塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 歴史資料の宝庫へ 秘閣粘葉本_平家物語

2014-12-30 03:37:09 | ミュージアム巡り_2014
 続いては「平家物語」諸本のうち、「秘閣粘葉本」(江戸時代前期
写本、紅葉山文庫旧蔵、全13冊)の名で知られた写本。

 “秘閣”とは紅葉山文庫の別称、“粘葉”は和本の綴じ方のひとつ
で、料紙を1枚ごとに二つに折り、その折り目を糊付けして重ねる綴
じ方。しかし、展示写本をよく見ると、“粘葉装”ではなく“綴葉装”
で綴られている。

 この「秘閣粘葉本」は、金泥や銀泥で下絵を描いた料紙に書写さ
れている美麗な書で、葵の御紋の入った観音開き蒔絵箱に収められ
ている。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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