EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

旬の物を食わんかいっ!!!

2012年09月27日 | 日記
私は生まれも育ちも大阪ですが、うちの父親は九州男児である。。。。


今日何か月かぶりに実家に電話をしたら、父親にこっぴどく色々と言われた、その一フレーズがこのタイトルでした。



日本は今、さんまや栗や、マツタケの季節なんや。お前はこの前、お母さんに日本の味噌汁やらなんやら送ってと頼んだみたいだけど、そんなんまちがっとんのとちゃうか!? そっちのなんちゃらキノコやなんちゃらキノコやら、旬の物をたべとんのか?
どうせろくなもん食うてないやろ!!そんなんで、感性を磨けるとおもっとんのか! 

旬の物を食わんかいっ!!


と言われた・・・・。久しぶりに話してえらく沢山のお説教を一遍に食らい、お腹一杯だったわけですが、、、、


確かに、旬の物を食べる、季節の花を部屋に置く。
とても大切なことだ。





という事で、よく名前も知らない、秋になるとよく見る黄色いキノコを買ってみた。
美味しそうなイチジクがとても安かったから、サラダに入れてみようと思う。



それから、思わず笑ってしまったワンフレーズ、


「日本はベルギーには負けてへんぞぉ!!」


だってさ・・。

父はよほど私に日本に帰って来て欲しいようです。。。

ベルギーへ嫁に出した気分なのであろうか・・・・



私が頻繁に連絡をしないから、心配を余計にかけるのであります・・・・。
でも、今の世の中、パソコンがあれば、無料で電話も掛けられる時代なのに、、、
両親ともに掛ける方法を良くわからないらしい。。。。毎回日本に帰国するときに教えてるのに、、、。

文明遅れの白木家。。。。私ももう既にその一員だけど。。。。



ベルギーはもう、暖房の話が出始めるほど、寒くなりました。。。。。。
マフラーを家の中で巻いてこれを書いてます。。。
さすがに私の部屋は、薪の暖炉じゃなく、全然温かくならないオイルヒーターがあるけど、
こちらは、たくさんの家が暖炉で、冬になると白い煙がもくもく出ている家があって、
可愛く、また趣きがありますね。
ちなみに、何度も何度も、暖房が使えない経験が私もありますし、水道管があまりにも寒くて凍ってしまい、
お湯が出ない話もよくある。。。。また寒くて長い、そして、暗~~~い冬が近づいてきたみたい。。。。。

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4 コメント

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Unknown (nakanishi)
2012-09-28 09:40:12
「元気にしてるんだろうか?いったいどうしてるんだろうか? 寒くないかな? 風邪ひいてないかな?」と毎日毎心配してられるお父様・・・声を聞いたとたんに、その想いが一気に飛び出して、止まらなくなって・・・お気持ちはお察し致します。
私も今春から長男を下宿させて、やはり一番気になるのは「ちゃんと食べてるんかな??」です。
   
そして、『旬のものを食べる』 ということは、自然界に生きていく者として、とても大切なことだと思うので、お父様のお言葉は素晴らしいと思います!          
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http://s.ameblo.jp/toocp-secret/ (TOOCP)
2012-10-02 00:14:26
いい親父さんだなぁ~(しみじみ)

旬を感じとる感性かぁ・・・・それですよね、最後は。うん。

バッキングってゆーかコンティヌオのアコンパニャートひとつとってもね、
「だっせ~」と「すげ、キレてる!」の差を分けるのは結局はその感性なんじゃね? なんてね(゜ロ゜)

あ、そうそう、けど親父さん、娘さんもイイセンスしてるんですよ?
味噌って、あれ植物性蛋白ですから。ダイズ由来ですから。

そこは認めてあげましょうよ(*^^*)
バッチリ親父さんの血を引いてるってことで(^_^)/

・・・って、あれ?
親父さん、ここ読んでないんでしたっけ・・・?(゜ロ゜)

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http://s.ameblo.jp/toocp-secret/ (TOOCP)
2012-10-04 02:38:57
そうそう、「日本はベルギーに負けてへんで!」も真理だとおもいますよ(*^^*)

つい最近ですが日本のバロックVn奏者の演奏を聴いたんですけどね、古典音律を完璧にトレースする音程の良さはもう、ベルギーの誇るスタアを凌駕してましたよ(*^^*)

情報技術の発展で人類はもう、「空間的距離」を埋めるって課題を克服したのかも知れませんね。
↑つまり「地の利」を誇る時代は終わったのかも(゜ロ゜)

そしてミュージシャンの新たな課題は「時間的距離」を詰めるって言う、最難問に向き合うことにシフトしていってるような気が(゜ロ゜)

そしてこの300年の時間を埋めるって作業は親父さんの言われる通り、日本でもベルギーでも、等しく平等に、イコールコンディションで向き合える作業なのかも知れませんね(^_^)/

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Unknown (INOUE)
2012-10-11 14:28:20
わたしも親に「全然顔もみせんで、なにやってんのん!!」と、しょっちゅう電話で叱られてる人間でございます。

iいやはや、帰りたくないわけじゃなく、なんだかんだで帰ってない・・それだけなのに、
帰ってないだけで大罪!な感じに言われちゃいますが、
逆に、親の元気さを思い、ほっとします。

うちの親は北陸出身なので、とにかく、辛抱強い、粘り強い、働き者・・です。

なので、ぬくーい関西の地でちんたら暮らしてる娘がはがゆいのでしょう。

それも、親が老け込まない一つの要因かもしれません。

体大事にしーや、とか、ちゃんと食べてんのか?とか、
毎回、毎回、親は同じことを言い続けるわけですが
(不思議なことに、こちらからかけた電話ではやたら長く説教されますね)

ま、わたしのことを、そのレベルで心配してくれるのは、
地球上、母しかいないのかもしれない・・
と、思うと、

かーちゃん、すんまへん・・と、思うわけです。

親に叱られてばかりのわたしですが、同時に、子を持つ親でもあり、そのアホな行動に頭痛もしばし・・

でも、子が楽しそうにしていると、

「まあ、ええか」ってな風に思ったりします。

なので、長々書きましたが、
白木先生が好きなことに真摯に打ち込んでいる姿を感じることが、ご両親にとってもとても嬉しいことなんでしょうね。

ま、あまりに距離があるので、「かえってこ~い」コールが出てもやむなしなんでしょう。

ともあれ、叱ってくれる親がいるうちはお互い幸せなのかもしれません。

寒い冬を迎えます。
どうか、お体お大事に。
そして、帰国の際には、またお会いできることを楽しみにしております
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