Groovy Days

2008年7月23日マキシシングル『青空』をリリース!
柳生伸也のblog

第一陶技学園 開園二十周年記念式典

2013-04-13 17:26:47 | 活動記録

今日は朝からとてもよく晴れていて、雲ひとつ無い青空が広がっていました。
まるで今日の第一陶技学園二十周年記念式典を天気も祝ってくれているような空でした。

少し陶技学園について説明させてください。

陶技学園は知的障害を持つ人たちが製陶技術を学ぶ事により、地元の産業である製陶会社に就職できるようにと言う理念で設立された社会福祉法人です。
と言うわけで、今日は学園の利用者さんの作った作品の展示や即売も行われていました。

さて、今回のイベントは、前日にしっかりとリハーサルが出来ていたので、特に問題は無いだろうと思っていましたが、当日になって変更になった事があって、慌てて対応しました。
と言うのは、とても立派な生け花がステージ上に用意されていて、それがスピーカーのちょうど真正面に当たる位置になっていましたので、急遽、スピーカーの位置を変更する事にしました。

ほんの少しの変更なので大丈夫だろうと高をくくっていたんですが・・・。
本番が始まってみると、ヴォーカルの低音が若干ハウリングしてしまいました。

仕方が無いので、なるべくハウリングの原因になる音域を使わないように低音部の歌い回しを工夫しつつ、また、モニタースピーカーから少し遠ざかるようにして1曲目をしのぎました。

2曲目までの間をトークで繋ぎつつ、すぐにヴォーカルマイクのイコライザーの設定を変えてもらいました。
緊急の対処でしたが、上手くやってくれたのでその後はハウリングの危険を全く感じることなく思い切りやれました。

皆さんとても楽しんでくださったようで、手拍子をしてくれたり、知っている歌は一緒に歌ってくれたり、会場は終始笑顔に包まれて、楽しい雰囲気で最後までできました。
お客さんの感情がダイレクトに伝わって来て、本当に良いライヴになりました。
皆さんが楽しそうに聞いてくれたので、僕はいつもよりも良い歌が歌えたと思います。
ありがとうございました。

今回のイベントを企画し、僕を呼んで下さった陶技学園の職員の皆様、ありがとうございました。
また何かあったらぜひよろしくお願いします。

そして、今回も良い演奏をしてくれたサポートメンバー、本当にありがとう。
明日もよろしく!

さて、式典の中のイベントとしてのライヴでしたので、自分の出番が終わっても機材の撤収をして帰宅すると言うわけに行かず、僕達は用意していただいたお弁当を食べた後、控え室で世間話などをしていたんですが、それでもなお時間が余ったので、僕は日課のウォーキングの変わりに会場周辺を散歩してみる事にしました。


会場の多治見市南姫公民館の周りを歩いてみると、写真のような看板を見つけました
これは面白そうだと思って山に分け入っていってみると・・・。

案外長い距離を歩かなくてはいけなくて、しかも、特に何があると言うわけも無いただの林道でした。
アップダウンのきついその道を20分ほど歩いてみると、最初に山に入った公民館の裏とは反対側の、表側に出てきました。
天気の良い、春の日でなければ途中で引き返していたでしょうね。
でも、綺麗な空気の中を歩くのは楽しいものでした。


最後になりますが、今回のイベントで展示されていた、施設利用者さんの作品で僕がとても気に入った作品を一つ紹介させてもらいます。

クロスステッチで作られたお雛様のタペストリーなんですが、とてもシンプルなデザインで可愛らしいと思いませんか?
他にも素晴らしい作品は沢山ありましたけど、特にこの作品に心動かされました。

多治見市はひな祭りや端午の節句、七夕などの年中行事を旧暦でやりますので、今の時期はちょうどひな祭りの時期で、季節にもちょうど合っているんですよね。
作品作りはとても根気のいる作業だと思いますが、写真では分かりにくいかも知れませんがとても丁寧な仕上がりでした。

僕もこう言う物を作ってみたいなぁと思ったんですが、どうも縫い物は苦手ですので、思うだけにしておきます。