町にルールとマナー
コミュニケーションが必要なんです。

猫の問題は地域コミュニティ
で解決していきたいです。




地域の理解を得ることは時間がかかります。
またいろんなことが不足してる状況
なのも踏まえ、TNRをするのなら
まずはそこの地域の人に話をしてみてはどうか
ポスティングをするのはどうか
自分の活動をまとめたものを資料として出すとか
行政の担当課に相談してみる
議員さんに力を借りる
警察にも挨拶しておくなど
少しずつ自分の住む身の回りからできる
地域の啓発をはじめてみませんか?
という話となりました。




また河内議員、太田議員にご参加いただきました。
こういったトラブルに対して
餌やりマナーの啓発を広報にのせられるようにしたい
と言われてました。
地域猫活動への取り組みに力になってくださるそうです。
ありがたいです。


この前の地域猫活動セミナーでもらった
資料がわかりやすいです。
餌やりトラブルは感情的となり
喧嘩になりやすいですが
決して誰とも喧嘩をしてはなりません。



行政ともです。
売られた喧嘩はかわない。
何も生み出さないからです。
話し合いで解決しましょう。
お互いにできることを
協力していきたいです。


今年も猫ともクラブにたくさんの方に
お越しいただきました。
今回参加された方が知らないことを
知れてよかった
とうれしい感想をくれました。

一足飛びに町の問題は解決しませんが
一歩一歩歩んでいきたいです🌱

その過程が大切なんですね。
猫のことの悩みはつきません。
また来年もよろしくお願いします🐰






<1月の予定>
1/15藤井寺パープルホール
1/22富田林市エコールロゼ
にて開催します。

お気軽にご参加ください!
コメント
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