僕の出身地の岐阜県美濃地方東部は、古くから陶器の産地として有名な地域です。
陶器のことを瀬戸物とか美濃焼などと言いますが、陶器の中で美濃焼と言われるものは、その地方で作られたものの事です。
僕がまだ小さかった頃、僕の街には陶器の工場がたくさんあって、街のあちこちにレンガで作られた陶器を焼く窯の煙突が立っていました。
街中に陶器の釉薬の臭いが立ち込めていて、正に陶器の街、と言う感じの風景でした。
このところは安い海外製品に押されて廃業する窯も結構あって、レンガの煙突も釉薬の臭いも、昔ほどは無くなってしまったんですが、それでもやっぱり主たる産業は窯業なんです。
美濃焼で代表的なものは、織部焼と言われる陶器で、その特徴は深い緑色の釉薬の色です。
子供の頃から嫌と言うほど見ていますし、街中あちこちに『織部』や『おりべ』、『オリベ』に『ORIBE』と言う名前の付いたものがあるのでちょっと飽きが来ていますけど・・・。
遠くに住む人などにその織部焼の茶碗や湯飲みなどをプレゼントすると結構喜んでもらえますし、地方色のある贈り物になるので、重宝しています。
価格もそれなりにするものからお手ごろなものまでいろいろありますし。
さて、そろそろ次回の番組を作りたいと思いますので、メッセージ・テーマです。
次回は2月28日です。
調べてみると、慶長4年、1599年のこの日、古田織部が、後に織部焼と呼ばれることになる自分で焼いた茶器を用いて茶会を開いたことに由来してこの日は『織部の日』に制定されているんだそうです。
織部といえば、よく『なんでも鑑定団』に出てきて、本物はかなりの高値が付く事もありますね。
偽物でがっかり、と言う事も良くありますが、鑑定に持ってきた人は『高値なら売って贅沢したい』という人と『末永く家宝にしたい』という人に分かれますね。
そこで次回は
『鑑定は?』
と言うテーマで、もしも自宅にとんでもないお宝があったら、あなたは売って贅沢がしたいか、それともいつまでも大切に持っていたいか、どちらのタイプか、について書いてみてください。
あて先は
yagyu_shinya@yahoo.co.jp
です。
ホームページの『Radio』のページのメールリンクからメッセージしてもらえれば、あて先もタイトルも設定されます。
もちろん、テーマ以外の内容も大歓迎です。
あなたのメッセージ、お待ちしています!
☆★☆ Information ☆★☆
【おにがしま アコースティックライヴ】
日時:2014年3月22日(土) 19時00分~
場所:うどんおにがしま
愛知県安城市池浦町池東20-1
電話:0566-93-9797
料金:1500円(食事代別)
おにがしまのアコースティック・ライヴはバードランドとはうって
変わって、オリジナル曲・カバー曲を取り混ぜたいつものスタイル
で行います
シンプルなアコースティック・サウンドで奏でると、オリジナル曲も
カバー曲もまた違った魅力で聞いていただけると思います
おにがしまの絶品うどんを堪能しつつ、ライヴを楽しんでください