去年のクリスマスにトライアルに出てた
ブラノワちゃん
2匹は怖がりなのでケージからスタート
やはり最初はごはんも水も手を付けません。
トイレもしません。
猫はじめての方はドキドキですよね。
里親さんも会社で心配で仕方ありません〜とメールが!
上で固まるブラノワ〜
大丈夫です!
緊張すると猫はごはんを食べませんが
そこそこ人なれした猫は
だいたい次の日の夜中には食べます(笑)。
トイレもきちんとします。
ケージスタートでごはんを食べて
トイレをするようになれば
話しかけて、なでなでしたり
おやつをあげたり
おもちゃで遊んであげてくださいね。
遊びだしました〜
ごはんも完食!
とはいっても、ケージに手を入れると
噛み癖のあるブランは噛みます(笑)。
そんな時は手にミトンを入れて防御してくださいね。
しっかりケージでスリスリゴロゴロと
甘えてくれるようになれば
部屋フリーにします。
おもちゃで誘ったりして、部屋でも触れ合うようにすれば
ほらこのとおり〜
おそばに来てくれるようになりました!
ブランは後ろからなでると噛みません。
里親さんは華麗に噛み癖もかわせるようになり
なんの問題もありませんとの事で
正式譲渡となりました。
ひと月以上が経過してからお家にいかせてもらいました。
最初リビングにブランがいたのですが、軽いパニック状態
聞いた事ないような奇声をあげながら縦横無尽に逃げまくり。
ノワールも階段からちらっと顔を見せて
2階に逃げてしまいました〜
2匹はかなり怖がりみたいですね(笑)。
でも普段は、2匹ともにニャンニャンと
朝里親さんを起しにいき、帰りも出迎えるそうで
かわいい2匹との楽しい猫ライフを
満喫されているようでした。
1ヶ月前はきれいなリビングだったのですが
今は大きなキャットタワーにトイレが2つ
猫壱の猫皿にボロボロにされた爪研ぎがあり
かなりお猫さま仕様のおうちになってました(笑)。
きれいなお家なので、破壊されないか心配ですね
っていうと、里親さんはやんちゃですー
と笑っておられました。
いたずらしない大人しい猫が欲しいと
たまに言われ事があるのですが
そんな猫はいません(笑)。
壁紙ははがれ、カーテンやソファはほころび
カーペットには穴が開くでしょう。
散らかりもしますので、毎日掃除もしないといけません。
猫を飼うといろいろと大変なことが増えます。
医療費もかかるし、お世話もかかる
猫は、しつけができないので思い通りにはなりません
それでも猫と暮したいと思わないと
飼わない方が懸命です。
最初に保護された方にもご報告し
かかった医療費もお返しする事ができました。
幸せになってよかった〜
とたいへん喜ばれていました。
そしてそのまま同じ方面だったチャオくんにも会って来ました。
3歳大人猫にしたら、すぐに里親さんが決まった
ミラクルボーイのチャオくんです。
チャオくんは外で半年うろうろしてた割に
家に入れるとめちゃくちゃ大人しい。
保護前はケージ内大暴れ
夜鳴きで荒ぶりまくることも
想定してたのですが
ケージ内至ってきれい(笑)!
そばには来ないのですが、普通に触ればゴロゴロ
ブニャー〜と鳴くくらい
攻撃性ゼロと拍子抜けする程にいい子!
いつ茶トラ特有の気ままな本性が現れるんだろうと
待ち構えていたのですが
一向に変わりがありません。
里親さんがいうには、ビビリ自堕落優等生キャラ〜(笑)。
ごはんも初日から食べ
最初夜鳴きが1週間ほどあったそうなのですが
それ以外はまったく手がかからないんだそうです。
こういう大人猫をむかえるとまだ生活が乱されませんよ〜
チャオくん、うちではおもちゃに反応しない
どんだけ寝るのというくらいの寝てばっかりの猫でした。
でもおもちゃで遊ぶようになったそうです〜
なんと自作のキャットウォーク
ケージも用意してくださっていたのですが
お世話をしてるとケージからでていったようで
すぐにフリーとなりました。
近寄ると逃げるのですがどうしたらいいですかと質問が。
チャオくんは、甘え下手、自分からアピールしないので
グイグイいってくださいとアドバイスさせていただき
こちらも問題なく正式譲渡となりました。
いつも2段目のベッドで眠るんだそうです。
お客さんが来てもここにいて
触らせてくれるそうなんです。
なのに!
半年お世話した私たちがひと月ぶりに行くと
一番上まで逃げる!
しかもシャー(笑)。
イカ耳でこっちを怪訝そうにみます。
どういうことなんでしょう〜
でも最後に私たちもグイグイ触って来ました。
だってチャオくんがこんなに幸せになってくれて
うれしいんだもの!
里親さんと話してるとチャオくんのこと
かわいく思ってくださってるのがよく伝わり
平和に穏やかに暮すチャオくんをみて
やはり家の中で暮らす猫は最高に幸せにみえました。
うちは正式譲渡のあと、もう一度行かせてもらう事が
多いのですが、こうやって逃げられても
また里親さんとゆっくりお話をして
楽しいひとときを過ごさせてもらいました。
あとチャオくんの里親さんから医療費の負担も
お願いしてるのに
謝礼まで包んでくださいました。
ブラノワちゃんの里親さんも2匹分
の医療費負担です。
チャオくんもブラノワちゃんも若い世代の単身の方です。
お二方ともに猫初心者でありましたが
保護活動のに理解があり、応援もしてくださいます。
こちらも安心して猫をまかせられる
頼もしい里親さんでした。
社会の保護猫への意識が変わって来てるんだなと感じました。
少し前まで保護猫は無料でもらってもらうものでした。
野良猫なのに、ボランティアなのに
なぜお金をとるのかといわれたものです。
わたしたちも個人活動で譲渡金をいただくのは難しい
猫が幸せになれるのなら少々の無理は仕方がない
という意識であったと思います、、、。
今はすこしづつ里親さんに医療費の負担を
お願いするのが主流になってきました。
かかる医療費は猫によってバラツキがあり
平均化して一律とさせていただいています。
わたしたち保護活動者は
保護猫にワクチンや手術など
必要な医療をすませ
人なれ、家慣れをさせて
家猫になれる準備が整ってから
里親募集をかけます。
そのかかった医療費を里親さんに負担してもらうことで
無理のない保護活動を継続していくことができています。
大変な保護活動ではありますが
こんな幸せな姿を見たらがんばれます。
またしっかり保護猫のケアをして
そういったことを理解してもらえるよう
いいご縁へとつなげていきたいと思います。
本当にありがとうございました!
また何かあればいつでもご相談いただけたらと思います。
かわいいお写真もみたいです〜
これからもよろしくお願いします。
ブログランキング参加しています。
ブラノワ、チャオくんいつまでも幸せに〜
ご訪問ありがとうございます。