鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

見出し語の有無をチェックする

2006年08月27日 | 憶えるべきことを少なくする

(21.2.21 ×の漢字について追加)

1, 見出し語の有無のチェック

「辞典」または「四字熟語」に見出し語のない漢字は、原則として、学習しなくてもいいと考えていますので、帳面に親字を書きながら、見出し語の有無をチェックしました。チェックしたのは、主に

① 「辞典」の親字欄にある見出し語
② 「辞典」親字欄に下付き語があり、先頭の親字欄に見出し語のあるもの(例えば白堊

です。 これに対し、

③ 「辞典」の親字欄には、全く記載がないが、「辞典」のどこかに、当該漢字を使用した見出し語がある(例えば、daisaku様が指摘されている壑は、親字欄にも、下付き語を調べても見出し語はありませんが、丘壑巒壑、谿壑、渓壑の欲という見出し語があります)。→全部チェック済み(19.2.3追加)

④ 「辞典」には、見出し語がないが、四字熟語の見出し語には使われている漢字(例えば、鄒は、「辞典」には見出し語がないが、鄒魯遺風という四字熟語があります。)→これも全部チェックしました(20.6.21追加)

というのを探すには、「辞典」や「四字熟語」全部を渉猟しなければならず、これは大変です。謖は、見出し語のない漢字と思っていたのですが、昨日、【泣いて馬謖を斬る】という見出し語を見つけました。こうやって見つかると、勉強する漢字が増えるから、此畜生と思うので、多少、定着性に資するかもわかりません。


2, 見出し語のない漢字の分類

見出し語のない漢字を、次のように分類して、帳面の親字の頭に記号をつけました。また、「辞典」の1級親字欄にも印しています。

× 親字の意味欄に熟語が全くない、しかも、親字の下に訓もない漢字。従って、出題可能性は極めて低い(×の漢字)。 →と書いたのですが、20-3にが出題されましたので、×の漢字の音熟語の学習を初めています。

親字の意味欄に熟語がある、または、親字の下に訓がある漢字(▲を除く)。見出し語のある漢字に比べれば、出題可能性は低く、当面、勉強しない。出題可能性はあるが、出題されても、読み問題で僅かであり、書き取りで出る可能性は極めて低い。見出し語のある漢字を優先的に勉強し、余力があれば勉強する漢字 ( △の漢字)

▲ 親字の意味欄に熟語がある、または、親字の下に訓がある(△と同じ)。そして、実際に過去問で出題された漢字(18-1の例だと撕、莅(▲の漢字)

▲ については、18-1以外は、「辞典」に書き込んだものだけしか今のところわかりません。今後、過去問を、帳面に書き込みながら、調べていきたいと思っています。 ▲ は、例外的に勉強した方がいいと思います。

見出し語のある漢字、無い漢字の数、×△▲の数は、別項に移しました。



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