★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

雪灯りの散歩道

2012-02-18 07:23:29 | 日記
郷里では2月はじめに「雪灯りの散歩路」というお祭りがある。行ったことないけど……

http://www.kankou-kiso.com/event/yukiakari.html

アイスキャンドルとか雪像を町中に並べるのである。

「中部電力木曽営業所長賞」とやらをもらった「ドラゴンズ・竜の子たろう」。制作者の父上と母上。



http://www.hundred-years.com/cp-bin/blog/
こちらにも紹介されていた(笑)

別れに花束

2012-02-18 05:36:29 | 大学


口頭試問も終わり、謝恩会から帰ってきました。今年はなんだか別れが多い気がします。

それにしても、いつも私の指導学生は、送別会や謝恩会でもしくしく泣いたりしないやつが殆どであるのは何故だろう。私とか国語研究室のことなど最早ほとんどどうでもよくなっているのか、めったなことでは泣かない私の冷え切った心まで指導されてしまったのか、この程度で泣いてるのは「それ何の大衆読み物?」と感じる私の感覚が移っているのか……。おそらく、卒業論文を書く過程で、涙は枯れ果て、なぜか笑えてくる境地まで達しているからであろう。我々学者と同じく、論文を書き終えた若者に見えてくるのは、生き生きと冷え切った世の中の姿である。そこに自己を慰撫する余地はない、たぶん。